
裏庭の片隅で けなげに実ってくれた「ハッサク」を霜が降りる前に収穫しました。
わずか3個のみのささやかな取り込みですが それなりに色付いています。
年内はこのまま放置し 追熟させようと思っていると・・・ より立派な果実色々を ご近所さんから沢山頂きました。
ハッサク以外に「レモン」や・・・
「キーウイ」と「ユズ」も!
そして 少し変わったものでは「カリン」も頂きました。
カリンは喉に良い果物と言われていますが 非常に硬い上 渋みも強いので生では食べられません。
ところが ジャムにすると 果肉からでる特有な香りと風味がクセになる 魅力的な食べ物に変貌するのです。
まずは 果肉をカットするのですが そのままでは危ないので電子レンジで柔らかくなるまで加熱します。
カットする際に 種も捨てずに取っておき 袋に入れて果肉と一緒に鍋に入れます。
種にはペクチンが多く含まれ 煮込んでいくと とろみが出ます。
柔らかくなってから種袋を取り除き 砂糖を入れ更に煮込みますが 我家では甘味は控えめにしています。
出来上がったジャムは 長く楽しむために簡易容器に取り分け 冷凍保存します。
この「カリンジャム」 朝食時にトーストに乗せて頂いていますが 中々の美味しさです。
他の果実は熟成中のものもありますが 果汁を焼魚や漬物にかけたり 果皮は和え物や汁物の香り付けに重宝しています。