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日韓合意から1年 なぜ、保守・自民党は自虐史観を払拭できないのか

2016年12月31日 14時51分14秒 | 日記

日韓合意から1年 なぜ、保守・自民党は自虐史観を払拭できないのか

日韓合意から1年 なぜ、保守・自民党は自虐史観を払拭できないのか

 

 

いわゆる従軍慰安婦問題をめぐる「日韓合意」の締結から、28日で1年が経った。これまでの報道では、日韓両政府の履行状況を伝えるものが目立つ。

 

歴史問題について勉強していると、ふとこんなこと思う瞬間はないだろうか。

 

「自民党は保守政党なのに、なぜ自虐史観を払拭できないのか」

 

何気ない疑問が意外な発見に結びつくことがある。本欄では、大川隆法・幸福の科学総裁が過去に収録した自民党議員の霊言から、そんな発見に迫る(霊言とは、あの世の霊を呼び、大川総裁の口を通して語らせる神秘現象のこと)。

 

 

霊言(1) 政治家が弱かった

自民党議員の霊言では、歴史認識うんぬんではなく、政治家の資質を問う声が見られた。大東亜戦争に従軍した中曽根康弘氏の守護霊は、自虐史観を払拭できない点について、こう語っている。

 

「いやあ、『政治家が弱かった』と言わざるをえないですな。政治家が、ただただ弱かった。宮澤君が、あそこまで軟弱とは、ちょっと……。まあ、彼は戦後のころに、使いっ走りみたいなことをだいぶやらされているからね。そうとうGHQが怖くて、下請け通訳みたいなことをやっていたような人だから、プライドがちょっと足りなかったかもしらんけれどもね。やはり、宮澤、河野、村山は、最悪だね。このへんは、もう政治家としては最悪だ。ある意味で、政治を長くやりすぎたのかもしれない」

 

 

霊言(2) 中国・韓国人がかわいそう

次に、歴史問題を研究する上で避けては通れない人物が、自民党元総裁の河野洋平氏だ。河野氏は、日本軍による慰安婦の強制連行を事実上認めた「河野談話」を発出した責任者であり、政府による公式な謝罪を世界に発信したことで知られる。

 

なぜあのような談話を発出するに至ったのか。河野氏の守護霊はこう述べた。

 

「戦争で、中国は、日本にあれほど荒らされたし、韓国の人も、『日本軍人』として軍隊に徴用されて人殺しをたくさんさせられた。これではかわいそうだから、何とか賠償金を払いたかったけど、払うには材料が必要だから、何でもいいから謝る材料が欲しかったのよ。そうしたら、金を出せるじゃない?」

 

 

霊言(3) 戦争は"虐殺"なんだから、南京大虐殺もあった

1974年から76年まで総理を務めた三木武夫。三木の霊は、自虐史観の根拠の一つである「南京大虐殺」について問われると、こう返している。

 

「まあ、『戦争』っていうのは『虐殺』ですから。(中略)確かに、日本軍が(中国軍を)一方的に攻めまくってたのは事実だからさあ。戦争なくして攻め取ることはできないよね、一般にはねえ。だから、そらあ、五万や十万や三十万は死んだだろうよ」

 

日本軍は、日中戦争の8年間で、51勝1敗3分けという、ほとんど無敵に近い戦績を誇ったと言われている。日本軍が強すぎたために、"虐殺"に見えた可能性も無きにしも非ず。ただ、戦争の勝敗が、虐殺であるか否かとは別問題であることは言うまでもない。

 

 

霊言(4) とりあえず謝っておく

最後は、中国と韓国が、日本の教科書の記述にクレームをつけるきっかけをつくった、宮澤喜一だ。慰安婦問題をめぐり、韓国を訪れて謝罪した人物でもある。この外交のあり方について宮澤の霊は、こう語っている。

 

「私らは、自分らの政権の安泰のために、『とりあえず謝っておけば済む』ということで、やったところがあるからさ。特に信念があって言ったことじゃなくて、ご機嫌を取っただけなんだよな。『謝っておけば収まるだろう』と思って、謝っただけなんだけど、それが『歴史認識』みたいな感じになって、かえって敵に塩を送る感じになっちゃったか」

 

これらの霊言では、歴史問題は、事実の有無というより、感情的なイメージから起因していることが示されている。保守政党である自民党議員であっても、敗戦したことへの後ろめたさや、自己保身などが心の奥にあり、自虐史観が"固定化"されてきたと言えよう。

 

 

真珠湾訪問は歴史的成果か?

先日、安倍晋三首相が、ハワイの真珠湾を訪問し、「パールハーバーを和解の象徴として記憶し続けてくれることを私は願います」という演説を行った。この訪問を歴史的な成果と呼ぶ声があるが、肝心要の「先の大戦が正しいのか」について触れなかったのは、明らかに、中身のない外交ポーズであると言わざるを得ない。

 

これは、日本の非を認めて、アメリカを立てる"ご機嫌取り外交"と呼ぶにふさわしいのではないか。日本はいい加減に、自虐史観を払拭できるよう、正しいことが通る政治を実現しなければならない。

(山本慧)

 

【関連書籍】

幸福実現党刊 『宮澤喜一 元総理の霊言』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=908

 

幸福実現党刊 『三木武夫元総理の霊言』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1773

 

幸福実現党刊 『中曽根康弘元総理・最後のご奉公』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=972

 

【関連記事】

2017年2月号 2017年「まさかの時代」を読み解く - 安倍外交が時代遅れに!? トランプ氏が「戦後」を終わらせる

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2016年12月26日付本欄 真珠湾訪問が生み出す火種 中国から「安倍首相はまず南京に来るべきだ」の声

http://the-liberty.com/article.php?item_id=12396


年末年始映画ガイド リバティ編集部が選ぶ2016年映画ランキング

2016年12月31日 14時49分19秒 | 日記

年末年始映画ガイド リバティ編集部が選ぶ2016年映画ランキング

2016年に「ザ・リバティ」本誌の映画ページで紹介した作品を中心に、リバティ編集部の映画担当者が、おすすめ作品を「泣ける」「笑える」「勉強になる」に分けて勝手にランキングします。さらに、本誌で紹介しそびれた作品も含めて、改めてひとこと加えて映画をご紹介。お正月のDVDや劇場鑑賞の参考にどうぞ。(16年3月号~17年2月号掲載分より)

 

 

【泣ける】

  • 1位「青空エール」(9月号)
  • 2位「海賊とよばれた男」(1月号)
  • 3位「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」(1月号)

 

勝手にランキングなので、個人的な「泣け度合」で選びました。

 

1位は、高校生の部活と恋愛を描いた爽やかな青春モノで、元気が出ること間違いなし。2位は、「永遠の0」に続く、百田尚樹さん原作、岡田准一さん主演の作品で、出光興産の創業者をモデルにした壮大なストーリー。映画もいい作品ですが、実を言うと筆者は原作のほうが夢中になりました。3位は、ちょっと不思議な恋愛ファンタジー。描かれるのは切ない恋なのですが、人を愛することの美しさを再発見できる作品です。

 

 

【笑える】

  • 1位「高台家の人々」(7月号)
  • 2位「あやしい彼女」(5月号)
  • 3位「ズートピア」(5月号)

 

邦画が頑張っています。しかも、笑えるのにちょっと泣ける邦画も増えてきた気がします。

 

1位は、妄想女子が人の心を読めるテレパスに恋をしてしまったというラブコメディ。妄想をきちんと描いているところがおもしろいのですが、意外に最後は真面目ないい話です。2位は、毒舌のおばあちゃんが突然20歳に若返り、人生をやり直すというストーリー。これも最後はホロリとします。3位は、2016年の興行収入4位にもなったディズニー作品で、動物たちが暮らす世界を描いた3Dアニメ。筆者のお気に入りは、主人公が都会へ出るシーンと、ナマケモノが笑うシーン。

 

 

【勉強になる】

  • 1位「歌声にのった少年」(10月号)
  • 2位「ハドソン川の奇跡」(11月号)
  • 3位「祈りのちから」(8月号)

 

映画って、外国や、異なる文化圏、普通は体験できないことなどを、疑似的に体験させてくれるものでもあると思います。1位、2位は実話をもとにした作品。

 

1位は、紛争中のパレスチナ・ガザ地区を脱出し、中東の人気オーディション番組で優勝して歌手になった青年の物語。ガザの異常な日常に驚かされます。2位は、飛行機が鳥の衝突によってエンジン停止し、ハドソン川に不時着水した事件をもとに描いたドラマ。訓練の大切さや、判断がいかに運命を分けるかなどを痛感する作品です。3位は、キリスト教の宣伝映画とも言えるドラマですが、キリスト教の「祈り」について理解が深まります。

 

 

【ひとこと言いたい】

  • 「君の名は。」
  • 「奇蹟がくれた数式」(11月号)
  • 「天使に"アイム・ファイン"」(3月号、4月号の特集で紹介)

 

「君の名は。」は、アニメということもあって、完全に紹介候補から漏れていました。本誌でご紹介できなかったことを読者のみなさまにお詫びいたします。

 

ヒットの理由はいろいろあるか思いますが、やはり注目ポイントは、誰もが感じているけど言葉では説明できない「霊的な感覚」が描かれていたことではないでしょうか。例えば、「とても大切なこと(人)なのに思い出せない」「街でふとすれ違ったある人を、よく知っているような気がした」「手触りまで覚えているようなリアルな夢を見た」などなど。これって、人間が霊的な存在であるがゆえの感覚だと思います。唯物論的な日本の"常識"が揺らいでいるのを感じます。

 

「奇蹟がくれた数式」は、誌幅の関係で本誌にはあまり書けなかったのですが、とてもいい作品です。実在のインド人天才数学者ラマヌジャンの実話をもとにしています。あらすじはこう。

 

「イギリス人数学者のハーディのもとに、植民地のインドから1通の手紙が届く。差出人はインド人青年ラマヌジャン。手紙には、著名な数学者のハーディも驚くような新発見となる数式がいくつも書かれていた。ハーディはラマヌジャンをイギリスの大学に招き、共同研究を始めるが、ラマヌジャンの数式は、直感的な閃きで得られたもの。学術的に発表して認められるには、その数式が正しいことを論理的に証明する必要があった――」

 

無神論者のハーディと信仰深いラマヌジャンが衝突を繰り返しながら、数学とは何かという問いに答えてくれるようなストーリーです。科学と唯物論はイコールではない――ラマヌジャンの短い人生はそれを教えてくれているように感じます。

 

「天使に"アイム・ファイン"」は、当グループの作品なので手前味噌にはなりますが、おすすめさせてください。筆者は、本作の監督である園田映人さんにインタビューをしました。そのときの話で印象に残っていることがあります。

 

それは、本作が、現実とファンタジーが融合されていることについて聞いたときの園田監督の答え。「あのシーン(現実の中で突然ファンタジーが始まる場面のこと)は、現実の人の心の動きを丁寧に追ってきたのに、『なんであそこで踊るんだよ、冷めたわ』って言われてもおかしくないシーン。それはわかっていますが、天使の気持ちとこの世で悩みの中にある人間の気持ちにすごく差があるので、人間の気持ちが変わっていく瞬間、離れていた心が近寄っていく瞬間を描きたかった」と話していました。

 

もしかしたら今この瞬間にも、霊界では、驚くようなことが起こっているかもしれない。そしてそれは、数々の映画作品で、ファンタジーというかたちで表現されているのかもしれないと感じました。「天使に"アイム・ファイン"」は、天使の働きを身近に感じることができる、元気が出る作品です。

 

2017年も、素敵な映画との出会いをサポートします。どうぞよいお年をお迎えください。

(大塚紘子)

 

【関連書籍・DVD】

幸福の科学出版 『映画「君の名は。」メガヒットの秘密 新海誠監督のクリエイティブの源泉に迫る』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1770

 

映画DVD 「天使に"アイム・ファイン"」

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1768

 

【関連記事】

2017年2月号 Topics - 大川宏洋社長が映画「君のまなざし」の魅力を紹介

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2016年9月5日付本欄 映画「君の名は。」を観る前に知っておきたい霊的真実

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2016年8月23日付本欄 ゴジラ襲来に自衛隊は出動できるか 映画で分かった、がんじがらめの自衛隊

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