有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

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山奥に花を見に

2020年07月03日 | 山野草
近隣の花が少ないので、ちょっと山奥の方へ行ってみました。
山奥と言っても家から25kmくらいで、例年晩夏と晩秋にしか行かない場所です。
もしかしたら咲いてるかも?の花を見に行くためでした。
道路脇に咲いていたホタルブクロ(蛍袋)。

近隣では既に終わってますが、ここではまだ咲いてました。
と言っても、標高は300mしかないのですけど。

そしてホタルブクロに居たのは、蛍ではなくツチイナゴ(土稲子)。(^^;)

目的地にはキク科の花が沢山咲いていました。

この花が良く分かりません、シロヨメナ(白嫁菜)なのか、ミヤマヨメナ(深山嫁菜)なのか。
それともノコンギク(野根菊)の仲間、はたまた全く違う花なのか???

一応ミヤマヨメナとしておきますが、自信が有りません。
キク科シオン属の多年草で、本州~沖縄に分布する日本固有種。

同じ所に咲いてましたが、↑ とは微妙に違う気が・・・。

ヨメナやシロヨメナは花期が秋で、ミヤマヨメナは春から初夏。
時期的にミヤマヨメナではないかと。

他に似た花でアキハギク(秋葉菊)が有るものの、花期はやはり秋。

キク科の花は難しいです。(>_<)

川沿いに咲いてるので、流れを入れて撮ってみました。

蒸し暑いこの時期なので、少し涼し気な画像でもと。(^^♪

少しは涼しそうに見えますかね?

さて、山を少し削った所に咲いてたこれは何でしょう?

調べたらタイワンルリソウ(台湾瑠璃草)らしいのですが・・・。
鹿児島・宮崎~沖縄にしか自生してなく、更にRDBでは絶滅危惧Ⅰ類に指定されていました。
植栽だとしても南国の花、ここに根付くとは思えないような。
そんな花を、誰が何故こんな所に植えたのでしょうね。
タイワンルリソウではなく、在来種のオオルリソウ(大瑠璃草)でした。
ムラサキ科オオルリソウ属の越年草で、関東以西~沖縄に分布、花の直径約5mm。

次回もちょっと山奥の花を。
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