4周目は鵲雫でした~。
雫は久住学園の生徒会長。圧倒的な得票数で生徒会長になったので生徒たちからの信頼は厚いようですが、クールで威圧感があるため、本人は普通に接しているつもりでも、目の前に立たれると相手は怒られた気分になってしまうようですw
頭は良く思考パターンは桜花に近しいものはありますが、桜花と大きく違う点は思考にロマンが混ざるところでしょうかw 幼い頃の経験が今でも影響していて、更に叔父が骨董店をやってるのもあり、不思議な事件があると気になって仕方ないようです。好奇心旺盛といいますか。特に不思議が具現化した桜花には興味津々ですねw
物語の中ではあまりそういった素振を見せませんが、料理は得意なようです。また、猫をたくさん飼っており、捨て猫事件のときに1匹引き取っています。他に4~5匹はいるみたいですね。
雫編は学園怪談騒動の続きになります。序盤に発生し謎が残ったままだったチョーク紛失事件の犯人が分かる他、“鏡石”と道隆の目の能力の関連も僅かながら見えてくるようです。ぶっちゃけて言うと、他のシナリオと何も関連のない涼子編を除けば、最初にやるべきルートかもしれませんね、これw
優枝の言っていた「久住のは本物」という言葉と、夜の音楽室に行ったときに雫が積極的だったということが気になった道隆は、怪談調査を続けることにします。そこで、雫と会い話をしますが、興味はあるけど他に何か事件のようなものが起こらない限りは動けないと言われてしまいますが、そのとき部活の帰りで一緒にいた涼子から音楽室の怪談の詳細を聞きます。それが陸上部の先輩から教えてもらったことも。
意外なところから情報が出てきたことで、雫は好奇心が抑えられなくなり、調査を再開することにします。雫はチョーク紛失事件を調べていた際に音楽室とは違う怪談話を耳にしたことを思いだし、以前のチョーク紛失事件において犯人が盗んだチョークを入れた焼却炉に行きます。その怪談話は人骨を使う呪いの儀式のことで、関係があると睨みます。その理由の1つとして叔父の骨董店に人骨を探しに来た少女がいたからでした。
雫は教師の見回りが来るかどうか中庭まで行って監視するよう道隆にお願いし、自分は焼却炉の中を調べます。しかし、道隆が戻ってくると、焼却炉の前に先ほどまでなかった“人の痕跡”を発見し、雫が調査で入っている焼却炉の蓋が開けられないように細工してありました。ここで、雫に痕跡があったことを正直にいると正規のルートに進み、誤魔化すと道隆が1人で痕跡のあった人と出会い話を付けて終わります。
犯人からの警告だと思った道隆たちですが、また何かするかもしれないと、休日も焼却炉に行ったりしましたが(汐音ちゃんの上とコートだけ着てスカート穿くの忘れたことがあるってのはウケたw)・・・ここで意外な人物が犯人として浮上します。それは、雫と仲が良いクラスメイトの緒川希美香でした。雫と付き合っていると噂の道隆を見に友人の澄田景とやってきて、緒川の色が焼却炉の前に残っていた痕跡の色と同じだっため道隆は驚くと同時に混乱します。
しかし、友人が犯人だと判明しても動じない雫の態度に戸惑う道隆は、その理由を雫本人から聞きます。雫は幼い頃、叔父の骨董店にあった手鏡を見ていたとき、手鏡から話しかけられ、それを繰り返していくうちにだんだん手鏡に囚われるようになりました。異変に気付いた親によりすぐ引き離され雫は元に戻りましたが、その後遺症として内面にもう1人の自分がいるような感覚になってしまい、何が起きてもそのもう1人の自分がブレーキをかけてしまう・・・ということでした。
翌日、雫は犯人から事情を聞き出すため、緒川と廣田を夜の学園に呼び出します。道隆も何も知らず呼ぶ出されましたが、3人が揃った直後、幽霊のようなものが現れ、その場は混乱。道隆は2人を連れて校舎に逃げ込みます。教室に追い込まれた道隆たちは、幽霊なら生贄を差し出すよう言われ、恐怖に負けた廣田は道隆を生贄にしようとします。自分の本性を曝け出す形で。そう、真犯人は緒川ではなく廣田のほうでした。動機は単純で1年前付き合っていたバスケ部の先輩を振った雫が憎かったから・・・という逆恨みでした。
ここで、一連の事件について真相が語られます。その前に判明したことも混ぜるとこうです。雫に呪いをかけるにあたって必要な儀式において人骨が必要でしたが、骨董店に行っても入手できなかったため、同じもの・・・カルシウムで出来ているチョークを人骨に見立てて使うことを考えます。あとは卒業生で学園に対してなんらかの思うところがある先輩に声をかけてチョークを盗ませ、盗んだチョークを焼却炉の中に入れさせて、あとはそれが焼かれれば儀式の完成となるわけです。生徒会が管理しているチョークが紛失したのも雫が焼却炉に閉じこめられたのもただの雫に対する嫌がらせで、しかもそれらは全て自分自身の手を使わずに実行したわけです。女の嫉妬って怖いわ~ヽ(;´Д`)ノ
それから、以前骨董店にあったという手鏡の行き先が判明します。今回の主犯である廣田が持っていたようです。しかも割ってしまったらしく、それを神社に埋めた・・・ということで、2人はそれを探しにいくことにします。なかなか見つからない手鏡でしたが、道隆が能力を覚醒させたことでどうにか発見。しかし、身体への負担は大きく倒れてしまい、雫に介抱してもらっていたところを優枝に見られてしまい・・・優枝さん、いつもタイミング良いところで現れますねwww
手鏡を発見した翌日、昨日倒れた道隆を心配した雫がお見舞いに来た際、道隆は思わず告白をしてしまい・・・雫もそれを受け入れ、2人は恋人同士になります。付き合い始めた2人は色んな人にからかわれたものの、概ね受け入れられました。一悶着あった廣田や緒川とも関係は修復しつつあるので、全て上手くいっていましたが、雫はまだやり残したことがありました。それは手鏡についてです。
幼い頃に体験したことが真実かどうかを確かめたかった雫は、本来の七不思議を旧校舎時代の卒業生である島津先生から聞きだし、その中の1つであり雫たちが持っていた手鏡(学園にも同じものがあった)を使うという“合わせ鏡”を実行します。ここで実行しない場合はグッドエンド。やや消化不良気味で終わりますね。
合わせ鏡を実行すると2人は見た目がソックリな教室に転移させられ、閉じ込められてしまいます。その間色々脱出する方法を試しますが全てダメで、その中で約1ヶ月ほど経過(この中では体内の時間が止められており、食事は不要だった)。その頃には2人とも精神がかなり追い込まれてしまい、道隆は助けられたという夢まで見てしまうほどでした。でも、その幻想の夢が思わぬヒントになります。
道隆はまだ試してないこと・・・能力の覚醒を使い、本来ならあるべき2枚の鏡を発見し、それを叩き割ることで脱出に成功しました。閉じられた世界に入ってしまったのは道隆の能力に原因があったようです。ちなみに現実世界は1秒たりとも進んでいなかったため、特に問題にはなりませんでした。雫も今回の体験で不思議なことはあると納得したようです。
エピローグでは雫の大学受験に付き合って勉強する道隆の様子が描かれています。
ところで、麗奈編と合せて考えると・・・道隆が能力に目覚めた原因って、事故のときに道隆の脳の奥に刺さった鏡の破片が鏡石(手鏡?)だったからってことでしょうかね。そうすると色々と説明がつくんですけど。
雫のHシーンも5回。おっぱい大きいので期待してたんですけど・・・パ○ズ○フェ○はないわ、おっぱいも見せないわでガッカリでした(´д`) おっぱい見せるの最初だけですよ。ありえませんよ!
一般CGでは、膝枕かな~。正確にはその後が面白かったのでw 恥ずかしいセリフを言っていたのを優枝に聞かれてしまい、動揺する雫が良かったですw 普段は冷静でも恋愛事になると反応が素直になる雫が可愛いですねw
さてさて、次で最後ですかね~、桜花です!