今日、午前中で仕事を終え家に帰ると、
家の前に一台の車が停まっていた。
誰だろう?と思っていると
中から昔近所に住んでいたKおばさんと
その息子さんが出てきた。
「お母さんは元気?」
と聞くので
「元気にしてます」
と答えると
会わせてくれと言う。
「デイサービスに行ってるんですが」
と断ったつもりだったが、
デイサービスまで案内してくれと言う。
「アルツハイマ . . . 本文を読む
第1楽章はちゃんと聴いていたつもりだった。
メンデルスゾーンもいいな、
とか
シカゴ交響楽団はたいしたものだ
とか思いながら。
そのうち
仕事のことが思い浮かび頭から離れなくなった。
今日はいつもと違うセクションの仕事をさせられた。
何故だ?
なんか職場の人がよそよそしかった気がする。
今までのセクションはクビってことか?
もっと真面目にしていればよかった。
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ラフマニノフの交響曲を聴くのは初めてだ。
優美このうえない曲だという印象を持った。
特に第3楽章の美しさは特筆ものだ。
もうちょっと重厚さを組み入れた交響曲のほうが、、、、、
とも思ったが
まあ、交響曲に求めるものは人それぞれだ。
ラフマニノフはこんなんだね。
午前中で仕事を終え、
家に帰ってソファーに寝ころんで
ビールを飲みながら聴いた。 . . . 本文を読む
マーラーは
「作曲家は交響曲第9番を書き終えると死んでしまう」
というジンクスを信じていた
とどこかで読んだことがある。
これが最後の作品になるかも知れない、
というマーラーの強い思い入れを僕は感じた。
力の入った交響曲だった。
マーラーの描きたかったものは何か?
祖国か、
人生か。
否、
そんな凡人が想像するたぐいの
つまらないもので . . . 本文を読む
本書には2つの中編小説、
デビュー作『静かな雨』と『日をつなぐ』が収録されている。
『静かな雨』
主人公:行助はパチンコ屋の駐車場で
たいやき屋を営むこよみと知り合い親しくなる。
ある日、こよみは交通事故の巻き添えにより頭を怪我し、
脳に障害を持つ。
事故までの記憶はあるが、新しいことは
翌日になると忘れてしまう彼女と
行助は愛をはぐくむ。
『日をつなぐ』
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☆日本文学
ま行
又吉直樹
『火花』
町田康
『くっすん大黒』
三浦しをん
『まほろ駅前多田便利軒』
三田誠広
『僕って何』
湊かなえ
『告白』
宮下奈津
『神さまたちの遊ぶ庭』
『静かな雨』
『スコーレ No.4』
『太陽のパスタ、豆のスープ』
『つぼみ』
『はじめからその話をすればよかった』
『羊と鋼の森』
『ふたつのしるし』
『窓の向こうのガーシュ . . . 本文を読む
☆日本文学
あ行
赤川次郎
『三毛猫ホームズの推理』
朝比奈あすか
『憂鬱なハスビーン』
安部公房
『砂の女』
伊坂幸太郎
『フィッシュストーリー』
石田衣良
『下北サンデーズ』
五木寛之
『仏教のこころ』
伊藤たかみ
『17歳のヒット・パレード(B面)』
『八月の路上に捨てる』
上村佑
『守護天使』
宇佐見りん
『推し、燃ゆ』
遠藤周作
『イエスの生涯 . . . 本文を読む
QPのような薄汚れた男でも
今日はきれいな心をしているなあ、
と感じる日がある。
というかそんなひと時を大切にしている。
そんな日には詩とか短歌を読むと
美味しい料理のように味わい深く
体に沁み込んでくるのがわかる。
この歌集は恋の歌が多く
こっぱずかしくもなるが、
若い女性と交際しているかのように
気持ちが若返るのが
とてもありがたい。
気に入っ . . . 本文を読む
Vocalばっかりの交響曲。
こんなのがあったなんて知らなかった。
最近、オーケストラばかりでなく
声楽の良さにも目覚めてきたところだったので
この第8番を聴いたのはまったくナイスなタイミングだった。
これだけの合唱隊を統率する
指揮者:サイモン・ラトルの力量に感心してしまう。
はじめから終わりまで
少しも飽きることなく
美しい歌声を堪能することがで . . . 本文を読む
チック・コリアとゲイリー・バートンの
"IN CONCERT"というアルバムが好きなので、
これも聴いてみた。
ドンピシャ!
秋?の夜長に静かにまったりと聴くのにうってつけ!!!
おかげで素敵な時間を過ごさせてもらいました。
全9曲中5曲がチック・コリアの作曲で
これがまたどれも良くて、
彼のコンポーザーとしての才能を
知らされました。
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この本は、村上春樹が所蔵する486枚の
クラシックレコードの紹介本である。
オールカラーのジャケット写真に
春樹さんの感想が添えられ、
単なるレコードの紹介本というより、
僕はクラシック音楽鑑賞の手引きとして読んだ。
まだまだ僕の知らない作曲家や曲がいっぱいあるんだな
という新鮮な驚きがあったし、
春樹さんのレヴューから
そのクラシック音楽愛を感じることができ
と . . . 本文を読む