ちびたの日常

のんびり息子と猫たち&イギリス人ハニスケと

借金苦で自殺志願をする人たち

2007-07-12 | 自己啓発日記
宮崎県は自殺者が全国で5位という最悪なランキングで上位にいる。私の知り合いにも一人借金苦で自殺をした人がいるがその後のまわりもかわいそうなものだった。
表立って葬式をあげることもできず私に連絡がきた時も随分時間が経っていた。
お線香をあげに行った時も迷惑そうな怒ったような顔の奥さんと大人の顔色をじっと見ている子供が迎えてきた。
「わざわざすみません」と言われ疲れたような目の奥さんと子供たちを見ていると怒りが込み上げて来た。

どうして話してくれないのか。

そんなに私たちは頼りなかったのか。父親に自殺された後子供の心の傷はどうなるんだ。ほかに方法はなかったのか。何のために生まれて来たんだ...

そんなことを仏前で思った。ただもうこんなのってひどいよということだけだった。私の友人に父親が自殺して母親と妹と暮らしている人がいるが、彼もある意味被害者になった。

父に代わる存在としてずっとつっぱって生きていた。

父のようになってほしくないという母の期待に答えようと生きていた。

私は彼に「私たちがいるんだから」と言うくらいしかできないが仲間がいると思ってほしい。
ときどきすぐ「だめなら死ねばいい」と言う人がいる。なんて甘えた人間だとあきれて慰める気にもならない。死ねばいいなんて人として終わった考えだと思っている。私も自殺志願者だったことがある。

でも人間はそう簡単に死なないものだ。今思うと私がしたことはまわりにかわいそうな自分を認めさせる最大のパフォーマンスだったのかもしれない。
そのうちなんで私が他人に振り回されて死ななきゃならないんだ。馬鹿げている。と思うようになった。勉強を頑張ったり一人暮らしを始めたりしたのも今をかえようとしないと未来が変わらない、私が不幸を感じるのは、はじき返す強さがないからだと思うようになった。

まわりのせいじゃない。結局自分が選んでいるじゃないか。と気づいた。だからいつも立ち向かう。

逃げるより向き合う方が怖さが半減する。終わりが見える。助けてくれる人が現れたり誰かに優しくしなきゃと思う。
死ぬよりずっと辛いかもしれないが何でも必ず終わりがくる。
いつまでも嫌なことばかり続かない。続くとしたら自分が選んでいるからだ。と私は思う。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする