ケベックリタイヤ日記

ケベックでリタイア暮らし。ながらえば憂しとみた世も今は忘れた。毎日悦びの種をみつけてぽりぽりかじりたい。

雪の花

2017-12-27 06:12:54 | 菜園
 雪の花 両手ですくい 匂いかぐ

ホワイトクリスマスで雪かき。駐車場など大きな場所は契約している会社の除雪車がガーっと除雪してくれるが、ベランダや小道はシャベルで取り除ける。これまでは、預かってた甥や、お隣の息子さんがしてくれた。が、今年は自分達でしなければならない。

奥様と息子さんが家を出て火の消えたような右隣さん、どうするんだろうと思っていたら、左隣のパーフェクトおじさんの声がけで老人一人暮らしとなった右隣さんの雪かきをすることになった。家の改修で親しみが増したお隣さん。お節介だけど親切なのね。あちこち目を配ってる。どこを修理しなけらばならないか、我が家のぼろ状態を私達より知っている。雪かきしながら冬空の美しさに見とれる。グレー、ブルー、ホワイトの淡いパステルカラーがひろがってる。

さて、今年の思い出はと振り返り、一番浮かんだのはアシダンテラという白い花。それだけ強烈な印象を受けたと思う。夕暮れの菜園いっぱいにあまやかに匂う花。世の中が、どんどん無臭に清潔になってゆく気がする中、生命の営みが発散する力に魅了された。ちなみに、バラの花の完璧な色や形を目指し品種改良を重ねていくうちに匂いが激減し、今新たにバラの花に匂いを呼び起こす研究がなされてるという。姿形が均一に美しく揃ったバラを理想としたのだろうか。子供の頃見かけた、垣根に咲いているバラの思い出は蟻が這っており虫食いで、それでもバラの匂いがあたり一面にただよっていた。

今年の思い出 NO1はアシダンテラ。


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