じいくれふの部屋

じいくれふのGはト音記号(G-clef)のG。音楽教室は現在無料塾に。シニア世代になり、新たな活動模索中

我が道を行くタイプは・・・

2007年05月18日 | 音楽

従順型とは反対にあまり言うことを聞かない、我が道を行くタイプもいます。この方がきれいに音が出るからとか直しても、すぐ元通り。でも変な指使いとかしていても、ステージではわりといい演奏をしたりするのです。

幼稚園の小さな子でもやっぱりその辺タイプがあります。

この前両手ですごくがんばってひいてきたAちゃんに

「わあすごい、がんばったね。あとここのとこは・・・」

と話していると、

「Aちゃん、ちゃんとひいたのにせんせいいろいろいうし・・も~ういややわ。

ぷ~んと横を向かれてしまいました。自分なりにがんばったというその子どもの気持ちにすうっと入るようなアプローチができなかった私が悪いのですが、こういうリアクションできる子はあんまりいないので苦笑です。そのしぐさもかわいくて・・・。

自分の思い通りに弾きたいので、好きでない曲をしていると「次いきたいな・・。」とか平気でいえるのです。これはこれでうらやましい。(お母さんはちょっと困っておられましたが)

すごく音楽が好きで真面目でも、演奏家タイプの性格かそうでないかってやはり天性のものがあるのでしょうね。おおらかで気にしていない・・・、そういう部分も必要なのかもしれません。


過剰適応系?

2007年05月18日 | 音楽

この前の岡原先生のPTNA課題曲のレッスンで、弾いておられたのは現役の音大生でとても上手な方でした。こう弾くと言われたらすぐにそのことができる、すごいなあと思っていました。

ところが

「Aさんは言われたことはすぐできるんだ。でも自分ではできないんだ。いつになったら自分でできる??

そう先生は言われるのです。

「たとえばタッチ。僕は1時間でも2時間でも、勝手に即興でいろいろ弾いてこう動かせばこんな音、こんな音を出したい・・・どう使えばいいだろうとか自分で試していた。そんなこと1回でもやったことがあるか?」と言われてどきっ。

私は根が真面目なので?音楽でも他のことでも習い事に関してはしっかり言われることを聞こうとします。(ただ器用ではないし指や体が思った通り動いてくれないのですが。(ー。ー;)

ただ、やはり、いつも教えてもらうのを待っている、そしておかしくなったときに教えられたことばかり探している・・・そんな部分があります。

練習は真面目にしっかり、無意識にできるほどに。でも最終的には自分の意志や感覚を信じてやらないと・・・、ということなのかもしれません。