こばとの独り言

ひたすらに趣味を語るブログ。
【18禁の記事もある為、閲覧は自己責任でお願いします】

「フラワーナイトガール」 こばと団長の活動記録 その58 スプリングスペシャルガチャ'18

2018年04月04日 09時33分32秒 | フラワーナイトガール(花騎士)

不意打ちのように開始されたスプリングスペシャルガチャ'18ですが、やってやるですぅ!って感じで、スペチケ頂きました。

か、かろうじて金だったでござる。このガチャを引いた時点では、まだガチャ運が戻ってませんでした(´Д`;)ヾ

スペチケって言っても欲しい虹は大体手に入れてしまったので、誰がいいかちょっと悩みましたが、ずっと気になってたこの子にしました。

ハブランサスです~。見た目が好みだったのと、おっぱいですね。おっぱい。斬属性のバリア持ちだからっていうのもある。

まぁバリアに関しては現状アプリコットちゃんがいれば事足りてるんですけど、水影の騎士とかで編成上必要になってくるかもしれないですしね。

寝室には期待してたんですけど、第1寝室が団長の手でおっぱいが隠れててガッカリ、第2寝室はおっぱい見せてくれたので満足でした。男の手でおっぱい隠れてるのが1番腹立つわw

今後のスペチケ候補としては、何人かいるんですけど、「絶対この子がいい!」っていう子がいなくなってしまったw 今後の追加虹に期待ですかね~。

ちなみに、今回のイベントで追加された虹のアグロステンマはイベント期間中の追加キャラの団長メダルガチャで入手できなかったら、虹色メダルで入手する予定。久しぶりにクリティカルな虹が出ましたw


【春の応援ガチャ'18結果】

スペチケの前に開始されてた春の応援ガチャも、やってやるですぅ!って感じでやってみました(*'∇')

☆5以上確定とはいえ、この段階ではガチャ運絶賛低下中だったので、あんまり期待してませんでしたが、虹色メダルと石が貰えるならとやってみました。

やはり確定分の金しか出なかったなぁ・・・アネモネが出てくれたのが救いです。いやー、この頃は団長メダルガチャを引いても銅ばっかり出てて、若干モチベが下がってた時期でしたねヽ(´ー`)ノ


【ウサギノオちゃん&ススキちゃんピックアップガチャ】

私の好きなロリ巨乳コンビ、ウサギノオちゃんとススキちゃんのピックアップガチャもやってみました。

2人とも入手済な上、ウサギノオちゃんは最大強化済ですが、ススキちゃんの装備スロット穴をあけるためですw

その結果がこちらになります。今回は銀鉢も含めて全部公開w

1日1回ずつやって、虹1回、金4回、銀3回という結果でした。最近のガチャ運から銀ばかりだったらどうしようと思ったけど、杞憂に終わって良かったw 特に虹鉢がススキちゃんだったので良かったです。金のススキちゃんの割合も多かったし。

そして、虹のススキちゃんが出た日からガチャ運も少し上がってきました(*'∇')b


【☆5花騎士の封印石'15】

初年度の2015年に追加された☆5の花騎士の中から好きな子を1人もらえる封印石を使ってみました(*'∇')

2015年はまだ花騎士をやってなかった頃ですねw そんなわけで、交換したのはこの子でした。

ガーベラです~。2015年の金も8割くらい持ってたみたいで、誰にしようか迷ったんですけど、最終的にはおっぱいで選びました。おっぱいです。おっぱい。

( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!

寝室はどっちも大変素晴らしいおっぱいだった上、ガーベラが非常にエロエロだったので満足しました(*´Д`*)b

( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!

寝室に満足したので、しばらくは通常攻略の第4パーティ(金オンリー)に編入します(*'∇')b


【ナイドホグル団長の眷属育成計画「はらぺこナーメ」図鑑コンプリート完了】

2018年4月1日のエイプリルフールのときに開催された「はらぺこナーメ」の図鑑は一応コンプリートしておきましたw

まぁ製造現場を全部解放して放置してたら勝手にマカロンが数千万になってたので、一気に終わらせましたw

特に何かあるわけじゃないけど、こういうイベントは好きですw


【特殊任務「才華三花ぶらり旅」第1話攻略完了】

まぁ初級レベルの難易度だったんで、簡単だったんですけど、3周年の人気投票で上位3人に選ばれた子たちが主役の「才華三花ぶらり旅」の第1話をクリアしました(*'∇')

以前のツツジちゃんと似たような感じなのかな?色んな花騎士が登場するみたいなので、今後の展開が楽しみ。っていうか、アルストロメリアってカレーネタしかないのかな・・・w


【新規入手した花騎士の紹介】

ガチャ運低下中でしたが、ようやく戻ってきたようです。では順番に紹介いっくよー(*'∇')

先ずはイベ金のキンセンカですね。

下乳が見える衣装ということで寝室に期待してたんですけど、肝心のおっぱいが隠れてて残念でした。第2寝室に期待です。

2人目はこの子。

ウキツリボク(競技会)です~。久しぶりに単発ガチャで出た虹です!

この子は以前イベ金で登場した子ですよね?あんまり覚えてなかったんですけど。イベ金で登場したときはそんなにおっぱい大きいように見えなかったんですけど・・・虹になったらおっぱい大きくなりすぎんじゃね?っていうくらい成長してますよねw 寝室とか凄いですよw

3人目はこの子です~。

イベ金のアデニウムですね。お堅い系の花騎士ですが、おっぱいは素晴らしいです。おっぱい。寝室のおっぱいも良かった。( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!

最後はこの子です~。

エーデルワイス(新春)キター(゜▽゜)!!

スペチケ候補の1人だったので嬉しいですわ~(*'∇') おっぱいは普通ですけどねw けど、寝室はおっぱい見せてて良かったです。

いやー、1ヶ月くらいガチャ運低下してたんですけど、1週間で2度単発で虹が来てくれたので、ガチャ運も少しは戻ったのかなーって思います。まぁ金の方が出てこないんだけど。最近の金は結構好みな子が多いので欲しいんですけど・・・虹の方が出てしまったというねw

ちなみに、虹は40人を突破。ついにクジラ艇の無属性と魔属性の編成をオール虹に出来るようになりましたw

さすがに全属性でオール虹にするのは不可能ですけどw ちなみに、総合力順でオール虹にすると無属性ではなく魔属性になりますね。魔属性多すぎですw


【進化&開花した花騎士の紹介】

今回は、アサザ、ハブランサス、ウキツリボク(競技会)、ガーベラ、エーデルワイス(新春)の4人ですね(*'∇')

今回はおっぱい比率高めですね。いえ、決してエーデルワイスのおっぱいは小さくないのですが!それ以外の子が大きすぎるのです(爆)

ガーベラの開花グラとか結構お気に入りですね~。おっぱいが素晴らしい。( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!


【現在の総合力】

総合力は703,000を突破しました(*'∇')

現在はマンリョウにアンプル投入中。まだ半分過ぎたあたりかな。まぁここから先は入手した虹次第になるので、のんびりやってますわ~。71万達成するために、レッドジンジャーとかも上げておこうかな。ハナミズキはアンプル投入予定ですけど。


【雑談】

ここ2週間ほど、熱を出して寝込んだり引っ越しの準備とかでゲームやる時間が減ってしない、花騎士もスタミナと探索ポイントの消化ばかりであんまりプレイ出来てませんでした。今も新作エロゲの攻略しなきゃいけないし、引っ越しの荷物もまだ届いてないので、しばらくはのんびりプレイが続きそうです。

まぁあと、総合力70万達成してしまったのと、大規模イベントが終了してしまったせいか、若干モチベ下がってるんですよねぇ。またナイドホグル決戦イベントみたいなのが始まるといいなぁ。

モチベが下がってた理由の1つにガチャ運が低下してたこともあるんですけど、ここ最近、立て続けに虹を引いたので、少し持ち直しましたw

モチベアップのためにも、また新しい目標を見つけないとなぁ・・・。

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「RIDDLE JOKER」 あらすじ・感想その4 三司あやせ編

2018年04月04日 00時00分00秒 | 美少女ゲーム

4人目は三司あやせでした~。

三司あやせ キャラクター紹介
橘花学院の学生会長で暁のクラスメイト。テレビ出演しており、アストラル使いとしては一番の有名人。日本で唯一のアストラル能力を受け入れた学院の学生会長という立場もあり、取材の対応等が多く、忙しい日々を送っている。アストラル能力は“引力と斥力の操作”。ただ、能力の効果範囲はあくまで対象の“周辺”のため、対象が近くにいると自分まで能力の影響を受ける。又、力の操作には相応の集中力を要するために咄嗟に使うことは難しいという2つの欠点がある。
彼女が学院の広報係となっているのは単に学生会長だからというだけではなく、2年前に研究都市内で起こったクレーン事故に関係がある。その事故は、クレーン車が倒れ建設中の建物が倒壊する大きな事故で、負傷者も10名ほど出たものの、1人のアストラル使いの能力によって死人が出ることなく被害も最小限に食い止められた。そのアストラル使いがあやせだった。それ以降、あやせはその可愛いらしい容姿もあってか、注目を浴びてしまい、日本一有名なアストラル使いになった。そして、橘花学院の入学と同時に学院と彼女の両方に取材が殺到し、現在に至る。
あやせの活動については、アストラルに対する先入観を払拭したいという学院側の思惑も混じっているが、本人はあくまで他のアストラル使いがよりよく暮らせるよう活動しているにすぎず、芸能活動ではないと否定している。そのせいか、他人のために頑張る彼女を天使のように思っている人もおり、まるでアイドルと間違われそうなほどに熱狂的なファンが多い。しかし、周囲には隠している重大な秘密があり、気立ての良さそうな性格も実は猫を被っているだけで、結構ズボラで口も悪い。ただ、実家では家事をしていたため、一人暮らししても困らない程度には家事が出来る。
猫が大好きで自分の時間が出来たときは、猫の動画を見ていることが多い。猫を見ているときの様子は最早別人に見えるw ただし、猫好きが災いして、猫に近づくときに暁ですらビビるほどの怖いオーラを出してしまうため、逃げられてしまう。部屋にいるときはゲームをしている。基本的にRPGをプレイしているが、最近は色んなジャンルに手を出している模様。

三司あやせ 攻略情報
七海にも声をかける→二条院さんの水着が気になる→別にいいか→まずは、学生会室に相談しにいく→いつも通りに→茉優先輩

三司あやせ編 あらすじ
【CHAPTER4】
発表祭の翌日。眩暈がしたり体調不良だった暁は、昨日の戦闘で切り付けられたナイフに毒が盛られていたのではと思い、隆之介に聞いてみますが、そんな装備は一切なかったと回答が返ってきたため、単なる疲労かという結論に至ります。その後、隆之介から昨日捕まえた男たちの素性について聞くと、特班と同じ非公開政府組織で特班と敵対する規制派の組織ではないかとのことでした。あやせが狙われたのはアストラル規制をするためのプロバガンダに利用するつもりだったのだろうというのが隆之介の予想でした。再びあやせが狙われる可能性については、隆之介の方で手を打ったらしく、暁のあやせ護衛任務は終了したのでした。
あやせを安心させるため、彼女にもう狙われることはないということを伝えますが、そのとき、再び眩暈がして倒れてしまいます。暁が柿本先生の研究室で目を覚ました後、柿本先生から貧血という診断をもらいますが、そうなる理由の1つに失血がありました。しかし、暁は昨日のことを話すわけにはいかず、失血するようなことはなかったか聞かれて、心当たりはないと答えます。そして、アストラル能力者が体調不良を起こしたときは必ず精密検査を受ける決まりになっていたため、暁は誤魔化すことが出来ず、その検査を受けることになり、付き添っていたあやせは暁の容態を七海たちに報せるために学院の方へ戻ります。あやせを外へ送って戻ってきた柿本先生は早速暁の検査を開始。ヘモグロビンが極端に減っている以外は特に異常はないという結果が出ました。普通の生活をしててこんなことにはならないと言う柿本先生に対し、暁は何とかごまかしきって1日安静にすることを条件に解放されます。部屋に戻って休もうとすると七海たちが駆けつけますが、その中にあやせの姿はありませんでした。
皆のお見舞いが済み再び部屋に1人きりになると今度は暇を持て余してしまいます。暁は、あやせだけがこなかったことが気になっていましたが、丁度そのとき、あやせが昨日の件で謝りに来ますが、暁はあやせのせいではないと言ってその話を終わらせ、その後は話し相手になってほしいと言ってしばらく部屋にいてもらうことにします。とはいえ、特に話すこともなかったため、あやせが暁に質問することになりますが、その質問は、どうしてこんな特殊な仕事をしているのかというものでした。暁は特班のことには触れないよう、自分が孤児であること簡単に自分の過去を話し、あやせに自分の過去を話した理由については、親近感を抱いているからだと話します。それはお互いの秘密を共有しているという意味でした。すると、あやせは突然自分が私生児であることを告白します。彼女の父親には他に奥さんがいて子どももいて、あやせには腹違いの姉がいて、あやせの方が私生児でした。学院の顔をやっているのも、自分の存在意義をそこに見出したからでした。あやせもまた暁に対して親近感を抱いていたのです。そして、その後、2人は日が暮れるまで他愛のない雑談を楽しみ、暁はそんな会話に安らぎを覚えるのでした。
暁の検査の結果が出た日の夜、暁は隆之介から鷲逗研究都市に潜む対象の確保をする任務を与えられ、七海に連絡を取ろうとしたところ、あやせから「助けて」という電話がかかってきたため、急いで窓から外に出てあやせの部屋に向かいます。しかし、あやせはただ部屋でホラーゲームをやっていただけで、怖くて操作できないから助けてという意味で電話したらしく、暁は呆れると同時に安堵します。その後、あやせに頼まれてそのゲームを進行しますが、あやせが密着したたため、あまりゲームに集中できず、最後はクリアできずにゲームオーバーになってしまいます。しかし、部屋に戻った後、あやせが楽しんでくれていたのを思い出した暁は1人で笑い出し、あやせが楽しんでくれたことを喜び、これが恋なのではと思うのでした。そして、それはあやせも同じでした。
数日後、暁はあやせからホラーゲームの続きを今日やりたいと頼まれますが、あいにくこの日は夜に任務が入っているため後日になりました。予定の空いたあやせは、柿本先生から依頼された発表祭の原稿を書いてしまおうと遅くまで学生会室に残っていましたが、それも提出して久しぶりに1人で帰ることになり、暗い夜道を歩いていました。しかし、現在暁と一緒にプレイしているホラーゲームのことが頭をよぎり、更に以前襲われた現場近くに来ると、あのとき犯人たちから向けられたナイフの恐怖も思い出してしまい、1人でいるのが怖くなってしまいます。羽月たちと夕飯を食べた後、部屋に戻ってもその恐怖感は消えず、暁が任務で連絡が取れないと分かっていても電話をしてしまうほどでした。一方、暁は学院の外に出ており、特班が追っている“アポーツ”と呼ばれる物体を瞬間移動で引き寄せるアストラル能力者の窃盗犯を現行犯で捕まえる任務についていました。窃盗犯はその“アポーツ”だけじゃなく“テレポート”まで使い突入した隊員を驚かせますが、サポート要員に回っていた暁のおかげで確保に成功。しかし、暁はその窃盗犯を捕まえたとき、何者かの視線を感じ取りました。一瞬でその気配も消えたため、暁は気のせいかと思いましたが・・・。
任務が終わり自室に戻ってきた暁は、スマホの電源を入れるとあやせからの着信が1回だけあったことを知ります。またゲームの話かと思ったものの、どうしても気になったため、寝ているなら明日に改める、起きていたら話を聞くことにして、あやせの部屋に向かいます。そして、あやせが起きていたため、話を聞いてみると、夜1人で歩いていたら怖くなった、部屋に戻っても1人きりになると不安になって落ち着かなくて、だから電話したと話します。そして、今日に限ってそうなってしまったのは、暁が仕事でいないと分かっていたから。何かあっても暁の助けはこない。だから怖くなってしまった・・・けど、来てくれて嬉しかったと話します。そして、あやせは暁が来てくれたことに安堵し、暁もあやせと一緒にいると昂りを感じ、2人とも相手の事が好きなんだと口走ってしまいます。2人とも思わず言ってしまった本心に慌てふためき、絶対に相手に聞こえていると思い、あやせは誤魔化そうとしますが、暁はその気持ちを誤魔化すことは出来ないから好きだと告白します。そして、追い詰められたあやせは、思わず逆ギレして好きだと返事をします。そして、恋人同士になった2人はキスをしますが、初体験はあやせが怖がったため失敗に終わってしまうのでした。
【CHAPTER5】
エッチに失敗し、あやせは暁のアレのことばかり考えるようになってしまいます。それから暁の方からデートに誘い、迎えた初デートの日、2人は部屋デートをしますが、夜になりホラーゲームの続きをやって、エンディング後の演出が1番怖いというオチにあやせがすっかり怯えてしまったため、一晩あやせの部屋で過ごすことになりました。すると、あやせは怖いけどずっと気になっていると暁をエッチに誘います。そして、ようやく2人は結ばれ初体験を済ませるのでした。
あやせとの交際が順調な暁は、ある日、隆之介から任務を与えられます。それは先日暁がサポート要員として駆り出された窃盗事件の犯人の能力について、特班では物体を移動させる“アポーツ”を使う能力者という情報だったのに、実際には能力者本人を移動させる“テレポート”であったことから、“能力を成長させる”ことについて調べてほしいとのことでした。暁は柿本先生の授業の後、アストラル能力の成長について質問しようとしますが、その前に理事長から水着喫茶で使われていた“水で出来た家具”について取材の依頼が来ているという話を聞き、放課後、当時の水着喫茶のメンバーが集められ取材を受けます。そして、あやせ達女性陣が取材を受けている最中、暁は柿本先生に能力の成長について質問します。柿本先生の回答は、能力の成長は出来ないが、余らせていたエネルギーを上手に使いこなせるように制御が上達すれば能力を強化できるということでした。
取材が終わった後、皆が気を遣ってプールで2人きりになった暁とあやせ。暁はあやせが頑張っている理由について聞いてみると、あやせは、会いたい人がいる、その人はアストラル使いで色んな目に遭って私はそれを見てることしか出来なかった、でも今は違う、私が頑張ることでアストラル使いが暮らしやすい社会になるかもしれない、そうすることでその人に顔向け出来るようになりたい・・・そう答えるのでした。
【CHAPTER6】
ある日、クラスメイトの相模大志が偏頭痛に悩まされ、柿本先生に薬を貰いに行き早退してしまいます。放課後になり、暁は恭平と一緒にお見舞いに行ってみますが、部屋をノックしても反応がなかったため、相模と同じ寮に住むクラスメイトにお見舞いの品を渡して帰ります。その日の夜、あやせの部屋で彼女と一緒に過ごした暁は、女子フロア移動禁止時間になっていたことから、窓の外から自分の部屋に戻ろうとします。すると、人の気配がしたため、見つからないよう自分の部屋に戻り、外の様子を確認します。しかし、しばらくするとその気配もなくなり、暁もたぶん先生だろうと思うことにしましたが・・・。
それから数日後、相模がいつのまにか入院したことを知った暁は、柿本先生にどこの病院に入院したのか聞いてみることにします。すると、頭痛に関する研究を行っている研究者がアストラル能力保有者の患者を探していたらしく、その研究のために東京の病院に検査入院することになったと聞きます。柿本先生はそのことについては人伝に聞いただけで、頭痛を研究している人物との橋渡しをしたのは理事長とのことでした。しかし、相模がクラスメイトの誰にも一言も言わずに行ってしまったことについて、担任の柿本先生ですら伝聞でしか把握していないことに、暁は違和感を覚えます。何でも疑ってしまうのは悪い癖だと思いつつも、やはり気になることのため、隆之介に相談してみることにします。
隆之介はアストラル能力者なら特班にも関係があることだから相模の入院について調べることも可能だが、病院の名前が分からなければ調べるのも大変だと言われ、AIMSでその入院先を調べることになり、ついでに隆之介から”堀河俊之”という人物も調べてほしいと頼まれます。その人物は暁が捕まえた“アポーツ”の能力者でした。掘河は勾留していた警察署から姿を消し、脱走ではなく誰かが手をまわしたのだろうとのことで、AIMSにはその詳細はないだろうけど、念のために調べてほしいとのことでした。そして、夜、七海と校舎に侵入してAIMSで相模のことを調べてみると、行方不明と書いてあったため驚きます。そして、それは堀河の方も同様でした。しかも、バックアップの復元も不可能。そのため、七海からある可能性が示唆されます。それは、独立したネットワークを持つAIMSのセキュリティが甘い理由は、設計者の過信などではなく計画段階から書き換えが容易に出来るようになっていたのではないかというもの。つまり、今回の件もAIMSの情報を書き換えられる人間が関わっているのではないかということでした。
七海からその話を聞いたとき、そもそも相模のことを調べようと思ったキッカケは何だったのか思い返した暁は、相模の入院について知っていた人物が理事長しかおらず、詳しい内容について担任の柿本先生すら知らなかったからだと思い出します。先日調べた行方不明になっている能力者についても、理事長や学院が関わっているのでは・・・そう思った暁は、七海と寮に戻ってすぐに隆之介に報告します。隆之介はそれなら物的証拠が欲しいと言い、七海に監視カメラのデータを調べてほしいと命令します。もしも理事長が関わっているのだとしたら、変に外に移動させるよりも自分の息がかかっている関係者以外入ることのできない研究棟に連れていくのではないかということでした。しかし、暁と七海が徹夜で調べた結果、監視カメラの映像には特におかしな点は見当たりませんでした。研究棟のセキュリティに関する情報を入手するにも、1度は研究棟に入らなければなりませんでしたが、PCに疎い暁でもその作業は可能であることから、暁は以前貧血で倒れて研究棟に入ったことを思い出し、今回はそれを利用して研究棟への侵入を試みることにします。
柿本先生にまた眩暈がすると申告して、研究棟に入り柿本先生が席を外している間に研究室のPCを立ち上げて七海から受け取った機器を差し込みます。しかし、帰るときにそれを持ち帰らなければいけなかったため、暁は戻ってきた柿本先生の注意をこちらに引こうと先日の能力の成長について話をしてみることにします。そして、薬や手術などの方法について話をしますが、柿本先生は人道的なこともあり認められるはずがないと言います。暁はそれを聞いて、もしかしたら理事長は表立って出来ない研究のためにアストラル使いを集めているのではないかという疑惑が浮上します。その後、何とか柿本先生を引き止め、無事機器も回収し、寮に戻った暁は七海に確認してみると、七海は既に研究棟への侵入するための対策を施していました。2人で研究棟の構造を確認したところ、怪しい空間がありそこだけセキュリティレベルが違うことから、そこが怪しいと見ます。そして、明け方が1番稼働率が低いことから、2日後の明け方に侵入を試みます。そして、セキュリティをかいくぐり隠し部屋を発見。その部屋には巨大なカプセルが置いてあり、その中には相模を始めとして暁たちが調べた行方不明になっている能力者たちが眠っていました。
暁は置いてあるPCの中身については七海に任せ、自分はその周囲にある紙の資料を持ち帰ることにしますが、その資料の中に“アストラル能力の暴走について”というものを見つけます。アストラル能力者のリンク値を超えたエネルギーを生み出すと使用者に大きな負荷をもたらし、この事態に脳はパニックを引き起こし、負荷を軽くしようと試みて、本人の意志とは無関係に能力が発動、そうすることで更に負荷が大きくなり事態は更に悪化する、これが暴走の原因であり、暴走は能力のコントロールを失うため、能力者自身にも危険、また、暴走により周囲に多大な被害を生じさせた場合、アストラル能力が批判される要因となる、だから暴走については機密とする・・・そういった内容でした。アストラル能力の暴走による批判を避けるために暴走該当者を拘束する、あやせが狙われたのもプロバガンダのためなどではなく、暴走の可能性があったからでは・・・そう考えた暁は嫌な予感がします。しかし、そろそろ人が来る時間帯にさしかかるため、七海が施設を出ようといいますが、その前に人の気配がしたため、暁と七海はステルス機能を使って身を潜めます。そして、この隠し部屋に姿を現したのは理事長でした。
理事長は資料を見るわけでもPCを立ち上げるわけでもなく周囲を見渡すと、「いるんだろう」と暁たちの存在に気付いているかのようは発言をします。暁はブラフの可能性があると思い、そのまま動かずにいますが、理事長もそこから動く気配はありませんでしたが、2人の名前を言われて完全にバレていると分かった暁は理事長の前に姿を見せます。そして、理事長に連れられ研究棟を出て向かった先は理事長室でした。暁はアストラルの暴走について公表すべきだと言いますが、理事長は、アストラルの暴走が世間に知られれば、アストラル能力者は間違いなく迫害を受けるようになる、そうならないためにあそこで治療している、暴走のメカニズムの解明と再び制御を見に付けるための治療法、薬の開発を急いでいる、公表するにしても治療法が確立していた方が良いと話します。理事長がアストラル能力の暴走について把握したのは、2年前のとある事件でした。暴走者の名前は“伊勢琴里”。その子は理事長の娘でした。琴里の能力は風の操作で、暴走したときは自分や周りを巻き込むほどの暴風が発生し、その結果、周囲の建築物や巨大クレーンをも倒す大きな被害を生み出しました。そう、三司あやせが注目を浴びることになった事件、それを起こしたのは伊勢琴里だったのです。そして、伊勢琴里もまた相模たちと同様に眠らせていました。
いつまでも隠しきれるものではない、しかし、アストラル技術がインフラを始めとした社会に組み込まれてしまえば引き返せなくなる、暴走という危険性があろうとも使わざるを得ない状況になれば・・・そうするためにもアストラルという力の有用性を早く広める必要がありました。そのために理事長は、あやせをそのプロバガンダとして利用していました。暴走が露見したとき、矢面に立たされるのはあやせであると指摘するも、理事長はそれも分かって彼女のは申し訳ないと思っているとだけ言います。そして、理事長は2人が特殊な組織に属していることは明白であることから、下手に拘束させるよりかは理解を求める方が良いと考え、2人を拘束することはありませんでした。暁は隆之介へこのことを報告すべきか迷いましたが、考える時間が欲しいと保留を選択、隆之介には侵入が出来なかったと報告し、考える時間を稼ぎます。そして、もう1つ考えることがありました。それは、あやせのこと。このことを知ってて協力してるのか、それとも知らずに協力してるのか。以前あやせが自分が頑張る理由について、会いたい人がいるという話をしていたことを思い出し、先ほどの理事長の話と合わせれば、偶然の一言では片付けられないと思い、それでもまだ決めつけるのは早いと思い、あやせに確認してみることにしますが・・・。
暁はあやせに以前言っていた“会いたい人”についてもっと教えてほしいとお願いします。あやせの会いたい人は、年上であやせに色んなことを教えてくれて、母子家庭で仕事で忙しい母親の代わりにあやせの世話もしてくれました。あやせはその人に感謝の気持ちでいっぱいで、いつかこの気持ちを返したいと思うようになっていました。そのために今、頑張っていました。今更かもしれない、こんなことに意味はないかもしれない、それでも何もしないなんて有り得ない、こんなことしか出来ないなら、私は精一杯それをやるだけ。あやせは暁が何か悩んでいるか気付いていてもそれを聞くことはせず、私は暁の傍にいる、暁が考えて出した答えなら、それが正しいと信じてる、もし何かあって世界中から否定されるようなことがあっても私は認めてあげると暁に伝えます。暁はあやせの話を聞いて、彼女が全容を知っているとはどうしても思えなかったのと、あやせが自分のことを信じてくれるのなら、自分もあやせのことを信じようと思い、あやせは関わっていないことを前提に記憶した資料を思い返してみるとある疑問が浮上します。それは、何故、暴走の事実は広まっていないのかということでした。理事長が暴走を隠ぺいし始めたのは、自分の娘である伊勢琴里の暴走。つまり2年前。それ以降、学院で暴走者を拘束しているが、アストラル使いがいるのはここだけじゃない、世界中にいる。アストラル粒子によって超能力が解明されてから四半世紀近く経っているのに、学院が把握できる範疇だけで暴走の事実を世間に隠しきれるものだろうかと。逆に考えて、暴走者が出始めたのはここ最近のことで、しかも鷲逗研究都市のみで起こっているのではないか?自然発生じゃないとしたら、暴走は何者かの意図が絡んでいるのではないか?
もしそれが本当ならば、首謀者は理事長ではない。能力者が暴走して得があるのは誰だろうか、そう考えたとき思い付いたのは、規制派組織のことでした。あやせを狙ったのも、アストラル使いとして知られている彼女が、目立つ場所で暴走を起こせば規制の方向に動く可能性も高いから。しかし、そうなると理事長は暴走を隠すのではなく、意図的に暴走させている犯人たちを捕まえるために協力を仰ぐべき、理事長はまだ何かを隠しているのでは・・・柿本先生の授業中にそんなことを考えていた暁は、柿本先生から授業を聞いていないことを注意され、職員室に呼び出されてしまいます。柿本先生が職員室に呼び出したのは、能力の成長に関する資料で興味深い論文を見つけたからそれを教えたいからでした。暁が興味を示すと、柿本先生は授業にも集中できないほど気になっていることならと、まだ授業があるにも関わらず、資料のある研究棟へ暁を連れていきます。柿本先生が見せてもらった資料には、薬の投与によるリンク値を意図的に下げる実験のことが書かれていました。しかし、その実験では下がるどころか上がってしまい、暴走に繋がってしまったという。そう、理事長が隠ぺいしているアストラル使いの暴走そのものがこの資料には書かれていました。しかし、資料を読んでいるうちにある疑問が浮上します。ここに書かれている内容は論文という割にはあまりに詳しすぎることに。暁がそのことに疑問を感じると、柿本先生は資料の他にも渡したいものがあると言い、注射器のようなもので暁を刺します。暁に暴走の実体験をしてもらうために。そして、自分がその論文を書いたのだとバラします。一方、授業を受けていた七海は、隆之介から通常回線で電話がかかってきたため、不思議に思いながらも授業を抜け出して電話に出ます。すると、暁が電話に出ない、今は余裕がない、規制派組織の残党の最後の1人の顔が割れたと言い、その人物の名前を教えます。その名前を聞いて七海は驚くのでした。
柿本香里は規制派組織の潜入工作員でした。どうして暁のことに気付いたのか、それは先日、暁がPCに仕込んだときでした。相模が暴走したのは柿本の薬を継続的に飲んでいたのが原因であり、暁は貧血で倒れたときに飲んだだけでそれ以降は飲まずにいたから暴走せずに済みました。あやせが襲われたとき、あやせが1人しかいなかったのも、発表祭の時に急にあやせに予定が入れられ呼び出されたのも、柿本がそうしたからでした。目的は、暁の予想通り、アストラルの危険性を知らしめるため。そして、彼女は自分のことが知られた以上、時間は残されていないと暁を置いてあやせを狙いに研究棟を後にします。そして、あやせを呼び出し彼女を学院の外へ連れ出そうとしますが、間一髪、七海から柿本の話を聞いた理事長と恭平が駆けつけます。柿本はあやせを人質にしますが、そこで理事長の目的が“伊勢琴里”の暴走の真犯人を探すことであること、その手がかりとして恭平を使って暁を監視していたことが判明します。暴走を公表しなかったのも犯人を捕まえれば解決する問題だから。追い詰められた柿本は、薬をあやせに投与して暴走させようとしますが、ここであやせが自分はアストラル使いではないことをバラします。彼女は能力者ではなく、能力を付与する薬によって能力を使っていました。あやせが襲われたときに彼女が能力を使えなかった真の理由は能力の影響によるものではなく、薬を摂取していないと能力が使えなかったからでした。全ては暴走を引き起こす真犯人を見つけ出すため。しかし、その薬はいつもあやせが持ち歩いていましたが、柿本はあやせがもっていた薬をこっそり盗んでいました。そして、自分に薬を搾取し、一時的な能力者となります。爆発を起こせる熱を操作する能力。柿本は暁に暴走する薬を投与したことをあやせに教え、あやせを殺そうとしますが、間一髪、暁が駆けつけ助けます。
暁は自分の本当の能力で暴走を強引に抑えていました。そして、あやせを助けた後、柿本と対峙しますが、最初は能力で翻弄していたものの、柿本が自分の能力を使いなれ始めると、今度は劣勢になってしまいます。しかし、恭平が作ってくれた一瞬の隙を突き、柿本の懐に飛び込もうとしますが、そこに何故かあやせも飛び込んできたため驚きます。しかし、あやせが薬のケースのようなものを柿本から奪ったのを見て、彼女を信じることにして背中を預けます。そして、暁が囮になりわざと隙を作ったところで、あやせの斥力の力で柿本の背後へ回り、最後は重力の力と合わせて暁は本気の一撃を柿本にぶつけます。戦闘員でもない柿本にとってその一撃はひとたまりもなく、数メートル吹き飛んだ後、完全に意識を失いました。そして、ずっと暴走を抑え込みながら戦っていた暁にも限界が訪れ、その場で倒れてしまうのでした。
【CHAPTER7】
暁たちが追っていた“鷲逗研究都市能力者行方不明事件”、そして、理事長やあやせが追っていた“暴走事件”。この2つは柿本香里を捕まえたことで解決に向かいました。暁の暴走もなんとか治まり、学院は再び平穏を取り戻しました。暴走については表沙汰にならず、今回の件は柿本が研究していたアストラル技術の実験の最中、事故により爆破事故が起こり、暁とあやせはその実験に協力して巻き込まれたことにされました。暁がなんとか身体を動かせるようになった後、あやせは暁に謝りに来ます。自分が能力者であると嘘を吐いていたこと、ずっと好きな人を騙していたこと。けど、最初に嘘を吐き、その後も隠し続け今も正直に打ち明けられないことがある暁にとって、彼女を責めることも問いただすことも出来るわけもなく、何よりあやせは悪意を持って騙していたわけではなかったし、誰が敵で誰が味方か分からない状況の中で、自分を信じてくれたことの方が暁にとっては重要だったため、あやせが謝ってくれただけで十分でした。それに問いただすべき人間は他にいました。
落ち着いた頃、暁と七海は改めて理事長と会い、全てを話してもらいます。伊勢琴里の母親はアストラルを嫌悪していました。その気持ちはアストラル使いである琴里にも向けられていました。虐待していたわけではありませんでしたが、そういう視線に子どもは敏感であり、琴里もそのことに気付いていました。だから理事長は琴里の居場所を作ってやるために、少しでも受け入れられる社会にしたいと思い、その為に学院を創設しました。もちろん、琴里だけではなく他のアストラル使いのためにというのも本当のことでした。そんな父親の気持ちに応えるため、琴里は研究棟で行われる実験に協力してくれていました。そのため、理事長は琴里の能力についてほぼ把握していたため、2年前のあの日、突然制御できなくなり暴走したということが信じられず、徹底的に調べ上げました。そして、暴走は何者かの意図であると気が付きました。犯人の可能性が一番高いのは、この学院や研究棟の関係者。しかし、この調査には行き詰りました。だから、気付いていない振りをして、相手が尻尾を出すのを待っていました。その間、生み出される暴走者を拘束しながら。
あやせは、理事長の娘で、母親こそ違うものの、琴里の妹でした。理事長は、琴里の母親とは家の繋がりで結婚したものの、歳を重ねるごとに互いにズレを感じるようになっていました。娘には申し訳ないと思いつつ、既に別居をしていて、話し合いも終えてあとは離婚届を提出だけの段階にありました。琴里は母親に引き取られる予定でしたが、その前にアストラルに目覚めてしまいました。アストラルを嫌悪する母親の下に琴里を残すわけにもいかず、理事長は離婚を踏みとどまりました。あやせの母親とは、離婚するよりも先に関係を持って出来た子どもでした。理事長は琴里にもあやせにも全てを洗いざらし話しました。すると、2人ともその姉妹に会いたいと言い出したため、理事長は考えた末に2人の希望を叶えることにしました。2人はすぐに仲良くなり、いつしか父親を通さずに連絡を取り合い、秘密を共有するような仲になっていました。その秘密とは、アストラル能力を付与する薬について。この薬は能力を付与するとは言っても、使用者とアストラルをリンクさせるものではなく、自分と自分の周囲の人間の力を利用して能力を発動させるもので、安全性も認められて完成と言っても良い段階のものでした。問題があるとすれば社会の反応でした。当時はまだアストラル能力への否定の方が強かったため慎重に事を進めていましたが、そこを規制派組織に突かれ、琴里が利用され意図的な暴走が始まりました。あやせが能力付与の薬を使ったのも被害を抑えるためでした。自分の周囲に敵がいる、けど、それが誰だか分からない。悩む理事長に、あやせが自分が囮になると提案します。あやせはアストラル使いではない、それなら暴走する心配もない。理事長は反対はしたものの、あやせは納得しませんでした。琴里を目覚めさせたい、琴里が目覚めた時に少しでも琴里が笑顔になれる世界にしたい、こんな思いをする人を増やしたくない。彼女はそんな想いを抱きながら、わざと敵の目に付くように、思わず狙いたくなるような演出をしました。これが理事長とあやせの行動の全てでした。
理事長は自分の処遇について暁や七海に一任しますが、2人は暴走者を治す薬の開発に集中してほしいと答えます。理事長が捕まるようなことがあれば薬の開発は遅れてしまうだろうから。柿本が全ての資料を処分してしまったものの、事前に暁が資料を能力で記憶していました。そして、柿本が作っていた暴走を引き起こす薬も渡します。柿本の持っていた薬は回収されてしまったものの、暁が貧血の薬としてもらった物は残されていました。理事長は、暁や七海に感謝し、これで琴里も治せると、すぐに研究棟に資料と薬を持って行きます。こうして、一連の事件は解決したのでした。
理事長の指示の下で動いていた恭平とも友情を再確認した暁は、寮の部屋に戻ってスマホを見ると、あやせから着信があったことに気付きます。そして、あやせの部屋に言って直接会い、あやせのことを理事長から全部聞いたこと、理事長の処分のことを話します。あやせも姉のことや能力についてのことを打ち明けたため、暁も特班のことを話そうとしますが、あやせは私に無理に合せなくていいと言ってそれを止めます。今回のことで暁の気持ちは分かったから、アストラル使いを守るために行動し、約束した通り私のことを助けてくれる。それだけで十分だと。すると、暁も、あやせはこれから先もずっと一番大切な存在で、仕事とか関係なくあやせを守りたいと伝えます。そして、お互いの気持ちを確かめ合い、2人は朝まで愛し合うのでした。
翌朝、あやせが胸を盛りながら、暁は本当は胸が大きい方が好きなんじゃと不安を漏らしたため、暁はあやせにとって1番のコンプレックスはその胸であり、琴里のこと等もあり大切なものを失うことへの不安があり、大切なものを守るために色々と誤魔化してきたのだろうと思い、自分の秘密を打ち明けることにします。そのために、立ち入り禁止になっている寮の屋上へ連れていき、自分の本当の能力と仕事について打ち明けます。自分の能力は“身体強化”などではなく“脳のコントロール”であり、自分の仕事の目的は、アストラル能力を使った犯罪の抑止であること、目的のためには多少は非合法なことをすることもあること、けど、この仕事が誰かのためになると思って頑張っていることをあやせに教えます。漏らしたらまずい秘密だが、あやせには知っておいてほしかったと。あやせは何のためにと聞きますが、暁は甘えっぱなしになりたくなかったと答えます。あやせの気持ちに甘えて、秘密を維持して不安にさせたり傷付けたくなかったと。そして、自分の秘密を知られた以上、あやせを監視する必要があると言います。つまりは、あやせとずっと一緒にいるための口実作りでした。そして、あやせに愛してると、あやせも私も愛してると返して、ずっと一緒にいることを約束し、指切りの代わりにキスをするのでした。
【EPILOGUE】
それから1年後。暁が理事長に渡した柿本の資料と暴走する薬のおかげで、暴走を治める薬が完成。理事長は、その完成した薬で琴里を目覚めさせることにしました。そのために暁とあやせは呼び出されましたが、2人とも琴里を目覚めさせる現場に立ち会うことを希望し、研究棟へと向かいます。研究棟の琴里が眠る部屋には研究を手伝っていた茉優もいました。そして、琴里の眠るカプセルに薬を投与すると、彼女は無事目覚めます。琴里に一通り事情を話した後、彼女はしばらく検査することになったため、暁とあやせは研究棟を離れます。そして、寮に戻る途中、姉の失礼な発言に憤慨しつつ、姉が無事治ったことに安堵し、薬の開発に協力してくれた暁に感謝の言葉を伝えます。暁はただあやせに笑顔でいたかっただけだと返すと、あやせは恥ずかしがりながらも嬉しそうにします。そして、2人はいつものように口論しながら、お互いの気持ちを確かめ合うのでした。

三司あやせ編 感想
あやせ拉致未遂事件と鷲逗研究都市で発生していた能力者行方不明事件の真相が分かるお話。あやせ編だけで全てが解明するわけではないけど、本筋の事件の部分についてはあやせ編で分かるようになりますね。ドラクリみたいな印象だから、センターヒロインはあまり本筋と関係ないのかなって思ってたけど、そうでもなかったですw 黒幕については予想通りではありました。あやせ編に入って急に柿本先生の出番が増えたしw とりあえず、事件の真相が分かるお話なので後半は面白かったですが、少し詰め込みすぎのような・・・CHAPTER6に入ってからは怒涛の展開になってシリアス多目であまりイチャラブがなかったので(CHAPTER6に至っては後半になるまでほとんどあやせの出番なし)、そこが残念ではあったかな。
あやせは何と言ってもおっぱいネタが多くて面白かったですねw 琴里お姉ちゃんが目覚めたとき、感動的な場面のはずなのに、琴里お姉ちゃんがあやせの背丈だけじゃなく胸まで大きくなってることに驚いてたから、それで感動が台無しになってましたしwww ここであやせの胸のことに触れるの!?って思わずふいてしまったwww アフターストーリーの方ではついにバストアップマッサージまで始めちゃうし、そこまでイジらなくてもいいんじゃね?っていうくらい、おっぱいネタが多くて笑えましたw まぁお姉ちゃんのために頑張ってるところとか、口は悪いけど主人公にベタ惚れなところとか健気で可愛いところも見られますけど、私としてはギャグ要員のままでしたw ゆずソフトって必ず1人はこういう子がいるねぇ・・・w
Hシーンは5回。本編3回、アフター2回。あやせは盛っててちっぱいだからあまり期待してなかったけど、Sに見えてかなりMっぽいのでその点は良かったかなー。ナイズリは笑ったけどwww Hシーンでもおっぱいネタを使ってくるのは卑怯ですw あとマッサージかなw 震度1とかもうHシーンで笑わせにくるのは止めてwwwww まぁだから色気度は低かったかな(爆)
そういえば、琴里お姉ちゃんとの絡みがほとんどなかったので、せめて琴里お姉ちゃんが目覚めたときかあやせと話しているCGが欲しかったですね。あれだけお姉ちゃんのためにあやせが頑張ってたんだから、お姉ちゃんとあやせがセットになってるCGも見せて欲しかったですね。あと、おねえちゃんも結構可愛いですね(爆)

「RIDDLE JOKER」のあらすじ・感想はこちら↓
在原七海編】【壬生千咲編】【二条院羽月編】【三司あやせ編】【式部茉優編

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乳部・タイラーとかスカスカ大事件とか、本当、この子の言動は面白かったな・・・w

コメント (8)