雪の粉や一心不乱に狂ひけり
プードウルリーといい鍛冶屋の火の粉ならぬ雪の粉が舞い上がる吹雪の日 お仕事休みでラッキー。
レジダンスの入居者、従業員共々3回目のワクチン済ませてあってもコロナ感染者が出て(ただし入院するには至らず軽症)、皆 ナーヴァスになっており残業が増えた。1時間30分お昼休憩も1時間に短縮。ちょっとでも咳したとか下痢したとか発熱があると各部屋に即隔離、お食事を運ぶのですが一部屋ごとに防護服に着替え 着たり脱いだりに時間かかるんですよ。カフェテリアも2部制になり各グループ食事時間45分で交代です。一人の方が軍隊の食事みたいといいました。
帰宅してシャワー浴び軽く夕食を済ませるとバッタンキュー爆睡。寝たと思ったら朝になってて本当に寝たのかしら感覚。ただ体調はいいんです その秘密わかりました。昔から低血圧症で上は90 ちょっと下は60ほど(だから年中ふわふわ夢心地で生きてる感じ)なんですが 先日首に腫れ物ができて(なんでもなかった)ホームドクターにかかり血圧測ったらびっくり100近くになってました。お勤めしてから気のせいか爪や髪の毛の伸びが早いなと思ってたのですが新陳代謝が活発になってたんですね。冬なのに下着までぐっしょりと汗かくほど動き回るから。オデットがこんなに汗かく仕事初めてなんて怒ってますが それがいいんですよ おばちゃん。
学生アルバイトも戻ってきて 緊急以外は週3日勤務となりました。忙中閑ありで 隙間時間を見つけて編み物したり読書したり しあわせです。特に音楽の心にしみ入ること。
これまでオデットの代わりにネチ子と2回働きました。ねちこいので頭にくるというよりブンブン蝿がまとわりついてるようでウザイ。一言言いました。
ー 私がこの年齢で雇われた時 前ボス パトリックがこう言ったのよ ( 職場で必要なのは年齢じゃない 働く人だ )そして私の仕事ぶりに大変満足だと。あんたは私を追い出したいんだろうけど残念 それを決めるのはあんたじゃなくてボスだからね。
もう一言付け加えました
ー ネチ子 あんたは若い 将来のこと考えて何か資格取るようチャレンジしたらいかが、あなたは不平不満だらけだし退職までここにいるには長すぎない❓( ネチ子は母親と二人暮らし お母さんが食事のお世話など家事全て引き受けてるとか オデットと同じく週4日勤務 )お局さんだし週32時間以上勤務はコロナ手当毎週1万円出るので月20万は超える収入です。おまけに祝日勤務は日当2倍支払われます。私なんか感謝で職場にありがとうと頭下げてますよ。
その日からといっても 2日目から絡まなくなりました。少し手が空いた時はネチ子をサポートします。お互い様です。どうせ働くなら楽しく助け合って働きたいです。
オデットはまだ組合から組合員になる規約書など渡されておらず なんの音沙汰なく不安だといいました。お局NO1を偽装解雇させるに大変だったので組合側も慎重になってるのかもと思いました。組合のシステムを利用するだけ利用するというメンバーに手こずるからです。利用できるものはマックスに利用するという根性 あまり好きじゃないです。権利があれば義務もあると思います。
明日もお休みで 今の状況でいつになるかわからないけれど ぼちぼちアトリエの準備に入ります。漠然としたプランから具体的なプラン作りです。
さて今読んでる本は 人間の善悪の判断や同情心はどこから生まれるかや芸術へ感動する脳のメカニズムに脳科学者が科学的メスを入れるものです。
学者というのは 研究というのはこういうものなんだと その膨大な歴史的考察や実験観察分析にスンゲー。だって 人間の同情心のメカニズムを研究するにネズミや軟体動物などにも同情心はあるのかという研究も必要とするんですよ。
例えば人間にすると 愛する伴侶が苦しんでる時 相方も苦しむという現象がおこる場合があり その時脳のどこの部分が活性化するかと脳科学の世界で調べられるんですね。ちなみにサイコパスに人間の苦悩に対する同情心は一切なく脳は何の反応も示さないそうです。
音楽は幸福物質と呼ばれるセロトニンを生じるとか 彼の研究は将来 不要不急時に真っ先に削られる文化芸術というものが実は疎かにできない不可欠なものとして脳科学の見地から説得してゆくものになり もしかして学校教育に多大な影響を及ぼすんじゃないかしら。とにかく毎日わずかなページながら読み進んでゆくばかりです。未知の世界ゆえ一人でおったまげーの連発。
最後に毎年1月新年の写真を載せるのですが いいかげん婆さんになったので遠くからの写真で誤魔化します。
今年は脳内お花畑で行きます。イタイ婆さん みっともなくていいじゃん。
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