レッスン室には録音・再生できるピアノがあります。再生すると勝手に鍵盤やペダルが動くので小さな子供たちは「おばけピアノ」なんて言ったりします。ある程度曲が通るようになると録音して聞かせることがあります。
その場でビデオを撮って見せることもできるようにしています。こちらは発表会やコンクー ル、グレードテストの前にしか使っていませんでした。
最近自分の個人的な二つの趣味で恐怖体験??をしました。
一つは楽しみにしていたホノルルマラソンのマイDVDが届いたのですが、見て愕然としたのです。走る自分の姿の格好悪さに。撮影ポイントをまずトップランナーが次々に通過し ていきます。ほれぼれするような走りです。次にそこを走る自分たちの映像が映ります。そしてまた次のポイントでトップランナーの映像、そして自分たち・・・。まさにビュンビュン、ぼてっぼてっ、ビュンビュン、ぼてっぼてっ、・・・。疲れてきたのもあるけれど腰が低く前に進んでいない、課題がやきつきました。(ほめてあげたいことは一つ、いつも走っていた。つまり歩いてはいなかった??これは歩く人も多いこのマラソンでは結構えらい!)
もう一つはGolfです。この間ビデオを撮ってもらうことが何度かありました。カメラの前に連行?されてグリップやスイングの課題を指摘されると一目瞭然で認識できます。すぐに矯正はできないにしても理解はできます。
そしてこの2つのビデオで深く深く認識したのが「フトイ、オナカマワリガゲンカイヲコエテイル、ヤセナケレバ!!!!!」ということでした。運動量を増やすか食事量を減らすかしかないのだけれど・・、チョコレートもビールもやめられないし、ダイエットの話をしていたらきりがないです。
それで話を戻しますと、ピアノでも座り方や肩、腕、肘、手首、指・・と結構伝えていてもあまり鮮烈には伝わっていないなあということです。もちろん、自分の音に心底集中して耳を傾ける、脱力して無理なく弾いているかを自分でチェックすることが大事なんですが、そうできるように、こちら側のアプローチの仕方をもっともっと工夫しないとと思っています。
なにかいいアイデアがあったら内緒で?教えてくださいね。