京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

清涼寺(嵯峨釈迦堂)の紅葉

2024年12月11日 10時30分00秒 | 日記
 12月5日、厭離庵の次に清涼寺を訪ねました。
ご本尊の釈迦如来立像に因んで京都では「嵯峨釈迦堂」と呼ばれる事の方が多いお寺です。














立派な仁王門を入ると西側(左手)には多宝塔と聖徳太子をお祀りする八角形のお堂があります。
この辺りの紅葉も綺麗です。





三国伝来の生身のお釈迦さまで多く模刻されています。

寛和3(987)年、然(ちょうねん)が中国から帰国し、大清凉寺の建立を計画され没後、弟子の盛算が棲霞寺に、師が宋より請来された釈迦如来立像(国宝)を安置されました。

近年の解体調査で体内に内臓を形どった納入物があり、生身如来といわれている。

建立は(寛平7)895年頃と言われる歴史を有しています。





本堂も規模が大きく、立派な建物です。

この日は本堂裏に広がる有料拝観エリアにも入りました。











猛暑の影響を受けた今年の紅葉です。
弁天堂周辺の紅葉も見事です。
ここまで歩いて来てよかったと思える瞬間でもあります。

嵐山・嵯峨野エリアで12月に入って"見頃"になるのは珍しい事です。










本堂の東側(右手)には源氏物語の主人公と言われる"源融"の別荘跡(棲霞観跡)に建つ阿弥陀堂があります。







また、宝物殿には源融がモデルという阿弥陀三尊像の他、多数の宝物を安置されています。











仏さまの写真はネットからお借りしました。






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