私の好きな花が 川沿いの散歩道で見られるようになってきました。
それは「マルバルコウソウ」という草花で アサガオとかヒルガオの仲間に属するツル性植物です。
夏場に 緑葉の中の真紅ということで 直径1cm程の小さいながらも目立つ花を咲かせます。
拡大するとこんな感じで 中々の存在感です。
しかしながら この花1日花で 朝日が昇ってから咲き出すので 早朝散歩時はまだ十分に開花していないことが多く・・・
そして 午後には萎んでしまうので 開花している時間が短い花なのです。
次は 目立たないのでついつい見逃しがちな「稲の花」です。
当地では稲刈りが遅いので 今が丁度花期にあたり 稲穂周辺が白く染まっています。
近づくと こんな感じですが 受粉は虫等が介在するのではなく自家受粉ですが 美味しいお米作りには欠かせません。
花が咲いてから 1ヶ月程で米が実るそうです。
そして こちらも花は短命で 朝の内しか咲かないようです。
マルバルコウソウは愛らしい花ですが 繁殖力が強いために畑等に進入すると強力な雑草となり 野菜の生育を阻害したり
収穫時の作業阻害になるようで 警戒種リストに挙げられているそうです。