6月29日、コロナワールドにて、15時40分の回を観た。
僕の他は、中年のカップルが一組と、おばはんの2人連れがいただけ。
珍しい体験をさせてもろたわ。
映画のあらすじは、主人公:マイケル(少年時代:デヴィッド・クロス)が15才の時
体の関係を持ち何度も逢瀬を重ねた年上の女:ハンナ(ケイト・ウィンスレット)が、
アウシュヴィッツの看守をしていた頃に犯した罪を問われ、無期懲役の罰を受け、
大人になったマイケル(大人役:レイフ・ファインズ)が文盲の彼女のため、
小説を朗読しカセットテープに録音して刑務所に郵送する、
ってな感じでいいかな?
事は、マイケルが刑務所の食堂で老いたハンナに再会する大事な場面で起こった。
♪ティルリル♪ティルリル
ちっ携帯の電源切っとけよな。
「も~し、も~し。」
間延びした声で2つ後ろの席のおばはん組みの一人が電話に出た。
っつか、普通即切るやろ。
「大人になったわね、ぼうや。」
戸田奈津子の字幕は意訳しすぎじゃないか?
BoyとかBabyとか一言も言ってないぞ。
「今、映画館にいるんやって。」
電話の向こうでおばはんの娘だろうか、甲高い声が聞こえる。
まさか映画を観ながら電話に出てるとは思いもしない、
つまり、そーゆー先入観があるから何度も同じ質問をしているようだ。
「ほやでえ、今映画観てる最中!」
マイケル、何で重ねた手を引っ込める?
もっとハンナを励ましてやれよ!
「階段の下にあるわ。」
何が階段の下にあるのだ?
おやつか?自転車か?バレーボールか?はたまた死体か?
マイケルの態度がよそよそしいのに僕とハンナは気付く。
「階段の下やってえ!階段の下あ!」
テーラーの仕事の手伝いだとか、部屋はきっと気に入ると思うだとか…。
「ほやでえ、映画観てるんやって。」
おばはんはケラケラと笑い出した。
いったい何が可笑しいのだ?
怒りが爆発しそうなのをなんとかこらえる。
マイケル、そりゃ昔の女に会うのが生理的にヒクもんだっちゅーのは男として理解できる。
しかし、相手の人生がかかってるんやぞ。
そんな事務的な対応じゃなく、真心を持って接したれや。
僕にはマイケルが卑劣漢に思えてしょうがない。
いったい、マイケル以外の誰が悪者なのだ?
ヒトラーか?
ナチスか?
残り5人の元看守か?
ハンナ自身か?
映画館を蹂躙する携帯おばはんか?
ハンナを救うチャンスはいくらでもあったのに、この卑怯者!!!
エンドロールが流れ出したとたん、また♪ティルリル♪ティルリル
「今、映画終わったとこやわー。
従姉妹ときてるんやって。
映画行こかゆーたら、行くって言ったさけ、ここで待ち合わせして…」
おばはんのおしゃべりは永遠に続く。
映画より携帯でのおしゃべりのほうがよっぽど楽しいと言わんばかりだ。
僕は映画の余韻に浸ることもできず、まだ暗い映画館の席を立った。
それまで気付かなかったのだが、予告編が流れていた時に入場したのであろう、
後ろの方に十数名の人影が見えた。
おばはんも、こんなに多くの人間を敵にまわしたのは
予想してなかったに違いない。
おっと、言い忘れた。
二度と映画館に来るな!!
僕の他は、中年のカップルが一組と、おばはんの2人連れがいただけ。
珍しい体験をさせてもろたわ。
映画のあらすじは、主人公:マイケル(少年時代:デヴィッド・クロス)が15才の時
体の関係を持ち何度も逢瀬を重ねた年上の女:ハンナ(ケイト・ウィンスレット)が、
アウシュヴィッツの看守をしていた頃に犯した罪を問われ、無期懲役の罰を受け、
大人になったマイケル(大人役:レイフ・ファインズ)が文盲の彼女のため、
小説を朗読しカセットテープに録音して刑務所に郵送する、
ってな感じでいいかな?
事は、マイケルが刑務所の食堂で老いたハンナに再会する大事な場面で起こった。
♪ティルリル♪ティルリル
ちっ携帯の電源切っとけよな。
「も~し、も~し。」
間延びした声で2つ後ろの席のおばはん組みの一人が電話に出た。
っつか、普通即切るやろ。
「大人になったわね、ぼうや。」
戸田奈津子の字幕は意訳しすぎじゃないか?
BoyとかBabyとか一言も言ってないぞ。
「今、映画館にいるんやって。」
電話の向こうでおばはんの娘だろうか、甲高い声が聞こえる。
まさか映画を観ながら電話に出てるとは思いもしない、
つまり、そーゆー先入観があるから何度も同じ質問をしているようだ。
「ほやでえ、今映画観てる最中!」
マイケル、何で重ねた手を引っ込める?
もっとハンナを励ましてやれよ!
「階段の下にあるわ。」
何が階段の下にあるのだ?
おやつか?自転車か?バレーボールか?はたまた死体か?
マイケルの態度がよそよそしいのに僕とハンナは気付く。
「階段の下やってえ!階段の下あ!」
テーラーの仕事の手伝いだとか、部屋はきっと気に入ると思うだとか…。
「ほやでえ、映画観てるんやって。」
おばはんはケラケラと笑い出した。
いったい何が可笑しいのだ?
怒りが爆発しそうなのをなんとかこらえる。
マイケル、そりゃ昔の女に会うのが生理的にヒクもんだっちゅーのは男として理解できる。
しかし、相手の人生がかかってるんやぞ。
そんな事務的な対応じゃなく、真心を持って接したれや。
僕にはマイケルが卑劣漢に思えてしょうがない。
いったい、マイケル以外の誰が悪者なのだ?
ヒトラーか?
ナチスか?
残り5人の元看守か?
ハンナ自身か?
映画館を蹂躙する携帯おばはんか?
ハンナを救うチャンスはいくらでもあったのに、この卑怯者!!!
エンドロールが流れ出したとたん、また♪ティルリル♪ティルリル
「今、映画終わったとこやわー。
従姉妹ときてるんやって。
映画行こかゆーたら、行くって言ったさけ、ここで待ち合わせして…」
おばはんのおしゃべりは永遠に続く。
映画より携帯でのおしゃべりのほうがよっぽど楽しいと言わんばかりだ。
僕は映画の余韻に浸ることもできず、まだ暗い映画館の席を立った。
それまで気付かなかったのだが、予告編が流れていた時に入場したのであろう、
後ろの方に十数名の人影が見えた。
おばはんも、こんなに多くの人間を敵にまわしたのは
予想してなかったに違いない。
おっと、言い忘れた。
二度と映画館に来るな!!
「男の冷たさ」が主題だったんですね。
それを頭に入れてから映画を観るのとそうでないのとは、かなり印象が違ってきますね。
男心は秋の空ですね~。
自分でそう言ってるんだから間違いないです。
残酷なんです。戦争も、ナチも、時間も。たぶんその映画には描かれてなかったかも知れないけど、彼は奥さんとの間もうまくいかなくなり離婚したはずです。ハンナしか愛せなかったのに、彼女は「年寄り」に変わってしまったのです。
「愛を読む人」なんて、どういう意訳でしょう。やはり「朗読者」という、味も素っ気もない翻訳の方が正解です。
共通の話題からコメントのネタを探してくださいよねえ。
まあ、いいけどお。そちらの記事読んだ後だし…。
そんなに尺取虫の劇が良かったんすかあ?
今度、公演があるとき知らせてよ。
車、ナビ付きになったから。
性愛描写は普通です。
ケイト・ウィンスレットが一肌脱いだので話題になったのでしょう。
性愛描写で映画をお探しであれば、『ラスト・コーション』がオススメです。
あと、僕の持ってる裏DVDとか…、あちゃ
レディースです。
いや、暴走族のレディースではなく、知性と教養を持った淑女という意味でのレディースです。
だから、別に謝罪の必要はありません。
僕も気持ちを切り替えてまた映画を観ようと思います。
おたがい、鬱憤は小出しにして処理しましょうね
「シーッ、シシシのシーッ!」怒りの気持ちはストレートに出さずに、ユーモアのオブラートに包んで。なんて、腹たってる時に、そんなことできやしなけどね。
しかし「ほやでえ、映画見てるんやって」・・・懐かしい福井弁。私ならそのほほえましさに、つい笑みがこぼれるかも。そんなこたぁ、ない。
ところで、この映画、とても美しい性愛描写のような評を新聞で読みましたが、そうやったけ?
おばはんの同属として謝罪しておきます。
おばはんでも映画を愛している人は決して映画中に電話なんかしません。
あれほど上映中のマナーを声高に言っているのに、なぜ守れないんだろう?
おばはんもおじさんも若者も、とにかくマナーが酷い!
そんな人は映画に来ないで欲しいです!
怒りのコメントでした~。
僕も、もう映画館で映画を観たくないって気持ちにさせられちゃいましたよ。
この映画にまつわる貴重な思い出が台無しですよ。
直接、携帯おばはんをとっ捕まえて怒りをぶつけてやればよかったと反省しています。
始めのマナー違反は、館内禁煙だって言っているのに変なおやじが堂々とタバコをす始めた。
まだ上映してすぐの時だった。
一緒にいた友達は、無視をしていればいいのにと言われたが、マナー違反なので許せなかったので、係りの人に伝えたことがある。
長女が生まれてすぐに集中治療室に入院していた時に主人とハルーハバーの映画を観ていた時も当時戦争に行った方なのでしょう。
ご夫婦で、見に来ていていきなり説明をし出し始めた、小声で言ってくれればいいものを大きな声で、話いた事があった。さすがに静かにしてくださいとは、言えなかった。
私の様な経験をした人はいるだろうが、
気をつけてもらいたいものだ