火曜日に有給休暇を取得できたので、懲りずに出撃しました。
天気予報では、火曜日のみ崩れて、大荒れになるとか。
なぜこの日だけ?と言いたいです。
出撃の場所は小名浜港のあの場所、旧市場前堤防の、ややこしい場所です。
ややこしいからジモビーでさえ、竿を出さない場所です。
昨夜は深谷で飲み会があったのですが、二次会のカラオケは取りやめて
早め目に寝たのですが、今朝はなかなか起きれなくて、出発はAM5:00。
深谷から小名浜まで230kmもあるので、北関東道と常磐道をどんなにぶっ飛ばしても、
朝マズメのチャンスには間に合いません。
小名浜港へ到着したのはAM9:00。
堤防には地元いわきナンバーの軽バンや軽トラやら、ご隠居さんたちの常連さんばかり。
そんなところへ私が遅れてやってきて、ややこしい場所で釣り座を構えても、
常連さんたちは全くの無視です。
あれやこれや干渉されないから、かえって気が楽でした。
私ひとりだけ天邪鬼で、反対方向へ投げ込みます。
4本の竿にアオイソメと塩イソメを2匹ずつ針に刺して、ドボンと近投しました。
AM9:20 スタート。
クルマの中で朝メシを食べながら、目だけ竿先を見張ってました。
曇り空で無風で、寒くありません。土日と違ってとても落ち付いてました。
「どうせ勝負は夕方、」と、のんびり構えてスマホをいじりながら、
ふと竿先に目をやると・・・いちばん右の青い竿がアタッてますがな。
竿先が5センチほど何度もおじぎを繰り返しました。
慌ててクルマから飛び出して、竿を持って、アワセると、
ググーツと重たい手応え。
リールをグリグリ巻いていると、急に信じられないぐらいの強い引きになり、
下へ下へと突っ込んだので、これはフグではなくカレイだと確信。
竿をグィーンと曲げて、足元から茶色い菱形が浮かびあがってきました。
マコガレイ 35cm
ジモビーたちに見つからないように、こっそり車の陰で獲物を〆て
クーラーボックスへ。
さてと幸先良く1匹確保できたので、気分がずいぶん楽です。
2匹目を狙いましょか。
その後すぐに雨が降り出して、次々とジモビーたちは帰ってゆきました。
ええなあ、ジモピーたちは。オレなんかクソ高い高速代、ガソリン代、エサ代、考えたら
おめおめと引き下がれないし・・・そう簡単には撤収できません。
強風と雨の中、私独りだけになりました。
30分間隔で黙々とエサを付け替えて投げ込みますが、
この日はエサ取りのフグもいません。
ビローンと伸び切った冷たいエサが戻ってくるだけです。
たまーにお星様が付いてくると、その重たさに一瞬だけ喜ばせてくれます。が、
すぐにガッカリで・・・。
満潮の夕方、最大のチャンスタイムも何も起こりませんでした。
完全に暗くなるAM18:00まで粘りましたがダメでした。ここで終了です。
最初の1匹をゲットできたから良かったですが、なんとも根気と忍耐の1日でした。
ひらの釣具店で購入した青イソメ6パック(3,300円)のうち、2パックしか使用できず、
また4パック分の塩イソメを大量に作らねばならんのか、と思うと・・・
なんとも、憂鬱です。
翌日は出勤なので、なるべく早く帰りたくて、ハイドロプレーン現象もなんのその、
50km/h規制がでている豪雨の高速道路を120km/hで帰ってきました。