ちびたの日常

のんびり息子と猫たち&イギリス人ハニスケと

十円はげができたわけ

2007-11-17 | 体のこと

私はここ12年くらい前から円形脱毛症にときどきなる。だいたいは美容師さんが「何か心配事でもあるの?」と見つけてくれる。
初めて見つけて時も美容師さんで 見つかった時は少し産毛が生え始めていたので「今から三ヶ月くらい前かなあ。何かあったの?」と言われた。
それには心当たりがあって母が足を悪くして入院したので、よそで生活していた私は実家に帰って来た頃だった。
私たち親子はあまり仲がいいとは思ってなかったのでこんなことでもないと実家に帰ることなどなかった。
だから帰っても生活費のことや、ふらふらしていた弟のことなどで毎日忙しくてそれを「負けない」と思ってばかりいた。
それからときどき円形脱毛症はできるようになった。
25歳くらいの頃20年近くも会わなかった父親に再会した。
それからだんだんと仲良く話せるようになって父に「私、頭にときどきハゲができるの。ハハハ」と冗談のように話すと「おまえもか!俺も会社リストラされそうになった頃でっかいのができたよ。」と言った。遺伝だった‥•
口の聞き方を知らない男とつきあってしまった頃、頭にまた十円ハゲができて いろいろ悩んだ末に親友にその男のことを相談した。
すると私のおでこのすぐ上にできた五百円玉くらいに育ってしまったハゲを見て彼女は泣き出した。「あんたが幸せになってくれなきゃ私は心配で悲しくなるじゃないの!」と言われた。
それから間もなく別れて、円形脱毛症は半年かかってもとの状態に戻った。
ジェットスキーに乗ることが好きだった私はほかの髪で隠して海へ行っていたが、たまにずれる!そしてそんなことは気づかずに私はのほほんとしている。
でも仲間が先に気がつく。そして見てはいけないものを見つけたかのような目でそっと「マッキ‥•見えてるよ‥•」と教えてくれた。
私は思った。こんなはた迷惑なハゲってあるか!まわりに気を使わすだけじゃないか!生えてくるまでおとなしくしてよう。
それからもちょくちょく大なり小なりできた。
そして今回同時に4つもできた。
会社の上司が心配して電話して来た。
「何か悩み事がないか?」というので「昇給してあげなきゃ社員はかわいそうです。私は売上を伸ばしたい。昔からの慣習を見直してください。」と言った。
そして私の母も心配して同じ質問をして来た。
だから「病院の健康診断で肝臓が弱ってるっていわれたんだけど魚とか食べなさいだって」と言った。ブリの煮付けを作ってくれた。

と、いうことでハゲも使い道によっては役に立つ。
こんだけつきあっているから、そのメカニズムについても調べた。
どうやら微弱でも継続的であれば本人の自覚なしでもできるらしい。それは白血球が正常な細胞を攻撃するという現象で体のいたるところで起こるが、頭だからハゲて見える。(私の弟はあごのヒゲが円形脱毛症になっている)
そしてそれに効果があるだろうというものはどうやら『ウコン』らしい。
ウコンはターメリック。だからカレーなどこの時期よく食べるようにしている。
昨日は『ウコンの力』も買った。
ウコンが聞くということはもしかすると結局、私が肝臓が弱いということと関係あるのかもしれない。
私はレバ刺しなど肝臓にいいと聞くものが片っ端から嫌いだ。問題は好き嫌いだ。
で、肝臓の具合が平均になるまで我慢して嫌いなものを食べようと思う。
なれたらずっと食べれるかもしれない。
道のりは長そうだ‥•

コメント (4)
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