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中国がロシアの不凍港ウラジオストクを使用する権利を獲得 中国海軍が日本海を動き回る日も来るか

2023年05月20日 05時31分14秒 | 日記

中国がロシアの不凍港ウラジオストクを使用する権利を獲得 中国海軍が日本海を動き回る日も来るか

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ウラジオストク港。

《ニュース》

中国が6月1日より、ロシアの不凍港であるウラジオストク港を中国国内の港のように使用できるようになったと、海外メディアが報じています。

 

《詳細》

韓国紙「朝鮮日報」によると、中国東北部の吉林省と黒竜江省がウラジオストク港を中国国内の港のように使用することが可能になりました。中国海関総署(関税庁)が、「東北部の老朽化した工業基地の振興戦略を実現し、国内の貿易商品の国境間運送協力を遂行する海外港湾の使用を促進するため、吉林省から国内貿易商品の国境間運送事業範囲をさらに拡大することを決めた」と説明したといいます(16日付日本語版)。

 

そのメリットについてロシアの日刊紙「ザ・モスクワ・タイムズ」は、中国東北部の貿易の中継地点としてウラジオストク港を使用できれば、物流ルートの陸路部分を5分の1削減できると伝えています(17日付)。

 

今回の措置は、中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領が3月にモスクワで署名した「2030年までの中露経済協力の重点的な方向の発展計画に関する共同声明」を具体化したものと見られています。その中で両国は、「中国-ロシア『東北-極東』地域間の互恵協力を発展させる」ことで一致していたと、韓国紙「中央日報」が報じています(5月15日付日本語版)。


お客様が、またお越しになれるようにするために 苦情・クレームアドバイザー 関根眞一氏インタビュー(3)

2023年05月20日 05時28分47秒 | 日記

お客様が、またお越しになれるようにするために 苦情・クレームアドバイザー 関根眞一氏インタビュー(3)

<picture>お客様が、またお越しになれるようにするために 苦情・クレームアドバイザー 関根眞一氏インタビュー(3)</picture>

 

月刊ザ・リバティ2023年6月号「つぶれない経営─コロナ時代の経営心得─」では、厳しい時代だからこそ、お客様の心に寄り添ったサービスを行うことの重要性に迫りました。

 

今回は、クレームとの向き合い方と経営の関係について、民間企業や学校、病院、官公庁などから引っ張りだこの苦情・クレーム対応アドバイザーである関根眞一氏のインタビューの中で、本誌に掲載しきれなかった内容を3回に分けて紹介いたします。

 

3回目の今回は「お客様が、またお越しになれるようにするために」。

 

 

苦情を放置すると──お客様が、楽しく買い物する場所が失われる!

苦情・クレーム対応アドバイザー

関根 眞一

関根眞一
(せきね・しんいち)大手百貨店のお客様相談室長を皮切りに27年、「苦情対応」は7000件を超えている。著書に『となりのクレーマー』(中公新書ラクレ)など多数。

 

20618_01
となりのクレーマー
関根眞一 著
中公新書ラクレ

 

20618_02
教師はサービス業です
関根眞一 著
中公新書ラクレ

関根眞一氏(以下、関): 苦情・クレームへの対応は、お客様の立場で考えると、とても切実なものになります。例えば地方の百貨店の場合、お客様を怒らせてしまって、その店に買いに来られなくなると、お客様に迷惑をかけてしまう。なぜなら、都会と違って他に選択肢がないために、お客様が買い物をする場所がなくなってしまう可能性があるのです。

 

つくばの店舗で、売り場から「『うちのデパートに来ていて、何回か嫌な思いをしたから、もう来ないけど、苦情だけは言っておきたい』というお客様がいる」と聞いたので、「それはありがたいことだ」と思って、30代くらいの女性のお客様に話を伺ったことがありました。

 

その方は交通事故で足が不自由になっても、車は運転できるという方でした。「以前、こんな嫌な思いをして、それを我慢したら、また違うところで、嫌な思いをした」と、色々な苦情を並べられました。聞けば聞くほど、こちらに非があるようです。そしてその方は、「関根さんに一通りのことを言ったから気持ちは収まりました。もう、二度と来ませんが」と言い席を立とうとしました。

 

その時、私が「お住まいはお近くですか」と聞いたら、「ちょうど職場と自宅の中間なんです」とおっしゃる。「それは問題ですね」「どうしてですか」「◎◎様がお買い物をするところがなくなっちゃいますよね」「それはそうですよ。でも、ここにはもう来たくない」と言うので、「わかりました」と受け止めました。

 

 

「私が愛するこの町」の話から…

セットアップに向けて進むと、その方が街の自慢をするわけです。「ここは、すごい街なんです」と一生懸命喋ってくれて、「町の大きなホールに、東京から来たコンサートは別格」「つくばには大学や研究所があるので、博士が今、7000人ぐらいいる。そういう人たちは教養が高いので、音楽もよく聴いている。東京より、こちらがレベルは高い」といった話をされました。

 

その人は続けて「こういうお店もある」などと一生懸命話します。そして口を滑らせたのは、食べ物の話を持ち出したことです。「ドイツ料理だったら、こういうところがあるし、フランス料理はここがある、寿司屋はこういうとこもある」とおっしゃいました。グルメは単身赴任の私には得意分野です。

 

ここから、どう"対抗"しましょうか。「そうでしたか」では圧力負けします。