ちょっと山奥の、小さな流れの脇に咲いていたミゾホオズキ(溝酸漿)。
ハエドクソウ科ミゾホオズキ属の多年草で、北海道~九州に分布。
山間の湿地や小さな流れの脇で見られます。
山間の湿地や小さな流れの脇で見られます。
花の直径は約1.5cm、実がホオズキに似てるのが名前の由来。
そしてこれが同じ流れの脇に咲いてた、この日の本命のツチアケビ(土木通)。
昨年8月終わりに実を見付け、花の時期に来てみようと思ってたのでした。
昨年8月終わりに実を見付け、花の時期に来てみようと思ってたのでした。
ラン科ツチアケビ属の腐生植物で、北海道~沖縄に分布。
果実がアケビに似ている事が名前の由来、↓はツチアケビの蕾。
果実がアケビに似ている事が名前の由来、↓はツチアケビの蕾。
開き掛けの花。
そして完全開花したツチアケビの花、ラン科らしい花で、側花弁の長さは15~20mm。
花期がはっきりせず心配しながら来ましたが、これで凡その花期が分かりました。
花期がはっきりせず心配しながら来ましたが、これで凡その花期が分かりました。
同じ流れに居たトンボ。
アサヒナカワトンボ(朝比奈河蜻蛉)だと思います、自信は有りませんけど。(^^ゞ
本州~九州に分布し、体長42~57mm。
♂と♀、未成熟とトンボの同定は難しいです。
流れの傍の薄暗い所にはこんなのも居ました、ミカドガガンボ(帝大蚊)。
日本最大のガガンボで、体長30~38mmですが開帳は8cmも有ります。
何も危害を加えませんが、こんなのが急に飛んで来ると「ドキッ」とします。(^^;)
日本最大のガガンボで、体長30~38mmですが開帳は8cmも有ります。
何も危害を加えませんが、こんなのが急に飛んで来ると「ドキッ」とします。(^^;)
川沿いの道路脇にテイカカズラ(定家蔓)が咲いてました。
花の後ろから撮ったのは、背景に川を入れる為だけでは有りません。
花の後ろから撮ったのは、背景に川を入れる為だけでは有りません。
実はこのテイカカズラこんな事になってたのでした。
一本の杉の木に上から下まで絡み付き、大量の花を咲かせていたのです。
※画像では分かり難いのが残念。
一本の杉の木に上から下まで絡み付き、大量の花を咲かせていたのです。
※画像では分かり難いのが残念。
同じく道路脇の湿った所に咲いていたユキノシタ(雪の下)、近隣ではとっくに終わってます。
近似種のハルユキノシタは赤い斑紋が有りません。
これも道路脇に咲いていたマタタビ(木天蓼)の花。
マタタビ科マタタビ属の蔓性落葉木で、全国に分布。
既に殆ど実になっていて、葉の隙間に辛うじて残っていた花しか撮れませんでした。
マタタビ科マタタビ属の蔓性落葉木で、全国に分布。
既に殆ど実になっていて、葉の隙間に辛うじて残っていた花しか撮れませんでした。
こちらがマタタビの実ですが、食べてみた事は有りません。(^^ゞ
次回は標高500mの小さな湿地の色々を。
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