福ちゃんの散歩道

コロナ禍で関空での遊びも卒業、栂地区ウオーキングコースを中心に近場の日々の散歩で何か見つけよう。🚶‍♂️🚶‍♂️

【難読漢字】「女郎花」って読めますか?読めたらスゴイ!現代ビジネス編集部

2022-02-09 05:00:00 | 難解漢字 現代ビジネス 連載
【難読漢字】「女郎花」って読めますか?



読めたらスゴイ!


現代ビジネス編集部



突然ですが

「女郎花」という漢字

読めますか?


秋の七草の一つとしても知られています。

気になる正解は?

正解は「おみなえし」でした!


わかりましたか?


秋の七草「オミナエシ(女郎花)」の由来と切り花での楽しみ方



オミナエシ(女郎花)の学名はPatrinia scabiosaefoliaといいます。オミナエシ科オミナエシ属の多年生植物で開花時期は7月から10月頃です。中国、日本、東シベリアに広く分布しています。根を乾燥させて煎じたものは生薬となり「敗醤(ハイショウ)」とも言われます。

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オミナエシ(女郎花)の特徴、名前の由来や似ている花

オミナエシ(女郎花)の特徴<o:p style="word-break: normal;"></o:p>

オミナエシ(女郎花)は山上憶良が万葉集で詠んだ秋の七草に数えられます。

春に種を撒いて伸びた子株を秋に植えると60cmから100cm程まで生長し、翌年の7月頃に黄色い小さな花を房状に咲かせます。日当たりが良い草地を好むため、川の土手などで見られることが多い植物です。オミナエシ(女郎花)は宿根草なので地上部分が枯れても株自体は残り、数年間は花を採取することができます。

またオミナエシ(女郎花)の花は一斉に咲くので切り花の流通時期としては短い期間になります。元々切り花として流通しているものは山野に自生するものを採取していましたが、環境保全や絶滅危惧種などの観点から保護対象にされつつあります。そのため今は栽培により生産されるようになりました。

オミナエシ(女郎花)の名前の由来

オミナエシ(女郎花)の名前の由来は諸説あります。その中から性別が関係する2つの説をご紹介します。

女性らしさの印象から

1つ目には、オミナエシ(女郎花)は女性らしい印象に例えられたという説です。オミナエシ(女郎花)の近縁種にオトコエシ(男郎花)があり、オミナエシ(女郎花)に比べてひと回り大きく丈夫な花姿をしています。その男性のような力強い姿と対比しオミナエシ(女郎花)は女性らしい印象に例えられ「女郎花」と呼ぶようになりました。

女飯の語源より

2つ目には、女飯(オミナメシ)という言葉が由来しているという説です。その昔、もち米で炊くご飯を男性が食べていたことから白い飯のことを男飯と言ったことに対し、女性は黄色い粟のごはんを食べていたので粟飯を女飯と呼ばれていました。その黄色い粟飯を盛った女飯の見た目とオミナエシ(女郎花)の花が似ていることから「オミナメシ」→「オミナエシ」と言われるようになりました。


オミナエシ(女郎花)と似ている花<o:p style="word-break: normal;"></o:p>

オトコエシ(男郎花)

先述の通りオミナエシ(女郎花)と似ている花で、オトコエシ(男郎花)という花があります。オミナエシ(女郎花)よりも背丈が一回り大きく、白い花を咲かせる植物です。見た目はオミナエシ(女郎花)と似ていますが白い花ならオトコエシ(男郎花)と見分けることができます。

セントランサス

同じオミナエシ科の植物で和名を紅カノコソウと言います。別名レッドバレリアンと呼ばれる香りのある花で、ハーブの仲間です。オミナエシのように小さな小花が集合して咲きます。

同じオミナエシ科の植物で和名を紅カノコソウと言います。別名レッドバレリアンと呼ばれる香りのある花で、ハーブの仲間です。オミナエシのように小さな小花が集合して咲きます。花が白いものはホワイトバレリアンです。


今日の散歩道🚶‍♀️サルトリイバラ(猿捕り茨)の真っ赤な実に出会う❣️

2022-02-09 00:10:00 | 福ちゃんの散歩道(iPhone14ProMax)
今日の散歩道🚶‍♀️🚶‍♀️

歩道脇の雑木ゾーンに冬芽の木々をと探していたら
真っ赤な実を見つけた

何の木かなぁ?


ネットで確認したら
サルトリイバラ(猿捕茨)と言う実だった

見上げると



多くの実は落ちている

笹をかき分け根元あたりを見てみた
鋭い棘がある・・・特徴
これが繁茂したところへ追いやられると猿さえも脱出出来ず
人間に捕らえられてしまうという意味合からサルトリイバラ(猿捕茨)と名付けられた

木の枝を伝い伸びる

棘のあるツルがそして実が・・・

この木の葉元から生じるヒゲ根によって木々に絡まって育つ性質を持つ



ネットを見て思い出したなあ
落葉してるんで分からなかった
子供の頃、葉を取りに行っていた・・・
お袋が柏餅を作ってくてていたなあ
子供の頃だから木の名前なんか知らない
故郷を思い出す一時

今日の散歩道🚶‍♀️🚶‍♀️


サルトリイバラとは】


・東アジアの山野で普通に見られるツル性低灌木。つるに生じる棘や葉元から生じるヒゲ根によって他の木々に絡まって育つ性質を持ち、これが繁茂したところへ追いやられると猿さえも脱出できず、人間に捕らえられてしまうという意味合いでサルトリイバラ(猿捕茨)と名付けられた。刺の様子をバラに擬えているだけであり、イバラ(ノイバラ)の仲間ではなく、シオデと同様にユリの仲間。

 

・俗言に「山で恐いはサルトリイバラ、里で恐いは人の口」というものがある。噂話はともかく、サルトリイバラのトゲはまばらであるが、ヒゲ根は厄介であり、サルの進化型である人間にとっても扱いづらい。

 

・葉は直径3~12センチの円形あるいは楕円形で枝から互い違いに生じる。葉の縁にギザギザはなく、表面には光沢がある。若菜は茹でると食用になるが、成葉は分厚くてゴワゴワしており、食べる気にさえならない。西日本ではこれを「サンキラ」と称し、カシワホオノキと同じように塩漬けした葉を饅頭や餅を包むのに用い、これに由来する地方名「マンジュッパ」「ボタモチバラ」「カシワ」が知られるが、現代では輸入物も多い。

 

・雌雄異株で開花期(4~5月)になると雌雄の花を多数咲かせるが、黄緑色の小さな花であり、バラのように目立つことはない。 

 

・9~12月以降、雌株には画像のような果実ができる。大型(直径1センチほど)かつ光沢があるためよく目立つ。有毒成分は含まれておらず、生食、果実酒として利用できる。果実の中にはクリーム色の堅い種子が二粒入っており、これを蒔けば増やすことができる。

 

・サルトリイバラの根茎は地上のツルと同様によく育って木質化し、節の多い独特の形状になる。これにはサポニンやタンニンが含まれ、秋に採取したものを乾燥させれば「和山帰来」という漢方薬になる。ニキビ、腫物、むくみ、利尿などに効果が期待されるが、実際にはさほどの効き目がないという。