ケベックリタイヤ日記

ケベックでリタイア暮らし。ながらえば憂しとみた世も今は忘れた。毎日悦びの種をみつけてぽりぽりかじりたい。

出陣

2018-01-09 07:09:03 | ハンドメイド
 袖まくり洗い物の山へいざ出陣

NHKテキスト「すてきにハンドメイド」にあったセーター完成。この練習用セーターは家の中で着るので袖丈を短くした。洗い物にしろお掃除にしろいつも袖まくりしてるので最初から短くした方がいいかなと。しかし、微に入り細に入りの懇切丁寧な解説を読んでも、何回ほどいて編みなおしても間違うとはこれいかに。でも新しいテクニック覚えて嬉しい。私はある程度数こなさいと覚えないタイプとわかった。夫から、いつまで編んでるんだいと呆れられたが、仕上がるに2か月はかかったかな。これからの暮らしのリズムは、のーんびり気分でマイペース。慌てない、急がない、編みたいときに、楽しいとおもえる範囲で編む。これに尽きる。

編みながらいろいろ考えるのよね。ひと昔前の農村では、冬場は俳句を詠んだり、女たちは春の畑仕事に向けて機を織ったり縫物したりして、3月になると誇らしげに縫い上げた新しい野良着を下ろしたという(窪田空穂随筆集 大岡信編より)。この本には、宮本常一の世界もそうだが、現在の私たちが想像する農民生活とは違う農村生活の豊さが紹介されている。女も男もたくましく明るく働き者。

これから洋服も手縫いしようかなと思う。学生時代に、夏はたった2枚のワンピースを交代交代で洗って着てたのを思い出した。だからいまだに色から柄から鮮明に思い出す。手縫い服で検索すると、まあたくさんの方が手縫い服つくってるのね。今年は手縫い服にチャレンジ。