心の旅紀行

人生は神と自我の二人三脚 kiko

引退するメルケルドイツ首相の最大の功績

2021年09月26日 | 世界

原発廃止を決め、本当に来年末で全廃を実現することです。

物理学者でもあり、化学者でもあるメルケル首相は、チェルノブイリ原発事故、福島第一原発事故を見て、原発は危険と判断し、国民の原発反対の動きを背景に全廃を決め、電力会社を説得し、着実に廃止を実行してきました。

今では電力会社は、再生可能エネルギーの発電コストが下がり、反対に原発の発電コストが上がり、原発廃止に迷いを持っていないようです。

フランスから電力を輸入することになるだろうとか、発電量の変動に苦しむだろうなどと批判されましたが、電力輸出ができているようです。大規模停電のような致命的事故も起こしていません。判断力と決意と実行力に感心します。

外国の政治家ですが「ご苦労さまでした」とお礼を言います。

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自民党総裁選が全然面白くない

2021年09月26日 | 世界

候補者岸田文雄氏、河野太郎氏、高市早苗氏、野田聖子氏4人はすべて保守です。日本の大きな問題に取り組む新しい考えを持っていません。アメリカとの同盟を基軸とする外交などはその典型です。この外交で東アジアの平和がどのように実現するか説明した人はいません。未来が開けるのではなく、過去が続くという感じです。アメリカがいいことをしてくれると思っています。自立心のない外交です。

高市氏が一番軍事力重視です。安倍晋三前総理の積極的平和主義を踏襲していると思いますが、そうすると東アジアはどうなるか描けていません。積極的平和主義で中国との対立が膠着したら民生がどうなるか予測出来ていません。

自民党政治は限界かなと思います。

立憲民主党が頑張っていますが、今頃政策発表というのは困ったものです。政治を担当する準備ができていません。もし、政治を担当することになったら、短命でもいい、原発廃止を決め、太陽光発電など安全エネルギー重視の方針を明確にするといいと思います。エネルギー方針を決めないと日本の未来は暗いと思います。原発依存心を持ち続けると日本はエネルギーを失うことになります。

 

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