ケベックリタイヤ日記

ケベックでリタイア暮らし。ながらえば憂しとみた世も今は忘れた。毎日悦びの種をみつけてぽりぽりかじりたい。

立春に新期番組顔そろひ

2022-02-14 10:18:24 | 暮す

もう2月も半ば

先週の俳句番組の季語は立春だった。終わりに4月からの新期番組登場の俳句選者の方々の紹介があった。3日坊主ならぬ1日すら持たないけれど年3回 よし新規蒔き直しと張り切る時がある。お正月 日本の新学期が始まる4月初旬 そしてケベックが新学期を迎える9月初旬。俳句のみならずどれもこれも進歩の実感がなくてもしかして1歩前進1歩後退ならぬ一歩前進2歩後退してんじゃないかしらと計算したら後退歩数が多くて実のところ後に向かって進んでるんですね。そのうちドツボにハマってどっぽんかも。

職場で病欠が相次ぎ臨時に駆り出され疲れが出ました。幸いに19歳のたくさん働きたいという学生さんが採用され昨日初めて一緒に仕事しました。今までの若い子の中で一番いいな。大柄でおおらかで働き者。ソーシャルワーカーを目指してるとのこと。

この職場 世代交流プログラムというのがあり毎年2人の大学生もしくは院生をボランテイアを条件に1年間3食付き賃貸無料の1LDKを提供します。ボランテイアといってもカフェテリアで老人と一緒に食事したり カラオケしたり ゲームしたりと まあ お遊び相手ですね。その一人にNADAというモロッコからの留学生がおり人気者(フランス語系の大学の提携でこちらでとった単位はモロッコの大学にも適用される)

イスラム教徒でポーク料理の時は別食を用意しなければならないけれど いつもニコニコ明るくて一人のおばあちゃんなどは車椅子押すのはNADAじゃなきゃ嫌だと駄々こねるくらい。柔らかさが不足してるようなケベックの女の子に慣れた私の目にNADAはポカポカお日様のように映った。それがビザの不手際かなにかで急遽モロッコに帰らなければならなくなり今日の午後ケベックを後にした。金曜日がサロンで送別会だったが勤務中で参加できなかった。急いで記念に写真を撮ったのが精一杯。いつかお国やイスラム教などについてお話聞けると思ってたのに急過ぎました。

NADA あなたがいなくなるとさびしくなりますね。私を含めみんなみんなNADAのこと大好き これまでありがとうとお礼言いました。うるさいお爺ちゃんにお水と頼まれても忙しくて手が回らない時などサーっと手伝ってくれる娘さんでした。

老人施設に若者がいるのは良いですね。枯れ野に花が咲いたみたい。

最後にNADAの写真。お疲れ気味ヘロヘロ婆ちゃんにNADAは一緒に写真撮ろうと言ってくれたけど遠慮しました。

 


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