ケベックリタイヤ日記

ケベックでリタイア暮らし。ながらえば憂しとみた世も今は忘れた。毎日悦びの種をみつけてぽりぽりかじりたい。

紫陽花や葉ばかり茂り花何処

2021-06-17 23:14:47 | 暮す
たった今 歯医者さんから帰ったばかり 先週と今週でカリエス治療終了。歯医者さんの椅子に座るとまな板の鯉気分 ジージーガーガーの音は口内で道路工事してるみたい。

2週間前は眼科で検査 急に落ちた視力と右目が霞むようになったので白内障と思いきや傷(軽症)がついてました。2週間 朝晩治療用の目薬をさし目にしみるのがかなり減少 今日から晩のみの点滴となります。視力検査では左右の度数が違いリーデインググラスを注文し昨日出来上がりました。日本の文庫本が読めるようになり嬉しい限りです。



年齢とともに 目に歯に耳に足腰と弱ってゆくばかりでメンテナンスにお金かかりますね。眼鏡と歯で1ヶ月分のお給料吹っ飛びました。歯科は保険が効かないので2つのカリエス治療で8万円ほど。

3日連チャンのお休みを利用してサロンのペンキ塗りしました 天井は塗らず壁面のみ。サロンにあるのは夫と私の椅子2脚( ずっと昔にリサイクルセンターで二つで1万円ぐらいで購入 丈夫です) テレビと電話台 CDスタンドのみ。来客用は折り畳み椅子で間に合わせます。ただし好きな絵画(複製)は取り替えて楽しもうと思います。今 アンチックポスター(観光用)に魅かれて飾ってます。



月2回は3日休み3日仕事1日休みのシフト。毎日 細々としたことありますが普通に暮らせることの幸せを老いと共にしみじみ感じます。それは若い時はがぶ飲みしてた同じお酒を 目で色を味わい グラスに注ぐ音を聴き 舌で液体をころがせ 身体に酔いがゆっくり回るのを楽しむようなものかな。

NHKのルポルタージュで若者の自殺が増えてるとのこと。私も20代の頃めんどうな病気をして何度も死を考えたことあります。その度 死ぬのはいつだってできるから一年だけ先延ばししてみようと思い 1年後には あともう一年生きてみようと延ばし延ばしにしてたものです。後遺症はいまだにありますがどの人も言うか言わないだけで病気の一つや二つは抱えて暮らしてるんですよね。あの死を思い詰めてた同じ自分が今は生きてるだけで儲けもんというか毎日がほのぼの地味な幸せ これまで気づかなかったいろんなものが美しく映ってくるんですね。けし粒ほどの種が芽吹き成長することや いろんな人がいろんな人生を曲がりなりにも生きてることや 知らなかった曲や絵画に出会ったり 未知のワンダーランドがあるようで この世は隠れ宝物の宝庫に思えちゃってね。

さあこれから菜園で一仕事。

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