こばとの独り言

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「花の野に咲くうたかたの」 あらすじ・感想その3 井之上麗奈編

2015年04月08日 00時14分48秒 | 美少女ゲーム

3周目は井之上麗奈でした~。

麗奈は道隆の幼馴染。その付き合いは従妹の汐音よりも長いです。父親が不動産会社の社長をしているため社長令嬢・・・ということになりますが、普段から無愛想で曲がったことが嫌いな男前の性格をしており更に割とキツイ言動をしていることも多いため、お嬢様というイメージはほとんどありません。感じたのは極端にデレが少ないツンデレっていうイメージかなぁ・・・w
性格が男前なので(大雑把で考えるよりもまず行動)見た目のイメージとは程遠くなっていますが、父子家庭で仕事で忙しい父親の代わりに家事を担当しているため、実は汐音よりも家事スキルは高かったりします。お弁当も毎日自分で作ってるようですしね。不器用なのでちょっと色々と損している感じですが、本人は気にしてないようなので別にいいのかなw
とある理由で父親のことを一方的に嫌っているものの、父親が経営している会社の仕事に関しては誇りを持っているようで、道隆が桜花荘に引っ越したことを知ったときも、何故ウチを使わないのかと怒ったほどです。まぁ本人は無意識だったようですが。

麗奈編では、学園怪談騒動の裏話から始まり、最終的には道隆の事故の真相や目の能力について触れることになります。イチャラブ度は汐音ちゃんや涼子ちゃんと比べると少ない印象だったかなぁ・・・。麗奈の性格の問題もあるのでしょうがw
怪談騒動で、中学時代からの知り合いで麗奈と仲が良い波多野美奈が母親のことで何か悩んでいることを知った道隆は、個人のプライベートに足を踏み込む覚悟はあるのか・・・という麗奈の言葉に対し、深く関わることを決意します。
美奈が桜花荘に来ていたという話を桜花から聞いた道隆は麗奈に仲介役を頼みますが(道隆は美奈に嫌われていると思っているため)、そのとき麗奈から2人の親が再婚しようとして麗奈たちは反対しているという話を聞きます。そして、ファミレスで待ち合わせをして美奈から話を聞き出しますが、そこで美奈の口から“桜花荘”という言葉を聞き、新たな疑問が生じます。その後、神社にいる優枝から月女の学園七不思議の内容と久住学園七不思議との関連性を聞き出した2人は、桜花荘の幽霊の噂や異世界に連れて行かれるという七不思議の多さから、美奈の願いは母親が居なくなるのを願っているのではないか・・・と思うようになります。
その帰り、再びファミレスに寄って話をする2人。そこでそもそも何故2人が親の再婚を反対するのか気になった道隆は、先ず麗奈の言い分を聞くことにします。そのとき麗奈が道隆の遭った事故の真相を話します。加害者が麗奈の父親の経営する会社の従業員であることや、麗奈の父親が美奈の母親と再婚する理由が彼女の所有する土地が目的だから・・・という話をします。麗奈と美奈が一緒にいることが多いのはお互い再婚反対という共通の目的があるためでした。
麗奈からその話を聞いた後、桜花荘へ帰ったところ、美奈が訪ねてきて一通の手紙を受け取ります。それは麗奈宛の手紙でした。そして、美奈から道隆のことを嫌っていないことむしろ感謝していることを話され(交流ノートの相手が誰か知っていたらしい)、更に音楽室に行った理由を聞くことが出来、音楽室のオチも判明します。手紙を受け取ってすぐ麗奈に渡しに行った道隆は、公園で彼女が父親と口論しているのを目撃します。桜花荘の買収など不穏当な会話がありましたが、見ていたのがバレた道隆はとりあえず麗奈に手紙を渡します。そして内容を見た麗奈は驚き・・・その日行方をくらまします。
行方不明になった麗奈を探す道隆。一向に手がかりがないまま、最後に彼女の色を見た神社を重点的に調べ、更に能力を使おうとした結果、急に覚醒して麗奈の色がよく見えるようになります。覚醒した目は負担が大きかったものの、手がかりはなくせないからと耐え抜き、ようやく麗奈を発見。そこで麗奈から家出している理由を聞き出し、道隆の目の事への罪悪感や自分自身がかつて道隆にしていたことが許せなかったという麗奈は道隆からの言葉で救われます。そして、落ち着いた麗奈からどう思っているか聞かれたため、道隆は告白し、2人は恋人同士になります。
一晩明け山を下りて神社まで戻ってきた2人はそこで待っていた父親たちに叱られた後、麗奈は病院に、道隆は学校へ行くことで解散となりました。そして、放課後汐音と桜花に使い始めたことを告白。汐音はショックを受け泣いてしまったものの2人を受け入れ、祝福します。汐音編では麗奈は冷静に受け入れてたけど・・・この辺は性格の違いなのかな~。汐音編からやると汐音が如何に道隆を好きだったか知っているので、ちょっと切なかったです。
その翌日、麗奈の父親に挨拶しに行った道隆。そこで麗奈の父親から一連の真相を聞き出します。父親の一連の行動に納得がいった麗奈は父親と和解。あとは、麗奈の母親が残したと思われるもう1通の手紙・・・夫への手紙を探すことにします。ここで再び道隆が覚醒させた能力を使い、手紙を見つけることに成功。その代償として数日間失明状態になり、また皆から叱られ心配されることになりましたとさ・・・目出度し目出度し・・・なのかなw 結局、あの能力の覚醒は何だったのかとか“鏡石”のことなどあまり解明されないままでしたね・・・。

まとめると・・・なんか麗奈編は複雑だったのでまずはどこから話せばいいのかw 先ずは美奈のことから始まるので、美奈から行きましょう。
美奈と道隆は中学時代、教室に置いてあり誰も見ていない交流ノートで一時期文通をしていました。ただし、お互い名前は明かさなかったため、美奈は相手が道隆とは知りませんでした。道隆は目の能力でそれが誰か知っていましたが。美奈の悩みに対して真摯に答えていた道隆でしたが、ある日そのノートが紛失します。誰かの目に触れたら美奈が傷付くだろうと思った道隆は麗奈に協力してもらいます。ノート自体は道隆の力を使えば簡単に見つかりますが、見つかった後気になった先生やクラスメイトたちに見られる可能性があったため、麗奈の目の前でノートを見ようとしてそれを麗奈が止めるものの道隆がそのノートを破ってしまう・・・という一芝居でした。この後から麗奈と美奈が一緒に行動するようになったように見えたため、道隆は2人はそれがキッカケで仲が良くなったのだと思い、それと同時に自分は美奈に嫌われたと思っていました。実際は道隆が文通の相手だと知っていて逆に感謝していたようです。麗奈と一緒にいるときに厳しい態度を取られていたのは話していない自分の秘密を知られてしまうのではないかという不安があったのかな。
美奈の実家は昔剣道の道場をしていましたが、道場を継いだ兄夫婦と美奈の父親が旅行中の事故で亡くなってしまい、残されたのは美奈と美奈の母親だけでした。立派な道場と土地だけ残り、相続税やら色々面倒な事案が一気に母娘に降りかかって困っていました。それを助けたのが麗奈の父親。助けた理由は美奈の母親が麗奈の父親の不動産会社で働いていたためですね。その付き合いで麗奈と美奈の母親同士は親しかったようです。しかし、美奈の母親は不動産会社を辞めてしまいます。理由は、道隆が巻き込まれた交通事故でした。
この事故は乗用車とトラックの衝突事故でしたが、単なる交通事故ではなく、乗用車もトラックも麗奈の父親の会社に関係していたのです。理由は仕事の多さによる過度の疲労によるものでした。ちなみに麗奈の母親の死も過労が原因です。そして、失明した道隆の治療費等の賠償を支払うために麗奈の父親は仕事を更に増やしたため、美奈の母親はついていけなくなり、他の仕事へ転職してしまいます。それから美奈の母親は人が変わったかのように美奈に厳しくなってしまいます。これが美奈にとっての1番の悩みとなっていました。美奈の願いは“母親を昔の優しかった頃に戻してほしい”というものでした。美奈が聞いた音楽室の七不思議は“月桂樹の葉に書かれた人の人格が変わる”というものだったので、葉に母親の名前を書いたというわけです。桜花荘を訪ねた理由はコンビニに現れた幽霊の噂と桜花荘に元々あった幽霊の噂のせいかな。そこまで藁にもすがる思いだったようです。結婚を反対した理由は自分は残したいと思っていた剣道の道場を麗奈の父親が潰そうとしていたと思っていたからです。
麗奈の父親と美奈の母親の再婚話は麗奈が言っていた美奈の母親が所有していた土地が目的ではなく、桜花荘などそういった古い施設を買収しようとしていた理由は他のところにありました。再婚話とは別に切り離して考えるということです。買収等の行動は道隆の目の治療のためでした。そもそも、道隆が失明した原因は、トラックに積んであった鏡が割れてそれが視神経を傷付けたことによるものでした。
麗奈の父親は、生まれた頃から知っている道隆のことを息子のように思っており、道隆が話していた目の能力のことを信じてその力について調べていくうちに、道隆の目は“人の痕跡を見る”ではなく“人の記憶を見る”のではないかという考えに行き着き、それと似た現象を引き起こす“人の記憶を映し出す石”、“鏡石”の存在に辿り着きます。道隆の目を治療するために“鏡石”が鍵になるではないかと考えた麗奈の父親は、その“鏡石”があったとされる古い小さなお社のある古い施設を調査しようとして、そのために必要な資金を得るために仕事を増やしていた・・・というわけです。桜花荘の資料が何故か麗奈の家にあったのはこのためでした。
それと・・・麗奈が終盤に家出した理由は母親からの手紙の内容で、それが“父親を信じてあげて2人仲良く”という内容だったため、どうしたらいいか分からなくなって家出してしまったようです。考えることが苦手な麗奈らしい行動と言えますが、周囲からするとはた迷惑なことですねw ちなみに、麗奈が1番気にしていたことは道隆が被害にあった事故が自分の家に関係があったという罪悪感よりも、それを知らなかったとはいえ自分の家族が傷付けた道隆のリハビリを手伝っていたことに誇りを持っていたことでした。そんな自分が許せなかったようです。まぁそのことに関しては道隆が感謝の言葉を言ったことで救われましたが、麗奈がどことなく道隆を気にしつつも距離を置いていたのはこれが原因だったわけですね。
うーん?まとめられてない気がするけどこのくらい?あと何かあったような気がするけど頭の中がこんがらがって分からなくなったwww

麗奈のHシーンは5回。彼女も着やせするタイプなのか、脱ぐと結構すごかったですね。ただまぁ・・・大きさ的には汐音の方があるっぽい?w フラグメントのお返しの方のHシーンは・・・アレはパ○ズ○フェ○に見えなくもないけど・・・ただのフェ○だろうか・・・ちょっと不明確。ですが、まぁそれは良かったと思う。あとは2回目とお風呂Hかな~。どっちにしろ尺が短いので実用性という意味では物足りないですね。まぁそれは汐音ちゃんや涼子ちゃんも同じでしたけど・・・いずれも5回のHシーンの尺を全部足すと丁度いいくらいでしょうかヽ(´ー`)ノ
一般CGですが・・・ごめん、オシッコしてるシーンが1番グッときてしまいましたw ぃゃ~、あとは効果音があれば・・・って変態か!?ぃぇ、変態ですね(爆)
つか、ほとんどイチャラブしてないし、あんまデレてもいないですよね、この娘。というか分かりづらいw シナリオ自体は良かったけどね。

さて、お次は鵲雫です~。