伊達だより 再会した2人が第二の故郷伊達に移住して 第二の人生を歩む

田舎暮らしの日々とガーデニング 時々ニャンコと

小説を発信中

  
  
  
  

  

宮の沢の学田山

2018-03-06 19:28:49 | 札幌行
 先日道新に学田山のことが載っていた

 懐かしい・・・

 私は退職してが札幌と東京を往復していた時期

 毎日学田山に上っていた。

 宮が丘公園と正式にはいうのだが

 地元の人は学田山と呼んでいた。

 公園の帰りは決まって石屋製菓でソフトクりームを食べた。


 




 


 その頃の写真

 学田山で・・・10年ちょい前

 


 チロマスさんの三月のカレンダー

  



  
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ジャコシカ7

2018-03-06 18:11:22 | ジャコシカ・・・小説
 この時になって彼は今初めて会ったように、若い男の顔をしげしげと見た。

 二重の眼は人のことは言えないが、男としては大きすぎる。鼻も高く彫りも深い。

 あまり日本的ではないが、東北人の多いこの地では珍しくはない。

 面長で骨張ったところも、そんな風な土地の顔に見えなくもない。しかし全体として土臭さと労

働者らしい雰囲気が感じられない。どう見てもこの男は都会者だ。それでもどこか身近なものを感

じる。

 「で、名前は?わしは赤間猛、この町で農家をやっている。お歴々はもう自己紹介済みかも知れ

ないが、ここの漁師の現場協力者のうるさ方だ」

 若い男は慌ててパイプ椅子から腰を上げた。

 「私は岸本高志、ただ今無職、函館にでも出てみようと思っています」

 「つまり函館で仕事を探してみようかと考えている」

 「そのつもりです」

 「なるほど、それで向こうに向かって歩いていた分けだ。普通ここから函館に行く者は汽車に乗

るがね。多分百キロはある。まあ、それはいいとして今日はどうする。勝手に連れて来てしまった

が、旅館に泊まるならそこまで送るよ」

 高志は直ぐには応えずに煮え切らない。

 その様子を見て赤間が探る眼付きで言う。

 「もしかして、泊まる金が無いとか」

 「無い分けじゃありませんが、あまり余裕はないので、できれば使いたくないのです」

 赤間は呻った。

 呻りながら部屋の隅から椅子を運んできて、高志の隣にどかりと腰を下ろした。

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8050問題・・・悲しすぎ

2018-03-06 05:39:42 | 社会福祉・母と子
 昨日の道新の記事より

 80代の親と50代の子どもが同居する世帯が孤立する

 8050問題が全国で表面化している。

 札幌市内のアパートでも1月、母親と娘とみられる2人の遺体が

 見つかった。娘は長年引きこもり状態だったという。


 これからますます多くなると思う・・・母親と息子の場合もある。


 他人事ではない・・・身につまされる。


本当に生活保護の必要な世帯が忘れられ・・・いろいろと支援が必要な

 世帯が見落とされ 事件があって初めて気がつく

 社会の歪み・・・悲し過ぎる。

 数年前も札幌で姉妹の餓死事件があったばかりなのに

 本当に必要な世帯に福祉の手がのびるように強く願う


 そして お母さん頑張らないで・・・助けを求めてと 切に思う。


 
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