歴史の教科書に載っていたよなあ。
確か室町時代末期に五島に来て、本拠地にして
明の沿岸部を荒らし回ったんだ。
先日の「焼崎教会」への歩きの途中解説板があった。
1540年に福江に来航して、ここを根城に荒らし回った。
二年後平戸に移ったが、当時平戸領だった猪ノ瀬戸周辺も根拠地にしたが、
海賊にはもってこいの地理だぜ。
入江を大きな島が隠しているから、襲撃や遁走には最高だ。
最後は明に捕まって殺されたが、なかなかスケールのデカイ海賊だった。
やっぱり、俺の先祖は海賊だったんだと確信した。
こんな島で生き抜くにはそんな稼業しかなかろうよ。
むしろ、それに最適なこの地にわざわざ移り住んだのじゃなかろうか。
それにしても、若松島周辺の美しさは格別だ。
歩きは大変なのは分かりきってるが、この綺麗な海岸線と島、
それに静かな水面の作り出す絵の様な風景の中なんだから楽しみの方が大きい。
来週には歩かないとまずい。
結構雨が降るから晴れたら即出発しよう。