ケベックリタイヤ日記

ケベックでリタイア暮らし。ながらえば憂しとみた世も今は忘れた。毎日悦びの種をみつけてぽりぽりかじりたい。

静かな日

2020-04-04 05:34:24 | 暮す
 家のあちらこちらに春の光が降り注いでいる。日中なのに全てが眠りについたかのような静かな日。昨夜、久しぶりにモントリオールのお友達からメールがありお電話しておしゃべり。親思いの娘さん夫婦が一人暮らしの母親のためにわざわざバンクーバーから引越ししてきて、お孫さんにも恵まれ、息子さん夫婦もすぐ側に住んで居られ、お仕事も順風満風、去年はイギリス旅行といつもパワフル、が、お話を聞いてびっくり。2月から先週まで入院しておりつい先日退院され、やっと口が開けるまでに回復されたとのこと。持病が悪化し救急車で運ばれ血圧が200まで上がり、長い間服用のお薬の影響もあって心臓が破裂しそうで死と向き合う覚悟されたそうです。もっと驚いたのはコロナ感染を疑われそちらの病棟に移され検査づくめだったそうです。それが宇宙服みたいに完全防備のスタッフがやってきてねと、、、いろいろ当時の様子を再現してくれたのですが思わず笑ってしまいました。SFの世界ですよ。重症患者のお部屋に移され、お隣のベッドに入院してる若い女の患者さんが毎晩泣くんだそうです。難病で、恋人にも去られ、、、院内はコロナウイルス患者さんが次から次と運び込まれ、あなた戦事状態よとのこと。てっきりハッピーライフかと思ってたと言うと、小さいお孫さんへの感染を危惧して(というより肉親すら家族が集まること禁じられてます)面会ゼロ、食料はドアの前に配達、洗濯物もドアの前に置いてクリーニング屋さんが持って行き、下界と完全シャットアウト。8階に住んで居られ、空ばかり眺めてるそうです。日本でのワークショップ、コンフェランス、トロントでのコンサート、全てキャンセルになりました。何してるのと聞かれてサヴァイバルのために色々考えて、この年でケベックの農場は雇ってくれないと思うけど幸いにもレストランオーナーの畑で働けるから万が一ということがあれば冬用の食糧を確保できると思うというと、早すぎない?と言われました。

 北極圏の氷が解け、いままで住んでいた島が消えるとのことで住民の移動が始まりました。ケベックでも年々、河の水位が上がり、暴風雨が力を増し、水害や、真冬でも停電するニュースが毎年あります。私たちだって例外と言えないと思う気持ちあります。備蓄しておいて損ないもの。夏は昔の人のように冬支度します。

 おこもり生活でドメスチックバイオレンスが増えてるとのこと。こんな時こそ、安い食材でも美味しく食事すればおいしいねと言って心和むかもしれません。毎日、少しお洒落して、お化粧してネックレスやピアスしてダラけないようにしてます。それでなくても皺々婆ちゃんがパジャマでドヨーンとしてたらゾンビですよ。

 今日の昼食は、昨日のラーメンスープに使った鶏肉にニンジン、生姜を加えて炊き込みご飯、煮干しに海苔混ぜて煮て佃煮、冷凍してあったワンタンにたくさんの野菜を入れたスープ、去年作った自家製梅干し。1KG太っても体が重く感じられるので元に戻したいです。

 昨日、アマゾンから届いたBIOのタネを早速育苗。雪がどんどん溶け始め、ああ早く外で庭仕事したい。。



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