こばとの独り言

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「RIDDLE JOKER」 あらすじ・感想その5 式部茉優編、感想まとめ

2018年04月05日 00時00分00秒 | 美少女ゲーム

最後は式部茉優でした(*'∇')

式部茉優 キャラクター紹介
橘花学院の3年生。幼い頃に暁と同じ児童養護施設“風蘭児童学園”に住んでいたことがある。優秀なアストラル研究者だが、単位が足りず2回ダブっている。その理由については不明。学院に自分の研究室を持っており、学院の方も単位が必要な授業に出れば良いだけなので、他の時間を研究に充てている。ただ、他の子よりも年上であることを気にしており、周囲と比較して自虐モードに陥ることも多い。尚、体重は50kg以上あるようだが、本人は40kg程度だと主張しているw
気になることがあると口にせずにはいられない。又、説明口調になりやすく、しかも小難しいことを長く言ってしまうため、彼女の話は分かり難いと不評である。本人もこのことは自覚はしており、直そうとはしているものの、なかなか上手くいかないらしい。
彼女もアストラル使いであり、アストラル粒子をその場に固定させることが出来る能力を持っている。それにより見えない土台などを作ることが出来る。本人は大して役に立たない能力だと思っている様子。
既に成人になっているため寮の自室でこっそりお酒を飲んでたりするが、基本的にはコーヒーを好んで飲んでおり、コーヒーを淹れるのは得意。

式部茉優 攻略情報
このまま検証を続ける→二条院さんの水着が気になる→別にいいか→まずは、研究室に相談しにいく→茉優先輩→そのままがいい
・・・眼鏡ダメ、絶対(私情

式部茉優編 あらすじ
【CHAPTER4】
発表祭であやせを狙ったアストラル規制派を一網打尽にしたまでは良かったものの、服についた血痕を取り除くのを忘れてしまい、それを茉優に見られてしまいます。暁は咄嗟にケチャップだと嘘を吐きますが、気になった茉優はいくつか実験をして、ケチャップではあんな風にならないという結論に至ります。暁が何か隠しているのは明白で、隠したがっているのなら詮索するのは悪い・・・と思ったものの、やはりここで引いちゃダメだと思い、翌日、暁を自分の部屋に招きます。
茉優に部屋まで連れてこられた暁は、バレたのだと思い、考えていた言い訳を言おうとしますが、その前に茉優から今でも血気盛んで昨日の喧嘩に首を突っ込んじゃったんだねと言われ、唖然とします。そして、茉優に抱きしめられて、もうそういうのはやめようと注意されます。暁は茉優が勘違いしてくれていることはありがたいと思いつつ、この人を疑わなくていいんだと自分が驚くほどにホッとしていることに気付きます。暁は昨日の揉め事に巻き込まれただけで、警察から学生に不安を与えないように黙っていてほしいと言われたと説明します。すると茉優は安堵。今の事は自分の胸の内に秘めておくことにすると約束するのでした。
茉優のことを報告した暁は、隆之介からまた任務で怪我したりしたら余計に怪しまれるからしばらくは普通の学院生活を送ってほしいと言われますが、翌日に捕まえた犯人たちから重要な証言を取れたことから、研究棟を調べてほしいと言われます。彼らは学院のセキュリティ状態を知っていたようで、その中には研究棟のものもありました。三司あやせを誘拐するのに研究棟の情報まで必要だったとは思えない、研究棟への襲撃も同時に行おうとしていた可能性がある、規制派がどうしてアストラル研究機関を狙ったのか、それが分からないから何かあるかどうか調べてほしいとのことでした。
七海と研究棟のセキュリティについて調べた結果、侵入すること自体は可能であるものの、研究棟内の何を調べるかも分からないことからリスクが高すぎるため、校舎にある茉優の研究室から調べる方が現実的でした。しかし、認証キーを使えば使うほど発見される可能性があることから、出来れば使用は控えたいため、茉優から他の情報入手経路を探る必要がありました。暁はそれなら自分が彼女から情報を聞きだすことにすると言いますが、最近七海たちが自分と茉優の関係を怪しんでいたことから、七海には過去の自分と茉優の関係性について説明し、七海はうがった目でみてごめんと謝ります。そして、暁の提案通り、暁が茉優に接近し、七海が侵入のための下準備という方針に決まりました。
茉優のことが気になり任務に徹し切れてなかったものの、研究棟内の情報についてある程度は彼女から聞き出した暁は、それを隆之介と七海に報告しますが、七海はそれだけではラチが明かないと言います。七海は茉優のPCを確認しておきたいと言い、暁に茉優の気を10分間だけ逸らしてほしいと楽しみます。そして、昼間に茉優の研究室を訪れ、どうやったら複数の作業を同時に進められる茉優の気を逸らすことが出来るか考えますが、ひとまずずっと気になっていたことを聞いてみることにします。どうして、2回も留年したのかと。以前は答えをはぐらかされましたが、今回は、目的があると話します。それを果たすまでは卒業できないと。研究しているのもその一環でしたが、その研究内容は教えてくれませんでした。その後、作業を終えた茉優が肩が凝っていると言ったことから、肩もみすると言い、茉優の目をPCから逸らすことに成功。その隙に差し込んだ機器で七海が遠隔操作でハッキングし、研究棟についてのデータを抜き取ります。
茉優のPCから入手できた研究棟のデータは“茉優の権限で入れる範囲”であったことから、それだけではまだ情報が不足しているため、七海は研究棟内にあるコントロールルームに入り、そこで再びハッキングを仕掛ける必要があると話します。そして、夜に研究棟に侵入した2人ですが、目的の部屋に辿り着いた途端、誰から部屋に入ってきたため、2人はステルス機能を使って咄嗟に身を隠します。部屋に入ってきたのは茉優でした。驚いた暁ですが、茉優の後を追えば彼女の目的が分かるかもしれないと思い、本来の任務を置いて廊下に飛び出します。七海は仕方なく暁をサポートし、暁は茉優を追いかけて、茉優が入った大きな部屋の隣の部屋に入るとガラス越しに隣の部屋が見え、そこには人が入れるくらいの大きさのカプセルが1つだけ置いてあり、その中には人が眠っていて、茉優はそのカプセルの中にいる人をただ見つめていました。暁は色々なことが疑問に浮かびましたが、茉優が眠っている人のことを“琴里”と呼んだため、再び茉優の方へ意識を向けます。茉優は眠っている“琴里”に対していきなり泣き言を言い始めたかと思いきや、今度は暁の話を始めます。どうやら、暁のことを“琴里”に話したくて深夜にわざわざ研究棟へやってきたようでした。眠っている“琴里”に優しく声をかける茉優を見て、暁は彼女の目的は“琴里”なのだろうかと思ったその時、七海からセキュリティを誤魔化す時間の限界が来たと言われたため、急いで七海の下へと戻るのでした。
【CHAPTER5】
作戦行動中に独断専行した暁は、当然隆之介から注意されますが、研究棟内にはカプセルの中で眠る少女がいるという重要な情報を持ち帰ったのと七海からのフォローもあってひとまずお咎めなしになり、加えて重要な情報を握る茉優を攻め落とすようにと言われます。通信を終えた後、七海から式部先輩のことが好きかどうか聞かれた暁は、わからないと答えをはぐらかします。暁もこの気持ちが何なのかはもう一歩踏み出して分かる気はしていましたが、それでも今は分からないままにしておきたいと思っていました。何故なら、自分の秘密を明かさないままに彼女の秘密を暴くという行為に罪悪感を感じていたから。ひとまず自分の茉優に対して抱いている感情に蓋をして、任務を優先する暁ですが、暁が最近頻繁に自分のもとを訪れることから、そのことを不思議に思った茉優は他の子との付き合いは良いのかと聞くと、暁は今は茉優先輩のことしか考えられないと答えます。暁はどうやったら“琴里”のことが聞けるかで頭がいっぱいでしたが、茉優の方は先ほどの暁の言葉を思いっきり勘違いし、暁の気持ちを確かめるべく、日常とは違う距離感で暁の反応を観測しようと、また肩もみをしてもらいます。すると、暁が自分の胸をガン見したため、そういう意味なのかと思い、暁が帰った後、必死に今後の対応についてネットで調べることにします。一方、暁も今後の対策について七海に相談しますが、肩もみしただけで帰ったということに対して、どう返していいか分からないとバッサリ言われてしまいます。2人で話し合った結果、“琴里”という少女は茉優の知り合いであることには間違いない、だったら個人のPCに何らかのデータがあるのではないかということになり、七海が茉優を部屋の外へ連れ出し、その間に暁が窓が侵入してPCを調べることになりました。
しかし、七海が茉優を部屋から連れ出したところまでは上手くいったものの、茉優はやっぱりゴメンと七海に謝ってすぐに引き返してしまいます。暁は茉優の部屋に侵入しPCを立ち上げたばかりで、逃げ出すことも不可能だったため、咄嗟にステルス機能を使って身を潜めます。すると、茉優は勝手に立ち上がっていたPCでネットに繋ぎ、“年下の男の子のあしらい方”について調べ始め、だんだんエロテクの方へと傾いていきます。そして、ついに茉優は暁の目の前で練習と称してオナニーを始めてしまい、暁は彼女のオナニーを目の当たりにして必死で色々と耐えます。茉優がオナニーを終えお風呂に入るために部屋の外に出ると、暁は急いで七海の部屋まで戻りますが、精神的に色々と限界だったため、この日は作戦続行不可能ということになり、解散となりました。しかし、翌日、今度は何とかデータを取り出すことに成功したものの、プリインストールされたPCだったため何もデータが残っていませんでした。しかし、昨日確かに暁は彼女が少しエッチなサイトを見ていたのを目撃していたため、ネットの閲覧履歴を確認するように七海に言いますが、閲覧履歴も綺麗に消えていました。このことから、茉優が故意にデータを消去した可能性が高く、結局茉優の個人PCから情報を得るという作戦は失敗に終わってしまうのでした。
翌日、茉優から研究室のPCを撤去するから数日は相手が出来ないと言われた暁は、ハッキングがバレたと判断し、七海に相談します。七海の考えた出来る行動は三択。1つ目は研究棟に再度侵入する、2つ目は暁が茉優から情報を聞きだす、3つめはPCを撤去される前に盗める限りを盗んでおくのいずれか1つでした。1つ目はハイリスクハイリターン、2つ目はノーリスクローリターン、3つめはローリスクローリターンと三者三様でしたが、最も確実なのは茉優本人から情報を聞きだすことだったため、七海は2つ目を推します。しかし、これ以上茉優に罪悪感を抱きたくないと思った暁は、3つ目を選びます。そして、夜、万が一のことを考えて暁1人で校舎に侵入することになりますが、茉優が事前に罠を仕掛けており、暁は身動きがとれなくなります。幸いまだステルス機能が活きていたため正体はバレていませんでしたが、これ以上は誤魔化しきれないと思い、心の中で謝罪をしながらステルス機能を解除。侵入者が暁だと知った茉優は驚きます。しかし、次第に納得の表情へと変わっていき、「そう」とだけささやくのでした。
致命的な失態を犯した暁。しかし、茉優は暁をすぐに解放し、翌日になっても学院側にも報告していませんでした。話がしたいと茉優に言われた暁は、彼女が何を考えているか知りたいと思い、もう一度会うことにします。茉優は、暁の光学迷彩を見て、アストラル能力をコピーする素材があると推察し、取引として、暁のことを学院側に報告しない代わりに、メモリー繊維が欲しいと言います。暁は答えを一旦保留し、隆之介に相談しますが、隆之介は暁が学院から逃げれば話が終わりというのは承知のはずなのに、取引を持ち出した、つまり向こうはそれほどまでにメモリー繊維を欲しているということ、加えて学院側に伏せているのは自分の過失が知られるのを防ぐため、主導権はこちらが握っている、だからギリギリまで粘って有利な条件か有益な情報を引き出すまで粘れと命令します。暁は頭の良い茉優との駆け引きを命じられ茉優との交渉の場につきますが、隆之介の読みが当たってたのか、何とか主導権を握ることに成功。しかし、話はどんどんおかしな方向へいき、次第に痴話喧嘩みたいになっていきます。結局、交渉はうまくいかず、七海からもういっそ式部先輩を誑し込んだほうが良い気がしてきたと言われてしまい、隆之介も七海の案でいこうということになります。しかし、茉優を1人の女性として意識してしまった暁は、これ以上、茉優と駆け引きをしていたら、任務を逸脱してしまうと思い、独断で交渉を打ち切ることを茉優に告げます。そして、茉優に別れを告げて去ろうとすると、茉優は暁を引き止めるために全てを話すと言います。暁くんに去られると困るからと。
以前言ったように茉優にはある目的があり、学生のまま研究し続けていました。暁のことを黙っていたのも、ハッキングされたことが発覚したら、責任を問われ研究が出来なくなってしまう恐れがあったから。そうなったら、約束を果たせなくなってしまうから。研究棟の一室で眠っていた少女。自分のせいでもう2年間も眠らされ続けている。だからあの子が目覚められるようにしなければならない。そのために研究を続けて成果を出さなきゃいけない。大事な親友である琴里のために。暁は、そう言って涙を流す茉優の肩を抱いていることしか出来ませんでした。暁はそこまで聞いて彼女を放っておくことは出来ず、もっと詳しく事情を聞くことにしました。
暁が風蘭児童学園から去った後、茉優は通い始めた学校で、琴里と出会いました。琴里は学校で唯一のアストラル使いとして有名で、茉優は以前と同じようにアストラル使いであることを隠していました。しかし、ある日、琴里の方が気が付いて、茉優にアストラル使いじゃないのかなと声をかけてきます。けど、茉優はそれを認めてしまったら、琴里のように学校中の注目を浴びることになってしまうと思い、怖くなってアストラル使いであることを否定します。すると、琴里は茉優のことをぎゅっと胸に抱きいれてくれ、“大丈夫、1人じゃないから”と言って優しく抱きしめてくれました。茉優はそれで安心して、琴里に自分がアストラル使いであることを打ち明けます。茉優が今まで暁に対してしていた行動は、自分が琴里にされていたことと同じでした。茉優にとって琴里はそれほど大きな存在でした。それから茉優は琴里とは親友となり、アストラル使いであることも公表できるようになりました。すると、琴里から一緒に橘花学院に進学しようと誘われました。橘花学院は私のお父さんが、アストラル使いのために作った学院だからと。誘ってもらえて嬉しかった茉優は、一緒に橘花学院へと入学します。
琴里はアストラル使いとしては天才的で、学院が調べたリンク値の最高値247を叩きだしたのも彼女でした。ズバ抜けた素質を持つアストラル使い。一方、茉優は平均的なアストラル使いで、天才の琴里についていくために必死で勉強を頑張りました。茉優の努力は実り、研究者の人たちからも目をかけてもらえるようになって、琴里も茉優に負けないようにアストラルの使い方がどんどん上手くなっていきました。しかし、3年生になり・・・つまり、2年前。世間を騒がせた事故が起こります。クレーンが倒れて建設中の建物が倒壊した事故。琴里と茉優は一緒に研究棟に就職して、アストラル使いの未来を切り開いていこうと約束しあっていました。しかし、あの日、茉優は研究の協力を頼まれましたが、その頃の茉優は琴里に追いつこうと必死に勉強していたためにその依頼を断り、代わりに琴里が研究に参加することになりました。その結果が、例の倒壊事故でした。琴里は事故に巻き込まれたのではなく、突然暴走状態になって事故を起こしてしまったのです。周囲への被害もかなりのものでしたが、琴里自身も非常に危険な状態で彼女を取り押さえるために研究員や警備員総出だったため、クレーンの方はあやせが能力で被害を最小限に食い止めました。琴里は最終的に薬で強引に眠らせ、それ以降、琴里を起こすわけにもいかず、今も研究棟で眠り続けていました。それが倒壊事故の真相でした。琴里が暴走した理由は不明。けど、自分の代わりに研究に協力した琴里がああなってしまったのも事実。茉優は自分のせいで琴里が暴走してしまったのだから、自分が何とかしなきゃいけない。だからずっと学園に留まり彼女を目覚めさせる方法を探しつつ研究を続けていました。茉優がメモリー繊維を求めていた理由は、アストラルの運動を記憶できる素材があるとしたら、彼女の目的にとって糸口になる、だから暁に取引をもちかけました。目的のためにお互いがお互いを利用しようとした・・・けど、暁は茉優が全てを打ち明けてくれたことから、自分も後悔したくないからと、覚悟を決めて自分が特班の人間であることを打ち明けます。メモリー繊維も渡すことは出来ないと言われている、けど何とかしてみせると約束。だから、俺に先輩の力にならせてほしいと。
隆之介は暁が自分の正体を明かしたことに怒りつつも呆れますが、それと同時に暁がどれだけの覚悟でいるかも分かっていました。かつては閉塞的だった橘花学院が方針を転換して情報発信をするようになったのも2年前、暁の話を聞いて、そういう理由なら橘花学院の方針転換も納得できると言います。そして、隆之介は暁に後で責任を取らせるとしながらも、息子の初恋を応援しないわけにもいかず、メモリー繊維を茉優に渡すかどうかは検討すると言います。そして、数日後、隆之介から許可を貰った暁は自分が持っていた茉優のアストラルが記憶されたメモリー繊維製カードを学院側には内緒にすることを条件に茉優に渡します。茉優は暁に感謝しつつメモリー繊維製カードを受け取りますが、どうして提供してくれたのか、その理由を聞きます。すると、暁は茉優先輩という女性が男として好きだからだと答えます。茉優はその告白に応えるのが怖いと言いながらも、暁の事が好きだと返事をし、色々と言い訳をしてしまう前に口をふさいでほしいと頼みます。暁はそれを聞いてすぐに茉優にキスをして、2人はお互いの気持ちを確かめ合い、恋人同士になったのでした。
【CHAPTER6】
2人が恋人同士になった直後、茉優は学院側に暁を研究助手にしたいと申請をしました。暁の組織の方のことも考えてのことで、暁としてもありがたい提案でした。ただ、それは全部建て前で、実際はそうすれば暁とずっと一緒にいられるからでした。しかし、学院側は2人の事情など知る由もなく、学院の成績が平均的でアストラル使いとしても平均的な暁を助手にする理由が分からなかったため、理事長からその理由を聞かれます。暁はもしかしたら理事長はある程度自分のことを察しているのかもしれないと思い、茉優の返答が気になりましたが、茉優はあっさりと暁が琴里の存在を知っていることを明かします。そして、自分の気持ちを理解してくれましたと告げると、理事長は暁のことを助手として認め、宜しく頼むと頭を下げます。こうして、暁は正式に茉優の助手として研究に協力することになったのでした。
メモリー繊維が必要な理由。アストラルの暴走は、脳に異常が生じてアストラルの過剰干渉を起こしている状態であり、アストラルがそうならない状態、非暴走域で留まっていられる状態を記憶させることが出来たら・・・水道に例えれば、暴走は水道管に許容量以上の水が流れているようなもの、それに対して、今までは薬の作用で何とか蛇口をしめさせようとしていました。つまり、異常を起こしている水道管が埋まっている区域全体を強制的に閉鎖している、自力で蛇口が閉められないから水道という機構そのもをまるごと止めている状態。そして、自力で蛇口をどうにかできるようになるまでは、その閉鎖を解くわけにはいかない。琴里の現状はその状態で、琴里を目覚めさせるためには蛇口の問題をどうにかする必要がありました。今までは自力で蛇口を閉められるように治すことを考えていましたが、今回は外部から同じ機能を果たすものを追加する、つまり、“アストラルとのリンクを非暴走域まで絞れる”という状態そのものを付与するというものでした。そういう状態をメモリー繊維に記憶させ、それを見につけてもらえれば暴走は食い止めれる。ただし、問題はありました。メモリー繊維に記憶させる“非暴走域の状態”をどうやって記憶させるか。とはいえ、茉優にとってメモリー繊維の存在は解決の糸口になるほどに重要なものでした。
2人は恋人同士ではあったものの、茉優が恥ずかしがったため、周囲にはあくまで“助手”であることを周知していました。しかし、暁が茉優がいつも話す琴里の存在に嫉妬していたことが分かると、琴里の友情とはまったく別物で比べものにならないと話し、それから茉優はようやく暁との仲を公表することにします。そうして、着実に仲を深めていく中、ようやくメモリー繊維の解析に成功し、それだけでは作れないよう細工をして隆之介の許可を貰ってから理事長にメモリー繊維による暴走抑制策開発案を提出します。理事長は希望的観測の部分が多いとしながらも、アストラル使いである暁から可能性があることは全てやっておくべきだという意見を聞いて、今後どうするか検討するという回答に留まります。まだ希望的観測ではあるものの、研究の方も順調に進んでいましたが・・・。
【CHAPTER7】
恋人同士になってからもう何日も経過しているのに、2人は未だキスまでしかしていませんでした。暁はすぐにでも茉優を抱きたい気分でしたが、茉優が自分に自信がないせいか、エッチすることをずっと断ってきたため、2人の仲が行き詰っていました。そんなある休日の事、久しぶりに茉優と別行動を取った暁は恭平がオススメするお店に恭平と二人で出かけますが、その時に恭平に茉優のことで相談に乗ってもらいます。すると、彼女の方はきっと暁から来るのを待っているというアドバイスを受けます。一方の茉優の女子会で似たような話をしていて、暁が草食系だから女の子の方からいったほうがいいと言われていました。そして、その日の夜、2人は翌日の放課後にプールデートの約束をしますが、そこでようやくお互いに積極的になり初体験を済ませるのでした。
初体験を済ませた後、ますます積極的に、人目もはばからず暁に甘えるようになった茉優。未だ理事長から茉優の案に関しての返答を貰えていなかったことから、この空いた時間を利用して、琴里のところへ、自分たちのことを報告しに行こうと暁を誘います。しかし、放課後、2人で研究棟に向かう途中、爆発音がしたため、暁は茉優に引き返すように言って自分が現場に行こうとします。しかし、茉優が自分も行くと言ったため、暁は危険なことが起きたのは間違いないと茉優を説得しようとしますが、研究棟で爆発があったのなら琴里の身にも何かあったかもしれない、また2年前のときのようになったりしたら、もう後悔したくないから、アタシも行くと強い意志を見せたため、暁は自分の後ろに隠れているように言って、茉優を連れて行くことにします。研究棟はものすごい暴風によって近づけない状態になっており、その中心には眠っていたはずの琴里の姿がありました。
警備員は全員琴里の風により吹き飛ばされて意識を失っていたため、琴里が校舎に着く前に暁と茉優の2人で食い止めなければなりませんでした。そして、茉優が必死で琴里に呼びかけると、琴里から反応があり、「マユ、タスケテ」と言葉を発します。すると、初めて琴里から助けを求められた茉優が琴里のもとへ行こうとしたため、危険だと思った暁はそうなる前に自分の全能力を解放し、琴里の操作する風の動きを詠み切り、一瞬にして彼女の懐に入って一撃を食らわし気絶させてアストラルとのリンクを切断させます。しかし、なんとか琴里を気絶させた暁ですが、能力の使い過ぎで自分も意識を失ってしまうのでした。
暁の意識が戻り事後処理などは全て理事長に任せて茉優と一緒に校舎内の研究室に戻ってきた暁は、先ほど琴里の風の流れを読み切った能力について、自分の本当の能力は“身体強化”などではなく“脳のコントロール”であり、身体強化はその副産物にすぎないという説明をします。すると、茉優は、アストラル使いは脳の特定部位でアストラルとリンクする、通常ならばコントロールできる範囲は“使い方”の部分のみ、しかし、脳のコントロールが出来るというのなら暁は能力が暴走することはない、理論上はリンク値の上下動すら可能になる、暁の脳活動の変化がアストラルによるものならば、アストラルの記憶が出来るメモリー繊維に暁の能力をコピーすれば、暴走者も脳をコントロールできるようになり、暴走を抑制することが出来るかもしれないと考えます。そして、そのことを理事長に教え、加えて事をきちんと進めるために、特班の室長を紹介することにします。当然、隆之介からは咎められますが、隆之介は息子のケツを拭くのが親父の仕事だと言って、理事長と会ってくれることになりました。そして、隆之介と理事長は大人同士の駆け引きをしますが、“アストラル使いが受け入れられる世の中を作りたい”、“その為に、暴走の抑制法を確立したい”、この2点においてはお互いの足並みが揃えられると、特班と学院は提携することにし、茉優と暁は理事長から暴走抑制開発の許可を貰うことが出来たのでした。
【CHAPTER8】
茉優の考えている暴走抑制パッチとは、暁が能力でリンク値を下げた状態をメモリー繊維に記憶し定着させ、さらにリンク値の計測器とアストラル遅滞技術を連動させるというもの。つまり、着用した人間のリンク値を計測し、一定以上で記憶させた暁のアストラル状態を再現することで暴走を抑制するというもの。ただし、この方法で1番の問題は暁がリンク値のコントロールが出来るかどうかでした。しかし、今までそんなことをしたことがない暁はなかなか上手く出来ず、茉優のパッチの方は完成間近まできていたことから、自分が足を引っ張っていると落ち込んでしまいます。茉優は暁を慰めつつ、リンク値が下がる“感覚”を他の手段で覚えてみようということで、茉優とエッチします。その結果、リンク値を下げる“感覚”を覚えた暁は、アストラル使いのリンク値の下限値であると言われているリンク値20まで意図的に下げることに成功し、ようやく暴走抑制パッチ完成の目途が立ったのでした。
そして、ついに完成した暴走抑制パッチ。理事長は自らが娘を目覚めさせパッチを使用させると言います。暁と茉優は研究棟の外で待っていましたが、研究棟から出てきたのは、パッチを付けた琴里の姿でした。理事長とあやせは琴里を治してくれたことに感謝し、茉優は琴里の下へと向かいます。そして、茉優は暁を呼び恋人として紹介しますが、琴里は暁の能力の影響下にあるから暁に惚れたと言って茉優をからかいます。それを本気にした茉優は、ダメと言って暁に抱き付きますが、必死に自分の彼氏であることをアピールする茉優に対して、琴里は更にからかい、暁はそんな2人に板挟みにあってしまいました。しかし、こうして、暴走抑制は成功し、茉優と琴里の親友2人は再会を果たしたのでした。
琴里が目覚めた後、暴走抑制パッチの有効性を確認した隆之介と理事長は提携関係を続けることにしました。暁の数々の独断専行も条件付き減給という形で落ちつき、今は学院専属の特班職員という形で七海と一緒に学院に残り続けることになりました。茉優は2年経って成長はしていたものの、琴里との関係はあまり変わらず2人は仲良く話をしていました。そんな2人を見て、暁は2人の後を追ってアストラルの研究をしようと勉強することを決意するのでした。
【EPILOGUE】
それから数ヶ月後。この日は卒業式でした。暁は茉優と琴里を見送るために昇降口に駆けつけますが、暁が来るなり茉優が抱き付いてきたため、暁はそれをしっかり受け止めます。そして、暁が自分を追いかけて来てくれることを約束してもらうために、琴里にからかわれながらも約束のキスをします。暁も何年かけてでも追いついてみせると改めて決意。そして、暁が追い付いたらそのときは毎朝一緒にコーヒーを飲もうと約束するのでした。

式部茉優編 感想
能力の暴走とそれを抑制する方法について。あやせ編の補足のようなお話ですね。琴音寄りのシナリオになった感じ。あくまで抑制する方法が分かっただけで暴走の原因までは判明しません。茉優編は最後の茉優先輩と琴里の友情が良かった。おっとりながらも強かな琴里に振り回される茉優先輩を見るのが微笑ましい。この2人の会話はもっと見てみたかったですね。あやせ編では姉妹の会話が殆どなかったのですが、茉優先輩と琴里の会話はいっぱい見られて良かったです。こっちの方が姉妹に見えなくもないですしw
このシナリオで問題だったのは主人公の行動。全シナリオの中で1番主人公が私情に走ってましたね。それはもう酷かった。なんていうか、他のシナリオでも私情に走ることが多い主人公だったけど、茉優編ほど酷くはなかったです。アルバイト感覚だったのかなぁ~と思わざるをえないほどに酷かった。もう恋愛が絡むからとか言い訳にしかならないくらい酷いレベル。他のシナリオでは組織に影響が出ることをちゃんと考えて打ち明けるべきか悩んでたのに、茉優編ではそれすらしなかった。これは主人公っていうよりライターさんの書き方がおかしいよね(´ー`) 主人公のおかげで色々と話が進んだっていう側面はあってもそれはあくまで“結果的に”である。下手すれば捕まって組織の存在が公になってしまう危険性だってあった。七海ちゃんや隆之介がどうなるかまで全然考えてなかったよね。それに加えてヘタレっぷりも羽月編並に酷かったし。そういう点では微妙だったな。
でも、茉優先輩は可愛かったですね~。共通ルートでは無理してお姉さんぶってたけど、元々は琴里に甘えてたというのもあってか、恋人になってからはものすごく甘えんぼになってましたね。年上の甘えんぼというのは珍しい部類ですが、可愛くて良かったと思いますね。あと、何よりおっぱいがイイ。一般CGでもおっぱい絡みが多かったし(あやせとは真逆の方向でw)。おっぱい。( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!
Hシーンは6回。本編4回、アフター2回ですが、本編の1回はゆずソフトお得意のオ○ニーです。ゆずソフトなのでおっぱい見せないんだろうなぁって思ってたけど、意外や意外。アフター1回目のH以外はおっぱい見せてましたね。ビックリですw しかも結構好きなアングルが多くて、珍しく満足しました。あの方の声も最近ますますエロくなってますし、Hシーンは間違いなく1番良かったです。パ○ズ○フェ○に関しては若干アングルに不満はあったものの、おっぱいはちゃんと見せてくれてたので良かったです。まぁでも、とにかく、本番Hでおっぱい見せまくりだったのは本当良かった。七海編でガッカリした分を取り返してくれました。やっぱり巨乳っ子はおっぱい見せなきゃダメですよ!!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!
そういえば、茉優先輩のシナリオでは、七海ちゃんがちょっとだけヤキモチ妬いているような雰囲気を見せますよね。ちょっとだけですけど。七海ちゃんのジト目もそのぶん多かったけどw やはり七海ちゃんは可愛い(*´Д`*)b

RIDDLE JOKER 感想まとめ
七海ちゃんにジト目で見られたい(*´Д`*)b(2回目
能力者の話ではあったけど、能力そのものが関わるエピソードは少なかった気がする。戦闘シーンもほとんどなかったし。アストラルの設定の部分でアレコレやってた印象ですね。だから、能力者同士の戦闘とかに期待してた人には物足りないかもしれません。まぁゆずソフトにそっち方面を求めるのは間違ってると言われればそれまでですがw でもキャラの可愛さは相変わらずだし、あやせの胸パッドネタとか笑えたし、アストラルの設定がきっちり出来てたので、全体のお話としては面白かったです。まぁイチャラブがそれほど多くないという点は残念ですけど。たまには、ゆずソフトでイチャラブメインのシナリオを見てみたいものですね。折角キャラが可愛いのだから、イチャラブは多めにしてほしいと思うことはありますから。あとは主人公。羽月編と茉優編のヘタレ具合にはイラッとしたし、茉優編の自分勝手すぎる行動には呆れました。ゆずソフトの主人公はあまり好きになれないことが多いんですよねぇ・・・本当に。
ヒロインに関しては、もう圧倒的に七海ちゃんが可愛いですね。もう、ゆずソフト作品史上でもTOP3に入るくらい気に入りました。妹属性ってだけでもポイント高いのに、時々「お兄ちゃん」呼びになるところとか、家庭的なところとか、しっかり者だけど時々甘えてくるところとか、なんだかんだでお兄ちゃんの世話をやきたがるところとか。何より金髪ロリ巨乳というところがポイント高い。やっぱり七海ちゃんは最高だぜ(*´Д`*)b あとは茉優先輩ですね。年上だけど甘えんぼなところが可愛く、何より圧倒的なおっぱいが素晴らしい。Hシーンも良かったし。やっぱりおっぱいですよ、おっぱい。( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい! それから七海ちゃんとセットという条件で千咲ちゃんですね。ちっぱいじゃなければ茉優先輩レベルで気に入ってたのは間違いない。ちっぱいだったのが残念。でも、七海ちゃんとのコンビとしては大好きなので、もっとこの2人の会話を見たかった。あ、琴里さんも好きですね、茉優先輩との会話はとても微笑ましかったし、事情を考えれば非攻略対象なのは仕方ないけど、せめておっぱいの大きさがどれくらいかは確認させてw
Hシーンに関しては多くを期待してなかったけど、茉優先輩がいっぱい頑張ってくれてたので、それだけで満足です。1番おっぱい大きい子が1番おっぱい見せる。それが正常なのです。これで七海ちゃんもおっぱい見せてくれればなぁって思ったけど、茉優先輩だけでも見られただけで良かったです。やっぱり巨乳っ子はおっぱい見せなきゃダメですよね!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!
UIなど環境面については相変わらず色々設定できて良かったですし、ヒロインも立ち絵の表情がいっぱい変わって可愛いし、お話も安定して楽しめるので、何を買うか迷ってる人はコレを買えば間違いないと思いますね。とにかく七海ちゃんが可愛い(*´Д`*)b

「RIDDLE JOKER」のあらすじ・感想はこちら↓
在原七海編】【壬生千咲編】【二条院羽月編】【三司あやせ編】【式部茉優編

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ちなみに、ストーリーの流れを考えた攻略順としては、羽月→千咲ちゃん→七海ちゃん→茉優先輩→あやせって感じになるかな。羽月や千咲ちゃんは本筋とあまり関係ない話だったし、七海ちゃんは特班に関する方に行って規模としては1番大きい事件だったけど学院に関する一連の事件とは違う案件になってるし。茉優先輩とあやせのシナリオは似たようなお話だったものの、茉優先輩のシナリオでは琴里のことについては詳細が分かるけど、事件の真相が分からないままだから、最後に見た方が良いのは真相が解明されるあやせってことになる。まぁ別に必ずこの順にしなければならないってわけじゃないから好きな順でいいと思いますけどねw

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