ケベックリタイヤ日記

ケベックでリタイア暮らし。ながらえば憂しとみた世も今は忘れた。毎日悦びの種をみつけてぽりぽりかじりたい。

ブタペスト

2024-05-13 04:12:17 | 旅する

ブタペストもザルツブルグも汽車で2時間半の距離。どちらも日帰り旅行です。

ブタペスト訪問は変な日だった。予定は世界一美しいニューヨークカフェでお茶、夫婦でタイマッサージ、ヨーロッパで一番美しいと言われるユダヤ人シナゴーグと国立歌劇場見学。

10時半到着なのにニューヨークカフェは行列ができており入るに1時間かかった。カフェから出てきた方に、どうでしたかとたづねると、一言 「おったまげー」とのこと。そして頼むならアップルパイだよと教えてくださった。

このカフェのお客様は観光客だけと思う。と言うのもカフェとデザートのみで日本円だったら5000円ぐらいかな。でも後悔しなかった。眼福とはこのこと、ゴージャスでした。ただし有名なアップルパイは午前10時半だったのに売り切れでクレープを頼みました。

タイマッサージはネットでは好評だったが、マッサージ資格証明のデイプロムが飾られていなくて、なんていうか素人を養成し安くこき使い、マッサージ嬢が搾取されてるような雰囲気を感じました。マッサージ受けながらタイでの日本人観光客が激減し仕事も激減と教えられました。夫と二人でチップを弾むと顔を輝かせました。きっと狭いアパートに数人で住み、お金をタイの家族に送ってるんじゃないかしら。一人はブタペストに来て1週間とのことでした。もう仕事してる。私たちは恵まれていると感謝あるのみです。

シナゴーグにゆくに道に迷ってタクシーに乗り、噂通りぼられました。シナゴーグはイスラエルのガザ侵攻で爆発予告を受けているとかで閉鎖、警官による厳重警戒態勢でした。外からのみの写真。

1日観光で1万円もあれば十分とのことで両替を最小限におさめていたため金欠になりました。それで一日フリーパス乗車券を使ってトラムでぐるぐる市内見物。

ブタペスト市内中心部は高層建築が少なく広々としていますが、市の外れにゆくに従ってアパートが建ち並び、全体的に古びており質素な暮らしがうかがわれ都会の華やかさはなかったです。

発展なしの代わりに時代を感じさせる建築物がたくさん残っており、異国なのに懐かしいような郷愁を覚えました。

駅もみすぼらしかったです。汽車の時間も迫り、国立歌劇場はパスしました。


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