心の旅紀行

人生は神と自我の二人三脚 kiko

アメリカ主導のインド太平洋安全保障協力の枠組み

2021年09月17日 | 世界

9月15日、アメリカ、イギリス、オーストラリアは、中国を意識した新しい安全保障協力の枠組み「オーカス(AUKUS)]を発表しました。たとえば中国が台湾を攻撃した場合、3国は、軍を中国に向けて出動させ、戦争するかもしれないような組織です。

従来オーストラリアは、潜水艦は通常動力型潜水艦を導入する予定でした。ところがアメリカは原潜を提供するそうです。日本沖にも外国の原潜が動き回ることになりそうです。物騒なことになりました。

アメリカはこわい国だと感じます。強大であることを威張っています。

中国が国土拡大主義をとったり、戦争で台湾を併合する動きを示すのでアメリカが主導して東アジアで軍を活動させまます。結果、日本も戦場になる恐れが高まります。

インド太平洋にAUKUSが定着すると、東アジア諸国は、今度は威張るAUKUSに悩まされ、この除去で苦労することになります。

東アジアを平和にするには東アジア諸国が頑張らなければなりません。それには中国が自分も東アジア諸国の一つだと自覚する必要があります。悔いを千歳に残さないように中国は周辺諸国との関係改善を最優先にしてほしいものです。アメリカがつけいるチャンスを与えるような東アジアの国であってはいけません。

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中国がTPP加入申請した

2021年09月17日 | 世界

TPPは自由経済圏ですから統制経済の中国が加入することがむずかしい経済圏です。中国がのめない条件が多いと思います。それなのに申請したということは、自由経済圏との経済交流が中国の発展に必要という認識があるのでしょう。中国がどこまで自由経済圏の価値観を共有することができるかが課題です。

中国との経済交流を拒否する国はないのですが、中国の政治に人間性を欠くところがあり、民主主義国は経済交流に抑制的になる方向です。中国の一帯一路にも乗りません。経済交流が不自由ということになると中国は経済運営がむずかしくなります。自分は強大国との意識を持ちながら一方で思うようにならない一帯一路構想に悩んでいるのではないでしょうか。

中国が一国主義、国土・国威拡大主義を捨て、世界との経済交流を重視して周辺諸国との関係を改善するようになるといいと思います。これができれば中国はまた発展の道に戻ることができます。

東アジアのことは東アジア諸国が考えるようになることが理想です。法が支配する平和な地域にすることが理想です。中国が平和主義国にならないと理想は永遠に実現しません。

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