火曜日に上越で購入した2000円分の青イソメがまだ大量に残ってました。
昨日初めて上総湊港でハゼを狙いましたが、要領が判らず9匹に終わりました。
青イソメはそれほど消費しませんでした。
大量の青イソメを無駄に捨てることは避けたいです。しかし放置しておいても
あと2日ほどで死んでしまいます。
ならば翌日もハゼを狙うのか? それとも近所の荒川でチーバスでも狙うのか?
いろいろ思案した挙句、もういちど上総湊でリベンジするということに決めました。
少しは要領が判ってきたので、ポイントや仕掛けなど作戦を練り直しました。
となれば、翌日は日曜日なので、交通渋滞のこと、場所取りのことなど
いろいろ考えて、日曜日はAM4:00起床、4:30に出発することにしました。
9月20日の日曜日、予定通りAM4:30に板橋の自宅を出発し、首都高速滝野川IC
から乗り込んで、大井JCまでずっとトンネルのなかを猛ダッシュで通過しました。
昔、ファミコンで流行った「街道レーサー」「首都高バトル」のような気分です。
大井JCで湾岸線に出て、空港中央を通過し、アクアラインまでまったく渋滞すること
なく快適に通過して、館山道の富津中央ICで降りて、現地の上総湊港へ、
AM5:40 到着しました。自宅からここまで80km離れてますが難なく来れました。
上総湊港では、乗り合い釣舟に乗るアングラーたちは大勢待機していましたが、
オカッパリでハゼを狙う釣り人は誰もおりません。
竿とクーラーボックスだけ持って、濡れてもいいように便所のスリッパを履いて、
ヨタヨタと駐車場から河口に向かって歩いていると、
向こうから犬を3匹連れて散歩をしている地元の御仁とすれ違いざまに挨拶。
御仁「おはようございます。」
私 「おはようございます。」
御仁「船で鯛を釣られるのですか?」
私 「いえ、ハゼを釣ろうと思って。」
御仁「ハゼならね、あそこの川の真ん中を仕切る堤防からギリギリ1m以内に軽く
投げ込めば、誰でも簡単に釣れますよ。
でも、あー、底にゴミが溜まってる時はダメだけどね。やってごらんなさい。」
私 「いいこと聞きました。有難うございます。」
今思うと、この御仁は神様が姿を変えて私にアドバイスしてくれたのかな?と
思うのです。
AM6:00前の時点で、私の他に誰も居なかったので、御仁に言われたとおりに場所を
JR内房線の鉄橋より下手に確保しました。昨日釣っていた場所よりも漁港入り口に
近いところです。
潮はAM6:00満潮、AM12:00干潮、です。
この川沿いの堤防を今朝は私が初めてなのでしょう。堤防から川の中を覗くと、
30cmほどのクロダイが群れをなしてエサをあさっていました。
ここはなかなか魚影が濃いですね。
昨夜も帰るときに漁港の舟溜まりでクロダイがゆらゆら泳いでました。
天気は曇り空で弱い風が吹いていて、とても涼しく心地良く感じられました。
川の水は透明で、ゆっくり下流へ流れていました。
満潮の潮止まりからスタート。
地元御仁が教えてくれた通りに、川の真ん中の堤防に向けて投げ込みました。
・・・糸フケを取って
・・・竿をチョンチョン
・・・ココココン、グィイイイーン
・・・で
すぐに1匹ゲット。
やはりあの御仁は神様じゃ。感謝 感謝。
すぐさまもう1匹追加。
サイズは10cmほどの小さいハゼですが、奇麗な魚体です。
最大で15cmぐらいでした。
しかし、ハゼのアタリが無いとき、ずーと放置しておくと、・・・
・・・やはりエサが無くなります。
犯人はコイツに確定 ↓ ↓
鉄橋にJR内房線が通過します。
旅情ですかね。
だんだんハゼ釣りの人が増えてきました。
そちらは駐車場から直接竿を出せますが、漁港を出入りする船が通るので、
ハゼは少ないようです。見ていてあまり釣れていませんでした。
AM6:00からずっと釣り続けて、7時間経過して、PM1:00にはすっかり潮が引きました。
天気が崩れて、風が強くなり、雨がポツポツ落ちてきました。
青イソメもようやく少なくなりました。
これぞちょうど潮時、あと1匹釣れたら終わりにしようと思っていると、
竿先がココココココココーン!!と引き込まれました。
おっ、最後にデカいハゼの登場かな? 有終の美かな? と思いながら
リールを巻くと・・・
水中でキラリ。
ん? おまえは何者じゃ?
これって、ロウニンアジ?
これって、GTっていうやつ?
ウチへ帰ってから調べたら、ギンガメアジだそうです。
有終の美とはなりませんでしたが、
昨日のリベンジは十分果たすことができました。
数えたら、なんと55匹。(サイズは10cm-15cm)
昨日の6倍も釣ってました。
こいつらをどうやって料理しようか? 思案中です。
追加記載 2020.9.21
55匹のハゼはいちど天婦羅にしました。
天つゆで美味しく食べておりましたが、さすがに飽きました。
残りはさらに南蛮漬けになりました。
こっ、これは美味しい。
絶品の味でした。