僕のような初老の醜い男が
君のように若く美しい娘に恋するのは、
土台間違っているのだろう。
だが、僕はこの昂る気持ちを抑え続けられない。
君に恋焦がれるこの情熱を何とかぶつけてみたい。
自分のことはもはやどうでもいい。
はなからボロボロのポンコツだ。
「分別盛りの年代で…」と世間の人に揶揄されても構わない。
燃えかすを嘲笑されたって何も感じないから…。
でも、今日のところはこの . . . 本文を読む
「近頃の若いもんは…。」
とよく耳にする言葉。
新しい文化を理解しようという努力もせず、
自分の物差しでしか物事を判断できない狭量な年寄りの決まり文句。
この言葉だけは使うまいと、キューピーは若い時分から心に決めていた。
だから例えば、スノボの日本代表の国母選手のような
「腰パン」と呼ばれるズボンの穿きこなしにも目をつぶっていた。
余談だがこないだ車を運転していたら、
前方を腰パン . . . 本文を読む