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毎年100万人が失踪──「8人の子供の母親事件」が炙り出す誘拐大国の実情【澁谷司──中国包囲網の現在地】

2022年02月18日 05時52分18秒 | 日記

毎年100万人が失踪──「8人の子供の母親事件」が炙り出す誘拐大国の実情【澁谷司──中国包囲網の現在地】

<picture>毎年100万人が失踪──「8人の子供の母親事件」が炙り出す誘拐大国の実情【澁谷司──中国包囲網の現在地】</picture>

 

《本記事のポイント》

  • 数千元で売られた少女
  • なぜか変わる政府の見解
  • 中国で女性誘拐はオウム鳥の密売より刑が軽い!?

 

目下、北京では冬季オリンピックが華やかに行われている。しかしそれとは裏腹に、中国国内では驚くべき事件がネットを賑わせている。江蘇省徐州市で最近、「8人の子供を持つ母親」の存在が明るみになったと、一部メディアが報じたのだ。

 

今日の中国で、子供を8人産むことは常識では考えられない。なぜなら、1979年から2015年まで「1人っ子政策」が行われていたからである。ところが、そういう母親が突然、現れたのである。今の中国共産党政権下では、その事自体が大スキャンダルだろう。女性の名は李宝という。

 

 

数千元で売られた少女

以下、李正寛による2月6日付『中国瞭望』記事「『徐州の8人の子供の母親』が中国『全盛期』の黒い幕を開ける」の一部から、事件の経緯を紹介しよう(『中国瞭望』は、代表的な海外の中国人オンラインメディアで、諸外国で影響力のある中国語ポータルサイト)。

 

ネットユーザーらは、李宝の子供時代の写真と投稿ビデオに登場した「8人の子供の母親」を比較した。2人とも鼻の角にホクロが一つある。また、ネットユーザーが口、顎、さらには眉間の長さや眼球の大きさまで測定した結果、2人は驚くほど似ているという。2人が同一人物であることは、ほぼ間違いない。

 

ビデオの中で、李宝は薄暗い狭い部屋に監禁にされ、鉄の首輪をはめられ、鎖で繋がれていた。また、寒いにもかかわらず、一枚の薄い服しか身に着けていなかった。髪はボサボサで、口や歯は清潔ではなかった。そして精神も病んでおり、まともに話せない状態である。

 

李宝は1984年、四川省南充市に生まれた。父親は李大忠で、かつてチベットの武装警察に所属していたが、数年前に亡くなったという。

 

彼女は96年12月に失踪している。小学6年生の時、親に数千元で売られたらしい。そして98年に、現在の監禁主である董志民とのもとにやって来た。その後、董家の父親と息子の董志民、それともう1人の兄弟の3人から長年にわたり、凌辱されたのである。

 

李宝は県政府の役人にまでレイプされていた。そのため、誰が8人の子供達の父親かわからないという。

 

徐州市の「8人の子供の母親事件」が明るみに出た直後、中国のジャーナリストであるトウ飛は微博で、「同じ村には李宝と同時期に来た女性がいて、やはり鎖につながれ、もっと悲惨な状況だ」という情報を流した。その女性は、20年以上も服を着ることがなく、布団に包まれたままで、非常に貧しいという。

 

 

なぜか変わる政府の見解

今年1月28日、徐州市豊県の県委員会は、ネット世論に押され、李宝に関する「全面的調査」を行った。その結果、李宝は董志民と「合法的」に結婚し、誘拐・売買という事実はなかったと発表している。

 

だが、ネットユーザーらはそれに納得せず、「ならばその"結婚証明書"を出せ」と県委員会に証拠開示を求めた。

 

すると1月30日、同委員会は、今度は別の口実を設けたのである。女性の正体は(李宝ではなく)楊という別の人物であり、豊県歓口鎮へ流れて来た際、董志民の父親に慰留された。そして、董志民と一緒に暮らすようになったと釈明している。

 

そこでネットユーザーらは、同委員会にDNA鑑定を求めようとしたが、まともな鑑定結果は得られないだろうとして、要求を引っ込めた。

 

 

中国で女性誘拐はオウム鳥の密売より刑が軽い!?

さて、フランスの国営放送「ラジオ・フランス・アンテナショナル(rfi)」の2月6日付記事「徐州豊県の性奴隷事件はネットでの津波を引き起こす、中国には公式に黙認された奴隷制度が存在する」によれば、中国では年間100万人が失踪し、そのうち児童は20万人だという。同記事はこの「8人の子供の母親事件」について、明らかに婦女誘拐の犯罪であると糾弾した。また、8人の子供の父親は、別の犯罪である強姦罪の疑いが強いと指摘している。

 

一方、ドイツの国営国際メディア「ドイツの声(DW)」は「長平観察: 中国政府は人身売買においてどのような役割を果たしているのか」(2月7日付)という記事を掲載した。

 

それによれば、この「8人の子供を持つ母親」に関するニュースは、すでに16億人に読まれているという。著名な法律専門家、羅翔は中国共産党統治下、人身売買が横行している理由について、中国の法律では女性誘拐は3年の刑である。ところが動物のオウム密売罪(希少保護動物密売罪)は5年の刑で、女性誘拐はオウムの密売よりも刑が軽いと指摘した。

 

他方、「南都週刊」元副編集長の長平は次のように喝破した。

 

「なぜ政府は女性や子供の誘拐を放任しているのか? それは、女性を商品化・道具化し、女性と子供の基本的人権を無視するのが、家父長制社会に内在する本質だからである」

 

今回の件は、中国全体の問題と体質を炙り出していると見るべきだろう。

 

 

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アジア太平洋交流学会会長

澁谷 司

 

(しぶや・つかさ)1953年、東京生まれ。東京外国語大学中国語学科卒。東京外国語大学大学院「地域研究」研究科修了。関東学院大学、亜細亜大学、青山学院大学、東京外国語大学などで非常勤講師を歴任。2004年夏~05年夏にかけて台湾の明道管理学院(現・明道大学)で教鞭をとる。11年4月~14年3月まで拓殖大学海外事情研究所附属華僑研究センター長。20年3月まで、拓殖大学海外事情研究所教授。著書に『人が死滅する中国汚染大陸 超複合汚染の恐怖』(経済界)、『2017年から始まる! 「砂上の中華帝国」大崩壊』(電波社)など。

 

【関連記事】

2022年1月31日付本欄 中国の「クーデター」未遂事件と党内闘争【澁谷司──中国包囲網の現在地】

https://the-liberty.com/article/19195/


人類が気づかないコロナ禍の真相 「ミダス王(宇宙人)の警告─コロナ・パンデミックのゆくえ─」

2022年02月18日 05時49分53秒 | 日記

人類が気づかないコロナ禍の真相 「ミダス王(宇宙人)の警告─コロナ・パンデミックのゆくえ─」

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ミダス王の記念碑。

新型コロナウィルスの「オミクロン株」の新規感染者数が世界的に広がる中、紀元前8世紀ごろにフリギア王国(現在のトルコ)の2代目の王として君臨し、ギリシャ神話にも登場するミダス王による、コロナ・パンデミックの真相に関する霊言が2月上旬に行われた。

 

本霊言は「ミダス王(宇宙人)の警告─コロナ・パンデミックのゆくえ─」と題され、17日より全国の幸福の科学の支部・精舎・拠点・布教所で開示されている(文末に問い合わせ先)。

 

「触れる物を全て黄金に変える力を持つ」と言われているミダス王は、人類が科学技術によって何もかもが解決でき、AI(人工知能)でコントロールできると考え、傲慢になっている反作用として、コロナが蔓延していると指摘。また、拡張主義の路線を取る中国を念頭に、「人が余っているから戦争したがっている」と語り、人口を減らせばそれが収まり、平和につながるとした。

 

さらにミダス王は、コロナワクチンの知られざる毒性や、中国が生物兵器コロナを段階的に実験しているという背景、自身が一度は地球人として生まれたものの、現在は宇宙人になっていることなどについて言及。最後に、「コロナは人類に対する警告の意味」が含まれているとし、信仰心を持つ重要性を力説した。

 

人類よりもう一段上の視点から見たパンデミックの真実が語られた本霊言。上記は霊言のごく一部であり、他にも以下のような論点が語られた。

  • 動物がコロナに感染する背景
  • 地球の人口は〇〇億人になる
  • ウィルスを拡散した中国にこれから起きること
  • コロナ禍はあとどれくらい続くか
  • 救世主が必要な理由
  • ミダス王はどの星座と関係しているか
  • 人類が悔い改めなければ、大きな天変地異が起きる!?
  • 人間として大切なのは、○○○を持ち、○○〇すること

 

 

ここに紹介したのは霊言のごく一部です。

詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。

・幸福の科学サービスセンター Tel:03-5793-1727

火~金/10:00~20:00 土日祝(月曜を除く)/10:00~18:00

・同グループサイトの支部や精舎へのアクセス

http://map.happy-science.jp/まで。

 

 

【関連書籍】

 

メシアの法.jpg

『メシアの法』

幸福の科学出版 大川隆法著

幸福の科学出版にて購入

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ヤイドロンの霊言「世界の崩壊をくい止めるには」.jpg

『ヤイドロンの霊言「世界の崩壊をくい止めるには」』

幸福の科学出版 大川隆法著

幸福の科学出版にて購入

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【関連記事】

2022年3月号 ニッポンの無駄! 『減量の経済学』とは何か - 〔ムダ1〕 進学塾編

https://the-liberty.com/article/19168/

 

2021年12月21日付本欄 大川紫央総裁補佐 「パングルへの変身─六年後の『パンダ学』─」レポート

https://the-liberty.com/article/19081/

 

2021年12月号 ワクチンは神ではない - Part 1

https://the-liberty.com/article/18890/


東京都の在勤・在学を含めて同性カップルを認める制度素案が公表 男女の区別を差別と捉える風潮には待ったが必要

2022年02月18日 05時47分42秒 | 日記

東京都の在勤・在学を含めて同性カップルを認める制度素案が公表 男女の区別を差別と捉える風潮には待ったが必要

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出典元: voyata / Shutterstock.com

《ニュース》

東京都はこのほど、同性カップルを公的に認める「都パートナーシップ宣誓制度」の素案を公表しました。

 

《詳細》

3月31日まで意見公募を行った上で、6月の都議会第2回定例会に制度を盛り込んだ人権尊重条例改正案を提出。今秋の制度開始を目指しています。

 

都の発表によると、同様の制度は6府県、都内13区市が導入しています。しかし、これまでの同性カップルは家族として公営住宅に入居したり、病院で病状などの情報を共有したりすることが認められず、課題があったといいます。

 

素案では、双方またはいずれかが性的マイノリティーで、都内在住か在勤・在学などが対象と規定しています。パートナー関係だと届け出ると、都は受理証明書を発行し、都の事業ほか、都内の区市町村や民間のサービスも証明書を活用できるよう検討しています。ただし、法的拘束力はありません。

 

また、意図せずにほかの人に知られるのを防ぐため、届け出から証明書の発行までを原則、オンラインで完結させる方針です。

 

都の素案発表に合わせ、同様の制度を導入済みの区市は連名で、すでに制度を利用している人に混乱や不利益が生じないよう、情報共有や配慮を求める要望書を小池百合子都知事に提出したと公表しました。


虐待の疑いがある脳死状態の子供の臓器提供を可能にするよう指針改正 そもそも脳死は人の死ではない

2022年02月18日 05時46分04秒 | 日記

虐待の疑いがある脳死状態の子供の臓器提供を可能にするよう指針改正 そもそも脳死は人の死ではない

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《ニュース》

厚生労働省は16日、虐待が否定できない状況で脳死した18歳未満の子供の臓器提供について、医療機関が児童相談所(児相)へ通告が必要と判断しなければ認める方針を決めました。

 

《詳細》

15歳未満の脳死ドナーからの臓器提供は2010年から、家族の同意があれば可能となりました。18歳未満で虐待の疑いがある場合は、証拠隠滅を防ぐなどの目的から、臓器摘出を行わないという規定を設けています。

 

虐待に対する判断基準が曖昧なため、虐待の可能性が低いにもかかわらず摘出が見送られるケースなどもあり、改善を求める声が上がっていました。上記のような内容を盛り込んだ臓器移植法の運用方針を4月にも改正する予定です。

 

指針改正では、知的障害がある15歳未満の子供は親の同意のみで臓器提供をできるようにするとも報道されています。