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中国減速で、大企業の景況も3期ぶりマイナス

2019年03月12日 06時27分45秒 | 日記

これだけ知っトクNews(3月12日版) 中国減速で、大企業の景況も3期ぶりマイナス

 

 

「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。そもそモグラ博士が、ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用下さい。

 

  • (1) 中国減速で、大企業の景況も3期ぶりマイナス
  • (2) 原発事故から8年 5万人の避難民を縛る「虚しい基準」
  • (3)「空飛ぶ車」の試験飛行、日本で年内に!?

過疎の町でも人口は増やせる - 人口減少ニッポン「稼ぐまち」が人口を増やす - Part1

2019年03月12日 06時24分49秒 | 日記

過疎の町でも人口は増やせる - 人口減少ニッポン「稼ぐまち」が人口を増やす - Part1

 

過疎の町でも人口は増やせる - 人口減少ニッポン「稼ぐまち」が人口を増やす - Part1

 
イラスト:つかもとゆか

 

2019年4月号記事

 

国造りプロジェクト Vol.05

 

人口減少ニッポン

「稼ぐまち」が人口を増やす

 

日本の人口は、8年連続で減少している。特に地方は人口減少が顕著だ。

安倍政権も対策を取ろうとしているが、あまりうまくいっていない。

人口を増やし、日本を活性化させるには、どうしたらよいのか。

(編集部 山本慧、長華子、山本泉)

 

人口増加への5つの方法

第一次産業の収入を増やす→本誌22ページ

公有地の再開発→本誌30ページ

減税で地方を活性化→本誌35ページ

外国人の受け入れ→本誌38ページ

交通インフラの整備→本誌39ページ

 


contents


 

 日本は「人口減少」という危機に直面している。特に人口減少が著しい過疎地では、少子高齢化が急速に進んでいる。

 過疎地の人口は、1960年の1797万人から2015年に977万人へ半減。2040年には若年女性が50%以上減り、さらに人口が1万人未満となり、消滅する可能性が高い市区町村は523(全体の約29%)もあると予測される。

 政治家や役所は、人口増対策として「企業誘致を進める」などと発信している。しかし、よそ者や新しい試みを排除する「村意識」や既得権益を守りたい人たちに阻まれ、結局、何も進まない地域が散見される。

 そのため政府や役所は、改革に及び腰となり、地方創生という名目で補助金をバラまき、財政を圧迫している。補助金に頼らず、地方を活性化させ、人口増加に転じるためには何が必要か。5つの方法を提言したい。

 


もう一度会いたい幽霊の話 死は永遠の別れではない

2019年03月12日 06時23分20秒 | 日記

もう一度会いたい幽霊の話 死は永遠の別れではない

 

もう一度会いたい幽霊の話 死は永遠の別れではない

 

 

東日本大震災から8年が過ぎた11日、被災地をはじめ、全国ではさまざま追悼や慰霊の行事が行われた。

 

現代社会は、「霊」や「あの世」について語られることが少ないが、その部分への理解がなければ、亡くなった人々の魂や遺族の心を本当の意味で慰霊・救済することは難しいだろう。

 

今回、本欄では、「死は永遠の別れではない」ということを感じられる記事を掲載する。

 

(※2016年9月号本誌記事を再掲。内容や肩書きなどは当時のもの)

 

◆          ◆          ◆

 

2016年9月号記事

 

もう一度会いたい幽霊の話

死は永遠の別れではない

 

誰しも、幽霊には一度だって会いたくない。
しかし、もし、亡くなった自分の大切な人が、
自分を見守ってくれているとしたら───。

 

「母が亡くなったばかりなので、映画みたいな死後の世界がほんとにあったらいいなぁって思います」

 

これから友達と遊びに出かけるという、あどけなさが残る10代の男子学生は、渋谷で行った本誌のアンケートにこう答えた。

 

最近、ドラマ「お迎えデス。」や絵本『ママがおばけになっちゃった!』など、霊やあの世を扱う作品が増えている。映画「黄泉がえり」や「いま、会いにゆきます」などのヒット作もある。

 

「死」は、愛する者同士を無理やり離れ離れにする。どんなに避けようとしても、どんなにずっと一緒に暮らしたいと思っていても、あらがえないものだ。「死んだ後も霊として生き続ける」と信じる人にとっても、愛する家族と死別する悲しみは大きい。

 

しかし、その悲しみの中に美しい何かを感じるのも、人生の真実ではないだろうか。

 

 

気仙沼・石巻ルポ

 

被災者が語る「思い残す」霊たち

 

3・11から5年と4カ月。被災地では霊体験が後を絶たないという。
その地で、記者が感じたものとは。

(編集部 冨野勝寛)

 

津波で壊滅的な被害を受けた気仙沼向洋高校の校舎。

 

 

気仙沼の沿岸部に建設中の防潮堤。

 

津波の水位を示す浸水線。街のあちこちに設置され、津波の脅威を伝え続けている。

 

気仙沼の杉ノ下地区にある犠牲者の慰霊碑。周りにはほとんど何もない。

 ミサイルを落とされた後のような更地、4階に何かがぶつかり、壁がえぐられたままの高校の校舎──。テレビ画面からは伝わってこない、被災地の「リアル」に思わず息を飲む。

 宮城県気仙沼市と石巻市。共に3・11東日本大震災で大きな被害を受けた街だ。

 今回この地を訪れたのは、3・11後、被災地支援を続けていた、ジャーナリストの宇田川敬介氏から、「霊体験の話は被災地では日常のこと」と聞いたことがきっかけだ。

 同氏は、現地で耳にした霊体験を、近著『震災後の不思議な話』(飛鳥新社)にまとめている。「自分が死んだのかどうか分からない」とタクシードライバーに話して消えた若者グループの話や、女性の幽霊が姿を消した後、それまで何もなかった鳥居の下に子供の遺体が現れた話などが、リアルに描かれている。

 しかし、そんなに簡単に霊を見た人に会えるのだろうか──。

 

 

兄が遊びに来ている

 1日目は気仙沼。日が暮れかけたとき、1人のタクシードライバーに出会った。津波で兄が行方不明になったままの山田誠さん(50代仮名)だ。山田さんは、当時をこう振り返る。

「兄は震災当時、リフォームの工事をしていました。目撃者によると、兄1人だけが違う方向に行き、小さいお子さんを連れたお母さんを引っ張り走っていたらしいです。多分助けようとしたのでしょう。それっきり兄は見つかっていません」

 その後山田さんは、自宅である音を聞くようになる。

「庭の砂利の上や廊下を歩く足音を月に1回ほど聞くんです。確認しても誰もいません。聞こえるのは家族で私だけ。兄の家は、今誰もいないので、私のところに遊びにきているのでしょうか」

 2、3日目は石巻。津波で建物が流された南浜町や門脇町では、復興工事の作業員以外に人影はあまり見当たらない。ほとんど更地になった場所を一人歩いてみると、家族や友人に会えず、孤独にたたずむ霊の寂しさのようなものを感じる。

 夜、いつもなら5分で眠りに落ちる記者だが、なぜか心がざわめき眠れない。誰もいないはずなのに音も聞こえるような気がする。宇田川氏の「被災地で2、3泊していたら間違いなく霊を感じます」という言葉を思い出した。結局、寝付くまでに1時間以上かかった。

 

 

体が急に重くなった

 翌日、霊体験があるという情報を事前に得ていた、タクシードライバーの田中浩さん(40代仮名)に話を聞いた。

 話は、震災後、道にあるがれきだけが片付いたころのこと。

「その日は夜勤明け。津波で流された南浜町の自宅跡に行こうと思いました。まだ引いていない海水を避けるために、流された他人の家の土台の上をつたいながら、自宅の方に向かいました。その途中で、急に体が重くなったんです。吐き気がし、倒れるかもしれないと思うほどでした」

 直前まで、田中さんの体調は特に悪くなかった。

「何かにすがられた感じなんです。『無断で他人の家に上がってしまい申し訳ない』という気持ちで引き返しました。不思議なことに、高台の今住んでいる仮設住宅に戻ると治ったんです」

 2泊3日という短い期間だったが、掲載していない話を含めると、14件もの霊体験を聞けた。印象的だったのは、田中さんも前述の山田さんも霊の存在を普通のこととして受け止めていたこと。一方で、この世に「思い残し」があり、成仏しきれない霊の存在も垣間見た。

 被災地の「建物」の復興は徐々に進みつつあるが、「魂」の救済には、まだ時間がかかりそうだ。

 

被災地では徐々に建物の復興が進みつつある。