漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

202411.16  待ち望んだカレイの季節ですが緒戦は完封負け  石川県西海漁港

2024-11-17 21:18:20 | 海釣り

年々接岸の時期がずれ込んでいるカレイの投げ釣りです。

昔は10月の第4週目あたりからポツポツ釣れ出していましたが、最近では11月の第4週目?

いや12月に入らないと釣れ始めません。これも地球温暖化による水温の低下が遅いから

でしょうか。だけど、私のような気の早い釣り人も居れば、カレイだって気の早いカレイも

居るでしょ。

2024年のカレイ狙いも今週からスタートすることにします。

シーズン目標は30cm以上をシーズン終わりまでに合計10匹以上釣り上げること。

カレイなら種類は問わないけれど・・食べるならナメタ、マコ、マ、イシガレイの

順ですかな。ヌマガレイは食べたくないです。なおホシやマツカワガレイなどは

未だに釣り上げたことが無いのでわかりませんが、

まあ、とにかくデカいカレイが釣れりゃなんでもいいです。オヒョウでもOK。

但し、ヒラメやウシノシタは除外します。

なるべく能登半島で釣り上げたいです。昨シーズンは能登半島の震災以降、

能登では1匹も釣り上げていません。地震や豪雨の災害からより早い復興を願って、

能登の海の環境も早く戻って欲しいです。

ずっと昔から定年後のセカンドライフは能登半島で竿を振ること、と夢見ていたことも

あって能登への愛着も強く、なるべく将来に役立つような現地でのデータ収集に

撤したいところです。

 

今週は15日(金)PM19:30に深谷の自宅を出発して、上里SAから乗り込んで、すぐに

上信越道へ乗り込み、上越JCを経て、北陸道を南下。

北陸道の小杉ICで降りて、上州屋新高岡店でアオイソメ4パックと紅イソメ4パックの

合計8パックを購入して、西海漁港へ向いました。

 

16日(土)AM2:30 現地に到着。曇り空ですが、天気予報を信じて、駐車場で

荷物を作りました。

投げ竿4本とルアー竿1本、リール5個、三脚2本、60cmタモ、

クーラーボックス、水汲みバケツ2個、釣りエサ、氷、おやつ、ペットボトル茶3本、

27号オモリ12個、などなど・・・超重装備。

とにかく重たいです。・・・新しくパックパッカー用の60リットル容量の背負いリュックを

アマゾンで購入しましたが、パンパンです。・・・これを背負って、いちど屈むと、

膝の筋肉だけでは足を伸ばせません。

大堤防の先端までに数カ所の大きな段差や階段があるので、キャリーカーや台車を

利用しても手間は同じぐらいかかります。

 

AM3:00  大堤防のやや真ん中、いつものポイントに陣地を築きました。

AM4:00  4本の竿の準備が整いました。

 

まずは海の神様へ無事故・無災害を願いまして、祈祷のお神酒です。

神様へたくさん、私にちょびっと、です。でもジャンボボトル(笑)

 

 

さあ、釣りを始めますか。

2024年のカレイ仕掛けです。2023年バージョンから変更無しです。

 

ヨリトリゴムとパラゴンを直結して、石鯛用パイプ天秤にパラゴンを通して、

27号弾丸オモリを取り付けました。

投げ込むときは先オモリ仕掛け、海底では遊動式仕掛け、短ハリスでカラミは皆無です。

そして大物が掛かったときはヨリトリゴムが効果を発揮します。

 

ササメの管付きヒネリの丸セイゴ15号ハリに、ハリスのフロロカーボン5号を結び、

さらにフグ除け赤パイプと発光ビーズを取り付けてます。

ダミーのソフトルアー3本をフグ除け赤パイプに取り付けて、

その下のハリには本物のイソメを3匹房掛けです。

 

ダミーのイソメはTEMU通販で購入しました。今回初めてテストしました。

ダミーイソメにあらかじめ前日から味塩とマルキューのアミノ酸パワーをふりかけています。

 

こんな仕掛けでほんまに釣れるんか?と思われるでしょう。

でも釣れました。この日、唯一、ハリを咥え込んだバイ貝です。唯一の獲物でした。

しかもダミーも全部呑み込んでましたよ。

 

 

 

曇り空でしたが、ときどき美しい満月が釣り座の正面から照らしました。

あと2時間ほどで西の山陰に満月が沈んで朝になります。

 

この満月が沈むと、代わって背後からお日様が射してきます。

 

 

 

 

16日(土) AM4:00 から釣り始めて、満月が沈み、AM6:30 朝になって太陽が上り、

そして昼になって、潮の流れが変わり、さらに午後になって、そしてまた夕刻になって

PM16:30 日が暮れて、PM17:00 暗くなりました。PM19:00 夕マズメのチャンスもなく、

ここまで釣りを始めてから13時間、「カレイよ頼むから1匹釣れてくれ」と願いながら

黙々と4本の竿を睨み続けて、30分ごとにエサ交換して、投げ直しました。

エサチェックするも、何者にも齧られず、ビローンと伸び切ったイソメが戻ってくるだけ

で、フグさえ喰わないとはいったいどういうこと?

 

回収して戻ってきたエサに触れると、めちゃくちゃ冷たかったことに驚きました。

海の底は思ったより水温が下がっているようでした。

えっ、水温が急激に冷えて魚たちの活性が下がったのか?

 

それでも暗くなったらアナゴは来るだろう、と思い、カレイは諦めて、ターゲットを

アナゴに切り替えようと、仕掛けやエサを交換しているうちに、雨が降り出しました。

ここまでずいぶん体力を消耗しているし、もう頑張る気力も途切れていたので、

撤収しました。

 

この日はカレイだけではなく、他の全ての魚種の活性が異常に低く、天気が良かった

にもかかわらず、だれも釣れてなかったです。

 

二週前の3連休のときは、鯵やサゴシが回遊してきて、ルアーロッド1本だけ持った

軽装備なアングラーたちが、わんさか押しかけて賑やかな釣り場だったのに、

この日は皆さん黙々と竿を振って、やがて無言で次々立ち去ってゆきました。

早朝から鯵を狙ってサビキで頑張っていた人たちもAM10:00にはぜんぜん釣れずに

帰ってゆきました。

 

完封負けですな。