福ちゃんの散歩道

コロナ禍で関空での遊びも卒業、栂地区ウオーキングコースを中心に近場の日々の散歩で何か見つけよう。🚶‍♂️🚶‍♂️

フラップの機能とは? 着陸機・離陸機で見てみた❗️

2023-08-26 06:00:00 | 2018年関西国際空港の情景

2018年12月8日プレイバック

12月8日JAL 787のフラップトラブル
ニュースにふれて

フラップについて見てみた
機体の各部名称だ
フラップ 動く翼 について
★フラップは、翼面積を大きくしつつ、翼の反り(キャンパ)も大きくする事で、
遅い速度でも揚力を大きくできる装置です。
★なお、フラップを出すと、揚力とともに抗力も大きくなってしまいます。
そこで 揚力だけほしい離陸のときはほどほどに、
揚力と同時に抗力も欲しい着陸のときにはたくさん出す。
といった使いかたをしている。

着陸機を至近距離で 伊丹空港
●千里川土手にて フラップを目一杯出している
着陸
ミッキーマウス塗装機
離陸機では あまり出さない

●関空でジャンボの離陸を見てみた
エルロンよくわかる
別の日
★チャイナエアラインcargo 台北行きなので燃料も少なく軽いので上昇が早い。
その他 
真上 よくわかる

●FD-11はどうかなぁ
メチャ上昇が早い スラットを出している

✳️主翼について詳しく見てみると
大型ジェット旅客機の主翼と各装置類、1ウイングチップ・2補助翼(低速用)・3補助翼(高速用)・4フラップトラックフェアリング・5前縁フラップ(クルーガ・フラップ)・6スラット・7後縁フラップ(内側)・8後縁フラップ(外側)9スポイラー・10スポイラー(エアーブレーキ用)
★形を変えて風の力をコントロールする動く翼
旅客機は、離着陸のときには翼後縁を下に折り曲げる。これは
フラップといって、低速でも飛べるようにするための装置だ。ジェット旅客機は時速900km近くで巡行するが、 着陸時には時速200km程度まで減速する。揚力の大きさは速度に応じて変化するから、速度を落とすと揚力も小さくなって飛んでいられなくなる。かといって速すぎる速度で着陸すると衝撃は大きくなるし、今よりさらに長い滑走路が必要となる。そこで、翼の後縁を折り曲げることで、低速でも十分な揚力を発生できるような形に変えるのである。また多くの旅客機は前縁にもフラップもしくはスラット(目的はフラップとほぼ同じ)を装備してさらに低速で飛べるようにしている。
フラップとは別に、小刻みに動く舵はエルロン(補助翼)だ。名前はわかりにくいが、左右の主翼で反対方向に動くことでバランスを崩し、機体を左右に傾ける(あるいは傾きを直す)役割がある。
そして、滑走路に着くと、今度は翼の一部が壁のように立ち上げる。これは空気抵抗を利用したエアブレーキで、スポイラーともと呼ばれている。着陸時だけでなく、上空でも減速や降下のために使われることがある。


✳️ニュース
JAL機、成田に引き返し フラップにトラブルか
2018.12.8 13:25

 8日午後0時15分ごろ、成田発バンコク行き日航717便ボーイング787が、主翼のフラップ(高揚力装置)にトラブルがあるとして、成田空港に引き返し、着陸した。
 国土交通省成田空港事務所によると、乗客乗員にけがはなかった。影響でA滑走路が一時閉鎖された。日航が機体を点検し、詳しい状況や原因を調べる。
 717便は午前11時25分ごろに離陸した。