ケベックリタイヤ日記

ケベックでリタイア暮らし。ながらえば憂しとみた世も今は忘れた。毎日悦びの種をみつけてぽりぽりかじりたい。

春雨

2018-05-01 08:07:40 | 暮す
 
 春雨の養毛剤に芝生萌え

肌寒い雨降りが続いてる。雨は雪を溶かし枯れた芝生がみるみる生気を取り戻し青々としてきた。あたかも雨が養毛剤のごとく降り注いでみえた。

パソコンがなんどもシャットダウンする。前回お掃除に出した時、買ってから八年は経っており交換部品は製造中止、がんばって後2年位と言われてたから限界かも。

先日、一緒に働いたことがある知人にばったりお会いして、娘さんが6月から日本へ交換留学生として出発するとのこと。「若いからあっというまに日本語覚えるわよ、こんにちはぐらいしか日本語話せない娘さんが一年でペラペラになって帰ってきたのよ、大丈夫。」と言っても、せめて挨拶ぐらいでも教えてもらいたいということで出発までの1カ月間教えることになりました。それでいま、15歳の二人の女の子が木、金の午後4時に我が家に来てます。

お話しすると、私と彼女たちのお婆ちゃんの年齢と変わらず、ピンポーンとチャイムが鳴ると、祖母が孫を迎えるの図。子供がいないから孫もいないので、こうしていちご世代と出会えてしあわせ。かわいいけど実のところ「老いては孫に従え」関係。自分の意見を述べ、私のフランス語を矯正し、私はそう思わないなどと反論もし、はっとさせられます。

時代はすごいスピードで動いてる。男子フィギュアのかつての王者高橋選手が羽生選手について「自分は時代遅れだ、若い世代は自分が悪戦苦闘している四回転をいとも軽々と飛ぶ」と寂しく語っていた。二人の女の子、ダイアナはスペイン系の母親、ケベック人の父親の元英仏スペイン3か国語がぺらぺら、アナは英語系の母親とバイリンガルの父親のもと当然に英仏バイリンガル。病院に行くとお医者様が、英語にしますかフランス語にしますかと問う。モントリオールにある日本人向け人材派遣会社をのぞいたら2,3か国語あやつる日本人はざら+特殊技能あり+若い。いまだに辞書ひきひきで読んでる私なぞおよびじゃない。姪や甥は皆バイリンガルだ。高校中退した姪でさえ英語コンプレックスがあり、去年カルガリーに働きながら英語を学ぶために半年行ってきた。いつのまにかバイリンガル普通の時代になりつつある。

でも落ち込むに当たらない。こうして世間から用無しになってからが、のびのびというか、きままに自分が好きなことを楽しめる。おつむが好きなように浮遊してる。若い子たちは今聴いている音楽や読んでる本や世間の観察を話してくれる。

老いては孫に従え、だ。

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