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堤人形

2012年01月09日 | 小山

新年を迎え、早一週間が過ぎました。

でも年々お正月気分が無くなってるように感じているのは私だけでしょうか?

特に今年は単なる休暇程度にしか感じなかったなぁ。

お年玉をもらわなくなったからなのか?

 

が、何となく新年気分が湧くその年ごとの干支。

多分年賀状でイラストなんかが描かれたりしているからなのか。

今年の干支「辰」

この辰の干支人形をお客様からいただいたんです。

この人形は「堤人形」という土人形で、「西の伏見人形、東の堤人形」と、

全国的に見て土人形の二代源流とまで言われるものなんです。

堤とは地名で、仙台市内に堤町という町が現存し、今もこの人形を作った

「つつみ人形製作所」があり、13代目の芳賀強氏が製作を続けている。

江戸時代、堤町は焼き物が盛んだったようだが、明治に入り堤人形を作製するのも

こちらの「つつみ人形製作所」1軒だけになったのだとか。

この人形を下さったお客様は、堤人形をこよなく愛されていらっしゃり

雛人形も所有なさっていらっしゃいます。

芳賀強氏が作成される雛人形は、今や予約注文してから

手元に届くまで8年待ちという!!!

そんなレアなつつみ人形製作所作成の辰

今年はこの辰の如く、どんどん上に登っていきたいと思いながら

机上のこの人形を毎日見つめている小山でした。

 

 

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