昨日付で母は特養に入所した。
ケアマネさんが話があると言ったので施設に行ったら、
書類を見せられた。
母の延命治療に関する施設との取り決めである。
気管挿管はどうするか?
心臓マッサージはするか?
胃瘻が必要になったらどうする?
などいろいろ事前に決めておくらしい。
どうしたらいいんだ!?!?!?!?
と困っていたら、
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木曜日(9月26日)に母が体調を崩した。
救急車で総合病院に送り検査してもらった。
異常がないといわれ帰宅したが、
それがきっかけで
認知機能も身体機能も急激に衰えた。
顔は無表情で発話も少ない。
立つこともできないので
二人介助の場面が出てきて、
うちは家族は僕一人なのでもうどうにもこうにもならなくなった。
そこで思い悩んだ末に今日ケアマネさんに
老 . . . 本文を読む
最近ママンが自分ではなかなか食べてくれなくなったので、
食事介助のヘルパーさんに来てもらうことにした。
来週の木曜日にその打ち合わせがある。
その話をデイサービスの職員さんに話したら、
「家ではそんなに食べないんですか?」
と否定的なニュアンスで問われた。
確かにママンは調子のいいときは、
独力でパクパクと食べてくれる。
時期尚早かなとも思う。
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今日、午前中で仕事を終え家に帰ると、
家の前に一台の車が停まっていた。
誰だろう?と思っていると
中から昔近所に住んでいたKおばさんと
その息子さんが出てきた。
「お母さんは元気?」
と聞くので
「元気にしてます」
と答えると
会わせてくれと言う。
「デイサービスに行ってるんですが」
と断ったつもりだったが、
デイサービスまで案内してくれと言う。
「アルツハイマ . . . 本文を読む
今夜はサンドイッチを作った。
食卓にお皿を並べていると、
母が
「どうやって食べたらいいの?」
と聞くので
「自分の好きなように食べてください」
と言ったら
母はサンドイッチを解体して
お箸で具をつまんで不味そうに食べ、
パンをみんな残して
ごちそうさましてしまった。
せっかく作ったサンドイッチが歓迎されなかったので
僕は悲しかった。
でも、
母は
ホント . . . 本文を読む
さっき、晩ご飯を食べているときに
ママンが突然、
「烏丸ひろ子ちゃんはもう帰ったんか?」
????
誰それ?
昔、そんな名前のグラビアアイドルがいたような、、、。
でも、ひろ子だったかな~~~~。
食べ終わってからググってみた。
烏丸せつこ!!!!!!!!
第6代クラリオンガール!!!
ひろ子は薬師丸さん。
いったいどこからそんな名前 . . . 本文を読む
今日、ママンをトイレに連れて行き
リハビリパンツを下げていたら、
ママンがリハビリパンツを指してこう言った。
「どうやってこれに火をつけるの?」
「……火なんかつけないよ。
お尻火傷しちゃうじゃん。」
「変なの。」
変なのって、、、、、
お母さん、あなたのほうが奇想天外ですよ〜。 . . . 本文を読む
今朝、ママンをトイレに連れて行ったら
「わたし、こんなとこでおしっこしたくない。」
「えええ?ちゃんとお掃除してますよおお。」
「となりに広いとこあったやろ?」
「となりはお風呂でしゅ。」
「わたし、こんなとこでおしっこしたことないわ。」
「まあ、ためしにここでしてくださいな。」
はあ……
いつものおトイレなんですが、、、、。 . . . 本文を読む
今日、夕食後の薬をママンに飲ませようとしたら、
あれ?
あれ?
認知症の薬:メマンチンがない。
一週間分小分けにした箱に入っていない。
これはやばい。
ママンが勝手に飲んだらしい。
ゴミ箱を調べたら二日分の小袋が。
飲んだのは2錠:40mgらしい。
副作用は眠気、めまい、ふらつき。
ママンは眠いと言ってソファで横になって眠ってしまった。
2日分なら . . . 本文を読む
前は朝僕が起こすまでずっとベッドで
おとなしくしてくれていたママンだったが、
最近は早朝から起きてごそごそするようになってしまった。
今朝も5時ごろキッチンで何やら音がしていたので行ってみると
ママンが勝手口から出ようとしていた。
危ないところだった。
勝手口には徘徊防止用の鍵がないのだ。
ママンが出ていこうとするのはいつも早朝だ。
かくなる上は僕も早起きするしかな . . . 本文を読む
昨日の夜、ママンが僕に
「私には友一という息子がいるのよ」
と話しかけてきた。
ショッキングな発言だが
僕も慣れてきた。
どう返事しようか考えながら
「どんな息子さんなんですか?」
という質問が一瞬脳裏に浮かんだが、
即座に言葉をひっこめた。
あまりに
怖ろしすぎます!!!!!!!
ホントは私の子供じゃないのよ
とかね . . . 本文を読む
ママンからはいつも生きる勇気を与えられてる。
アルツハイマー病の診断がおりて9年。
日ごとにママンの脳は萎縮していき、
残された脳細胞はわずか。
それでもママンは毎日一生懸命。
どんなときも泣き言ひとつ言わない。
僕のママンはすごい人だ。
だから、もう僕のことなんか
覚えていなくてもしかたない。
そんな領域があるなら、
うんちのきばりかたとか、
ご飯 . . . 本文を読む
一昨日、アルツハイマーの母が
とても寂しそうにこうつぶやいた。
「最近、友ちゃん
ちっとも顔見せてくれんのや……」
昨日はこう言った。
「私の息子の友一は
いま奥さんの家の近くに住んでるの」
友ちゃん。
何してるんだ。
あのおとなしく引っ込み思案で傷つきやすかった友ちゃん。
結婚して幸せに暮らしてるのかい?
たまには顔を見せに来いよ。
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今日の夕方、そろそろ晩ご飯の用意しなきゃ
と思いながらベッドの上でゴロゴロしていたら、
(リビングルームにベッドを置いている)
ママンが
「友ちゃん、どこ行ったんやろ?」
と聞くので
「僕が友ちゃんやで」
と答えたら
「私が言ってるのは本物の友ちゃんや!」
と怒られてしまいました。
ごめんね、偽物で
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強引で厚かましいセールスの電話ばかりかかってくるので、
我が家はNTTを解約してしまった。
(一度、アルツハイマーのママンが電話に出て
勝手に契約を進め、
後日僕がキャンセルしたら向こうからひどく文句を言われた。)
今どき携帯があれば十分だ。
今、固定電話にはIP電話だけが繋がっている。
この番号は限られた人にしか教えていない。
そのIP電話が昨日鳴った。
お寺の住職 . . . 本文を読む