ケベックリタイヤ日記

ケベックでリタイア暮らし。ながらえば憂しとみた世も今は忘れた。毎日悦びの種をみつけてぽりぽりかじりたい。

断捨離続行

2020-02-01 07:06:14 | 暮す
 週20時間労働の約束がいつのまにか週30時間になってる。人間の身体は不思議なもので慣れてきて、働いて、家事をして眠るだけの暮らしだったら続けられるが他の事何もできない。つまらない、それで思い切ってマダムに話した。ボランテイアやその他もろもろのこと反故にしたくないので週20時間労働にしていただきたいと。これが私が楽しいと思って働ける限界だと。そしてこの年齢で雇ってくださったとこと感謝しますとも言いました。しばらく考えた後でokがでました。もちろん緊急時は駆けつけますと付け加えました。

 オーナーは人の使い方が上手くて、昨日も午後8時まで働き、どれ帰ろうかと思ったら客の入りが途絶えず、一人風邪で休んだ子がおり、お願いねの甘い言葉にnoと言えず盛り付けや食器洗いを頼まれました。機械がするので私はサッと下洗いして洗浄機に押し込むだけ。らくちん。正直言って働くのは好きだし楽しい。客席から食事を楽しむ笑い声がきこえたりすると幸せな気持ち。又、キッチンスタッフ4人と連携プレーみたいになり言葉を交わさなくても以心伝心みたいに回ってゆくのも回転木馬に乗ってるような気持ち。でも、家で我楽多いじりして、ちまちま楽しむ時間がない。編み物したりお菓子焼いたり俳句番組見たりの時間がない。2月から、最初の約束通り週2日、一日10時間労働で20時間にすることになりました。

 さて、断捨離続行。長年踏ん切り付かなかった食器棚を明日夫の知人が引き取ってくださる。一度も使ったことのない乾燥機はレストランオーナーマダムに話したら、不動産業しておられるモントリオールの娘さんに電話し即決売却。いつもマダムの決断力に脱帽する。彼女の頭の中に精巧な電卓があると確信する。損得の計算が超スピード。今週、カキが特売で8ドルを5ドルで買ったと話したら、学生アルバイトの女の子を呼びつけ、「仕事が終わったらすぐ柿5箱買っておいで」と命令。

 私、彼女にあだ名付けました。マダムモンスター、そしてマダム元帥。すごいんだもん。そう伝えたら笑ってました。
 
 最後に、さよなら、長年あいした食器棚。やっとお別れする決心つきました。

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