ケベックリタイヤ日記

ケベックでリタイア暮らし。ながらえば憂しとみた世も今は忘れた。毎日悦びの種をみつけてぽりぽりかじりたい。

模様替え

2020-02-08 21:25:22 | 暮す
 キッチンの模様替えをした。甥や姪のみならず、義弟や義妹達からも私の悪趣味(安物、ガラクタ好き)をからかわれてる。でも好きなのよ。というわけで、今回は夫の一言からインスピレーション得ました。ある日、ジャズを聴きながら夕食をとってるとこういいました。「ビストロかジャズ喫茶にいるみたいだね」。そうだ、キッチンをビストロ、あるいは居酒屋風にしようと。リタイヤしてから外食は皆無に等しくなった。夫は仕事で外食の機会があり、私はレストランでお客様用のメニューをいただいてるから増々レストランに行かなくなった。生活は厳しくなる一方だし、私と夫の歯の治療や、夫の腰の治療やと年明けから出費がかさむ。それで、キッチンをビストロの雰囲気にしたら食事も楽しくなると思った。

 出費は一目で気に入ったコカ・コーラを飲む女のアメリカ製プラックとアンチックな野菜のポスター、総額3000円近かったけれど、一回分のレストラン代より安い。模様替えのあと初めての朝ご飯、夫の好きなほうれん草卵落としとコーンポタージュ。仕事、週20時間にしてよかった。繕い物や、旅行の計画等、ちまちまこまごました雑用がある。そしてその雑用が楽しい。


 レストランオーナーマダムは春着工のホテルの準備で一族総出で取り組んでる。彼女は私に、働くのが大好きだし、お金が大好きだと言った。彼女、寝る以外は働いてます。今春、50部屋のホテル建てます。銀行は融資即OKを出したとのこと。お金はたんまりあるので年金必要ないと受け取ってません。100万円の指輪して働いてます。成功する人というのは人の3倍働いていると思う。ビジネスにつけ芸事につけ、三度の飯より好きな人は苦労を苦労とも思わぬ、努力を努力とも思わぬパッションがある。私は口あんぐりしてすごいなーと見てる。なんにつけ飽きっぽくパッションもしょぼい私には私なりの幸福があり、それを大切にしたい。

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