ケベックリタイヤ日記

ケベックでリタイア暮らし。ながらえば憂しとみた世も今は忘れた。毎日悦びの種をみつけてぽりぽりかじりたい。

慣れ

2020-04-21 10:35:49 | 暮す
慣れとは恐ろしいもので、今日も老人介護施設で死者が出ても無感覚になってきてる。政府の記者会見も聞き流すようになった。首相の呼びかけに応じて感染者の少ない地域から医師、看護婦、看護師さんを含む医療団がクラスター発生の施設応援にやってきた。モントリオール大学病院で看護婦として働く義弟のお嫁さんが喉が痛いというので即刻自宅待機を命じられウイルス検査を受け陰性と出て職場に戻った。仮眠をはさんで16時間労働の日もある。

日に日に春めき、お散歩する人が増え、すれ違う時でもきちんと2メートル間隔を自然にとってる。みなさん、にこやかに笑顔をかわしてる。お隣のお隣さんは老夫婦のお住まいだと思っていたけど、二人の子供さんがお家から出てきて不思議に思ったら去年の12月に引っ越してきたばかり。ケベックではほとんど見られない3世代家族、お母さんと、おばあちゃんにもお会いできて2メートル離れて挨拶しました。子供がいるって、それだけであたりの雰囲気が俄然明るくなりますね。右隣のおうちは売りに出されたまま買い手が付いてません。若い家族が引越ししてきたら嬉しいなーと思ってます。

ランチは久々のカレー。市販のカレールーを切らしてるので、野菜と鶏肉、ニンニクに生姜、あれこれのスパイスを3時間煮込んで作りました。これからモントリオールまで行ってハウスバーモンドカレー買わなくてすみます。考えれば、お蕎麦もラーメンもパスタも自分家で作れるんですよね。だんだん自家製にしてゆきます。

おやつは豆乳で作ったブランマンジェ、果物のピュレをかければ洋風に、きな粉と黒蜜をかければ和風にと、これも超簡単なおやつ。



異常事態も長引けば日常に、夢遊病者になったことないけど夢遊状態で暮らしてるような感覚がする。寝不足のせいかな。ぐっすり眠りすっきり目覚める日が来て欲しい。