先週は内房の上総湊港でハゼをたくさん釣ることができました。
しかしサイズは15cmが最大で、ほとんどは10-12cmのものばかり。
持ち帰って下処理する際に、小さな魚体から頭を落として、背骨を取り除くと、
食べる部分は、ほんとわずかな量です。やはり大きなハゼが欲しいです。
サイズを狙うなら、外房いすみ市の夷隅川のハゼは20cmあるらしい。
しかし今週は水曜日に台風が太平洋側へ逸れて、
水木金ずっと雨が降り続いていました。
天気が悪いし、川が濁ったらハゼだってエサが見えないだろう。
今週はやめておこうかな? だけど釣れていたらどうする?
こんなコンディションが悪い時に大釣りする場合もある。
現地へ行ってみて判断してみるか。
うーん、しかしなあ、常識で考えたら、釣れないだろうなあ。
行くか行かないかの思案を朝まで迷っていました。
が、
26日AM6:45自宅を出発しました。
土曜日の早朝のガラーンとした首都高速、さらに市川まで湾岸線も、
混雑無くスイスイ通過できました。
しかし、なぜか、いつも市川付近から千葉方向への道は混雑しているのです。
今回はすぐに東金道へ乗り継ぎました。
東金道を走り抜けると、九十九里有料道路へ乗り継いで、南下しました。
九十九里有料道路へ入ると海側から猛烈な強風が吹きつけてきました。
左側の太平洋の様子を伺うと・・・
ざっぱぁああああああーーーーん。
AM9:20 現地に到着しました。ここまで110km。
茨城方面へ出撃するよりも距離は短いのに、ずいぶん走った気がします。
現地の夷隅川は予想していたとおり、ドロドロの濁り水でした。
ハゼだって増水したときは川岸寄りの淀みへ避難しているはず。
川岸の凹みや、淀みを探しながら、エサを落としてハゼからの応答がないか試みて
みますが、ぜんぜん無反応でした。
今回準備したエサは蒸し貝柱を初めて使用しました。
ハゼ釣り専門家たちはゴカイを使わず貝柱を使用するらしいです。
貝柱なら近所のスーパーに売ってるし、冷凍保存もできるし、便利ですね。
しかし、エサに何を付けてもこの濁りではダメですわ。
1時間ほど夷隅川本流河口部から500mほどの区間を探り、
さらに河口部の干潟も探ってみましたが、1匹も掛かりませんでした。
次にリゾート施設周辺を流れる支流河口部に移動しました。
ここでは数名の地元釣り師たちがおられましたが、皆さん渋い顔です。
ここでも探ってみましたが、コツコツとしたアタリは出るものの、
ハリが口に掛かるまでには至らず。
小雨が絶えず降り続いており、寒いです。
結局のところ、外房の夷隅川では1匹も釣れずに撤退しました。
PM0:30 終了しました。
このまま自宅へ引き返しても良かったのですが、時間は余っているし、
先週よく釣れた内房の上総湊へ様子を見に行くことにしました。
夷隅川から上総湊まで75kmでしたが、PM2:30には到着しました。
内房では風は吹いていませんでしたが、ここもドロドロの濁り水でした。
先週のポイントとは違う対岸の砂浜に降りて、ルアーロッドで投げ釣りの要領で
探ってみました。
エサの貝柱は思ったよりハリ持ちは良く、遠投もできました。
30分ほどあちこち投げ込んで探りを入れていたらハゼが居ました。
投げ込んで糸フケを取って、ほんの少しだけチョンチョンと誘ってやると、
コツコツとハゼの力強い前アタリがあり、そのまま数秒待ってから少しテンションを
かけると、コココココーンと強く長く引き込むアタリで、ハリが掛かりました。
ドロ水の中から14cmのハゼが現れました。
再び同じポイントへ投げ込んで待っていたら、すぐにアタリが出て
さらに同サイズをもう1匹追加しました。
これは釣れるかも・・・と思っていたら、この2匹だけで、あとは続かず。
このあと流木やらゴミやらばかり引っ掛かって、
やはり先週のポイントでやってみるかと、場所を移動しました。
小雨降るなかで、先週のポイントで1時間以上ねばって、どうにか1匹ゲット。
12cmのかわいいハゼちゃん。
夕方、日が暮れるまで頑張りましたが、アタリは続きませんでした。
PM5:30 現場から撤収しました。
やはりドロ濁りのなかでは釣れないことが判りましたが、
今回使用したエサの貝柱は使えるなあ、と思いました。