参院選・山口県選挙区 幸福実現党・河井美和子氏が出馬会見
2019.04.25(liverty web)
「明治維新胎動の地」として知られる山口県。
幕末の教育者であり革命家である吉田松陰が育てた維新の志士たちが中心となり、新しい国造りを成し遂げた。
その山口から新たな国造りを志して立ち上がったのが、幸福実現党山口県本部代表の河井美和子氏だ。
25日午後、山口県庁で記者会見を開いた河井氏は、今夏に行われる参院選に出馬することを表明した。
会見の冒頭、河井氏は、「2009年の立党時、衆院選に出馬した時から、『日本の政治に屋台骨を通したい』という私の志は1ミリたりともブレていない」と語り、主として3つの政策を掲げた。
(1) 減税と未済産業投資による「令和の新・高度経済成長へ」
日本は、GDPの6割を消費が占める「消費大国」であり、消費税は日本人の気質に合わない。10%への増税をストップし、5%へと減税する。減税と未来産業への投資によって「経済成長3%」を続けていく。
山口県は「水素エネルギー先進県」であり、全国4位の竹林面積を生かした「森林バイオマスエネルギー」などの新エネルギー産業を育てる環境にある。これを生かして、全国のモデル事業として展開する。
その他、岩国基地にある空母艦載機のメンテナンスや部品下請け企業の誘致や防衛産業・航空産業を岩国市または県内に育てることで、Uターン、Iターンの実現をはかる。
このように「減税」と「未来産業への投資」で「令和の新・高度経済成長」を目指す。
(2) 国防強化と憲法改正
「反日」をかかげ、核を持ち軍事力を増強する国がある限り、日本は「自分の国は自分で守る」体制を早急に構築する必要がある。世界情勢に合わせて「憲法9条を全面改正」し、自衛隊をしっかりと国防軍と位置付けて、誇りを持って国を守っていただくようにする。
「予算の単年度制」の改正も行い、強い国防につながる強い経済・国力を取り戻したい。
(3) 女性が輝く社会へ
幸福実現党の女性議員の割合は、71.4%と異常に高く、女性が活躍する社会の先駆け的政党である。
女性が活躍する令和の時代を目指し、女性の特性をフルに生かした社会を創りたい。そのためには、社会の基礎である「家族」に焦点をあて、「絆」や「結びつき」を強める方向に制度を見直すことが必要だと考える。
子供の数に応じた控除対象額の優遇や二世代住宅の奨励など「家族の助け合い」の中で、仕事と家庭を両立できる制度改革で、女性ならではの強みを発揮していただく。
また、家族の協力が得られないケースに備え、企業内保育園のモデルを山口から発信する。
河井氏は、2012年、オスプレイの沖縄配備にあたり、岩国での陸揚げに反対する人々を説得し、地元の保守系議員と共にデモ活動などを行ってきた実績を持つ。
言論と行動で世の中を動かしてきた河井氏の、新しい国造りの志に期待したい。
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