久し振りの大菩薩周辺の山だったが掘り出し物の道だった。
塩山駅前には柳沢峠への客が多く2台出たが、新ハイキングの
高老年組が40人近くいたからなあ。
俺以外は柳沢峠までに皆降りてしまった。
落合からの登山口から丸川峠までほぼ苔の道だったが、
女房から「下界は凄まじい暑さでそちらも大変では?」とのメールに???

クマが齧ってるぞ!
当然ながら汗は出るが先日の浅草・守門の比ではないし、
涼しくてすこぶる楽だ。
苔が生えるという事は湿っぽい環境なのだから、
普通の道より気温が低いし風が気持ち良い。
落葉松はあったが植林が少なく、コナラの中にカエデがチラホラの
落合からの登りは秋の紅葉も楽しみ。

紅葉も楽しみ
バス代が1100円でも登山口で降ろして貰えるからまあまあ、
というか土日に走ってくれるだけでも有り難い。
気になっていたが、塩山からタクシーを使わないと駄目なので遊べなかったんだ。
鶏冠山は岩場に祠があり、見晴らしが良いが
ちと剣呑(滑ると岩で怪我する)なので注意。
頂上も狭いから混み合うと思わぬトラブルが起こる可能性がある。
団体が来たらサッサと退散すべし。
眺めは目の前に大菩薩、左手には三頭山や雲取山などが近く結構楽しい。

正面の大菩薩嶺と祠
この鶏冠山から 丸川峠までは峠を結んだトラバース道で、
アップダウンが殆ど無い優しい道だし、コルでは涼しい風が通るは、
所々には風穴もどきはあるはで下界や普通の山道と違い別天地。

涼しい苔の道
丸川峠からの下りの蒸し暑さにホトホト参ったので尚更良く感じられた。
その後に入った「大菩薩の湯」はPH10のアルカリ泉だったが気持ち良かった。
26度の源泉に滑って作った右腕の軽い擦過傷を浸したら、
今朝は皮膚が赤くなった程度に回復していた。
しかし、この頃はマナーが悪い。
シャワーを立って掛かる奴らだらけだぜ。
まったく酷いもんだ。
ひんやりした源泉は夏の火照った体には持って来いで、
三人しか入れない湯船を広げて貰いたい位。
岩下温泉の源泉は廊下をスッポンポンで渡らないと駄目だったし、
ここのより冷たかった気がする。
風呂上がりの生ビールも小だが小皿のお新香付き 400円は良心的。
最終の18:33のバスで塩山に戻り、直ぐ来た高尾行きにロス無く乗り込んだ。