ターキッシュエアライン(トルコ航空)は、関空⇄イスタンブール線が2017年1月末で運休となる。
1月一杯は週4便となる。イスタンブールの国際空港を狙った自爆テロやクーデター未遂事件などが影響、旅行者だけでなく乗り継ぎ目的の乗客も落ち込んでいたらしい。
チョット寂しくなる。関空はますますLCC化傾向が強くなるなあ〜〜
●到着便は夕刻で、夏場シーズンには楽しませてもらった
通常の機体は
特別塗装機は
TC-JNC
日本トルコ友好記念の「KUSHIMOTO」号
✳︎2015.12.5 公開の「海難1890」を記念して、特別塗装機「KUSHIMOTO 」運航。
✳︎1985年イラン・イラク戦争では、孤立無援となった215名の日本人を、1890年の恩返しとトルコ航空が危険が迫る中、航空機を派遣し、テヘランから救出便を運航した。その当時の機体デザインを施した塗装で、串本町にちなんで「KUSHIMOTO 」号と命名した。
●形としては、関空路線は運休ということだけど・・・・
🔸ターキッシュエアラインの規模
・保有機:230機前後 ・国際就航都市 約200都市 ・世界ランキング 19位(2012:RPK指標)
🔸カタール航空の規模
・保有機:約130機 ・国際就航地 約135都市 ・世界ランキング 20位(2012:RPK指標)
●中近東エアラインは、エミレーツ航空のみとなった。中東のエアラインは、乗り継ぎ目的がメインである。関西のマーケットでは苦戦は仕方ないかもしれない。
🔸エミレーツ航空の規模
・保有機 約220機 ・就航都市 140都市 ・世界ランキング 4位(2012.Rpk指標)
✳︎保有機は大型機 ・路線は長距離が多い。急成長・・・・
●カタール航空も2016.3末で撤退済みである。
カタール航空の到着時間は少し早かったので随分楽しませてくれた
夏のある日の思い出シーン
余談
●RPK指標について
航空機に限らず、鉄道やバスなどが人を運ぶことで生み出す生産活動をあらわす単位が『RPK』(Revenue Passenger-Kilometes=有償旅客キロ)だ。
有償旅客数×輸送距離で導き出され、運賃を払った旅客を何人、どれだけの距離を輸送したかを示している。従って、RPKが大きいエアラインほど、ビジネスの成果が大きいエアラインという事だ。
因みに、日本の2社は如何だろうか(2012.RPK指標)
・ANA. 23位
・JAL. 31位