この夏、2.7mの投げ竿を4本入手しました。
飛距離よりも狭い釣り座での使い勝手を重視して購入したのですが、
なかなか竿のポテンシャルを発揮できる機会がありませんでした。
まだ残暑も厳しいですが、台風10号も消滅して、カミナリや豪雨も
少なくなってきたのではないかと思います。
土曜日の午後2時に深谷の自宅を出発して、北関東道の太田薮塚ICから
乗り込んで大洗ICまで140km、それでも新潟方面へ行くより近いので、
涸沼で夜釣りをすることにしました。
大洗ICで降りて、すぐ近くの釣侍さんでアオイソメ3パック(1,830円)
購入しましたが、心なしか少なく感じました。
涸沼の土手に上がって様子を伺いました。
下流、大洗方面
上流方面
おっ、ラッキー
このまえ8月に来た時は、足場が水没してましたが、今回は水位が下がって、
土手下で陣地を作れそうです。
さっそく2.7mの竿4本立ててみました。
4本のうち、左の2本の黒い竿にはジェット天秤15号を付けて、ブッ込み。
右の2本の赤い竿には電気ウキを付けて、ウキ釣り。
シーバスに対しては、エサは底に這っているより、浮いているほうが喰い易いらしい。
本当なのか?ブッ込みのほうは、とりあえずフロートを付けて投げ込んでみました。
今じゃもう全てLEDに変わってしまった電気ウキですが、単三乾電池2本の重さを
利用して自立するナショナル製のウキは非常にタフで壊れませんね。30年愛用のもの。
意外や意外、最初の1匹目は電気ウキを回収している最中に喰いついてきました。
しかし小さいですね。6000番のリールでは、全く抵抗することも無く寄ってきました。
2匹目もベイビーなセイゴ、リールを巻き始めた時は掛かっているのかどうか?
判りませんでした。
ジェット天秤のブッ込みも、電気ウキも、両方ともアタリは連発するのですが、
なかなか針掛かりせず、アオイソメがどんどん減ってゆくので、
足元をわらわら歩き回っている磯ガニを捕まえて、試しに放り込んでみたら、
なんと小チヌが掛かってきました。
しかしカニではアタリが遠のいてしまい、その後はまたアオイソメに戻しました。
本日の狙いは、竿のポテンシャルを試すために大きなシーバスを掛けることなので、
そのあとはアオイソメで通すことにしました。
小さいシーバスばかりでうんざりしていたので、思い切り遠投してみました。
この竿、15号天秤でもよく飛びますわ。重たい電気ウキでも予想外に飛びました。
すると、遠投ブッ込みのほうに竿ごと引っ張り込む大きなアタリが出て、
この日一番の強い引きに出会いました。が、何の苦労も無く寄せてきて、
60cmぐらいの銀鱗の、美しい魚体の魚を抜き上げたのですが、よく見ると、コイツは
ニゴイでした。
その後も同サイズのニゴイを追加しましたが、暫くすると遠投でも小さいシーバスの
アタリに代わってしまいました
日付が変わって、日曜日のAM1:00になってもチーバスのアタリばかり続いて、
高温多湿の環境で、ええかげんしんどくなってきました。
もうこれ以上釣りを続ける気力も無くなってきたころ、地元のルアーマンと
談話する機会があり、この涸沼でチニングの効果を試されているところでした。
すると、私の目の前で、私がカニで釣り上げたのと同サイズのチヌを立て続けに
2匹釣り上げられました。これはこれで衝撃的な場面でした。
AM2:00 釣りを止めて自宅へ戻ることに。
今回持ち帰ったサイズのシーバスなら、何の抵抗も無く寄せて抜き上げられたので、
ぜひとも再度、大きいのを掛けてみたいです。