伊達だより 再会した2人が第二の故郷伊達に移住して 第二の人生を歩む

田舎暮らしの日々とガーデニング 時々ニャンコと

小説を発信中

  
  
  
  

  

ジャコシカ18

2018-03-28 20:31:39 | ジャコシカ・・・小説
 優美は36歳、今や出身校の講師を勤め、ファッション界で注目を集め始めた若手の気鋭だ。

 2人の出会いは、あるファッション雑誌がヨーロッパの生活全般に関る雑貨の輸入を行う若手経

営者と、新しいファッションで注目を集め始めた優美の、誌上対談をセットした時からだった。

 あやと志乃は共に優美の服飾文化学校の後輩で、師と生徒という関係である。

 2人は優美に新しい店の企画に参加するよう、声をかけられたのだ。

 あやにとっても志乃にとっても、優美は憧れの大先輩であり師だった。特にあやは服飾の学校を

出てから4年、なかなか思いにかなった職場を得られず、都内の小さな店を転々としてきた。

 これも修業と腹をくくって、それなりに熱意を持ってやってきたが、さすがに24歳の声を聞く

と、焦りとも苛立ちとも分らぬ気持ちが、胸の奥に淀み始めていた。

 ここらで、現状を打ち破るような、何かが欲しかった。優美からの誘いは、そんな気持ちに強く

響いた。

 「これだ、これこそ待っていたものだ」

 彼女は二つ返事で受け入れた。


 桐山という男については良く分らなかったが、背が高く整ったはっきりとした目鼻立ちは男とし

ては整い過ぎていて、その前に立ちその鳶色の眼で見られると落ち着かなく不安を感じた。

 最初会った時から、そのいかにも育ちの良さそうな風貌とは裏腹に、どこか堅気ではない派手さ

に危いものを感じた。

 しかし一方では、海外貿易などという別世界で活躍する人とは、こんなものなのだろうと、妙に

納得させられるものがあった。

 それと同時に、常にそのファッション性において、時代を先取りした、意表を突くきらめきを見せる優美とは、波長が合うのだろうとも思っていた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

伊達駅のエレベータ付き跨線橋完成

2018-03-28 18:07:35 | ニュース
 やっとこ西浜と駅 山下町を跨ぐ線路の橋が完成した。

 私たちは

 どれどれ・・・と早速 渡り初めに行ってきた。


 とっても立派だった・・・。


 


 エレベータ・・・自転車もOK







階段

 

 


 通路


 


 西浜側

 


 古い跨線橋


 


 これで西浜の人たちが便利になった・・・良かったよかった。




 


 


 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする