Gガール ---破壊的な彼女---

ヒーローとヒロインが最後に結ばれてハッピーエンドというラブコメの王道から

それちゃってるんだよなあ、この映画。

そこがちょっぴり新鮮で、だけどやっぱり物足りなーい、っていうかつまんなーい。



嫉妬深く、うざったいんで、主人公：マットに振られちゃうんだよ。

こんな無様なヒロイン（Gガール：ジェニー（ユマ・サーマン））知らな～い。

いや、無様というより、身勝手な暴走ですね。

結局は、悪役を演じていたハイスクールの同級生ベッドラムとよりを戻すんだけどさ。

（ベッドラムってニックネームかっこよくない？

　Barry Edward Rambertの頭文字なんだけど、

　ベッドでラム酒（RUM）を口にするなんて素敵じゃん。

　それとも、羊肉（RAM）を食するんだろうか？）

このベッドラム、自宅に彼女（ジェニー）を奉った、

メロウでファンタスティックな部屋を持っていました。


昨日観た『ホリデイ』では、ジュード・ロウが二人の娘のために

部屋の中にテントを張って、天井からお星様をぶらさげていたし。

男はロマンチックじゃなきゃいけませんね。


☆☆☆