原発廃止を決め、本当に来年末で全廃を実現することです。
物理学者でもあり、化学者でもあるメルケル首相は、チェルノブイリ原発事故、福島第一原発事故を見て、原発は危険と判断し、国民の原発反対の動きを背景に全廃を決め、電力会社を説得し、着実に廃止を実行してきました。
今では電力会社は、再生可能エネルギーの発電コストが下がり、反対に原発の発電コストが上がり、原発廃止に迷いを持っていないようです。
フランスから電力を輸入することになるだろうとか、発電量の変動に苦しむだろうなどと批判されましたが、電力輸出ができているようです。大規模停電のような致命的事故も起こしていません。判断力と決意と実行力に感心します。
外国の政治家ですが「ご苦労さまでした」とお礼を言います。