オトナの階段をのぼるうちのシンデレラちゃん

ムスメに、　というか　ムスメの自転車通学にふりまわされてます～　入学後　やっと半日行くようになったとおもったら　帰宅するなり　「自転車こわれた」　「家のカギなくした」。

自転車は　まあ　オットになおしてもらうとして、　家のカギは探さないと。　どういう状況でなくしたか聞くと、　帰ったらすぐに家に入れるように　カギを自転車の前かごに入れたそうで。

前かご･････　　こーゆースケルトンのやつ････

･･･････いや、　もう本人もわかってるだろうから　なにも言うまい･･････

「･･････つぎからは　こまかいものは前かごにはいれないほうがいいかもしれないね」　あっ!　クチが勝手に！！

「･････わかった」

わかったそうですよ。　昼食をとらせて、　中学校の駐輪場とその後の通学路200ｍほどを　目を皿にしてさがしにいく。　中学校に連絡を入れると　学年主任と通学見回りの先生総出で　敷地と思い当たる通学路上を探してくださり、　「このあとでてくるかもしれませんから」　とおっしゃっていただく。

ムスコの術後検診のために　捜索いったん中止。　帰宅後、　再度　歩きで　通学路をぜんぶチェック。　小雨がずっと降っていたので、　２回着替え。

ピアノのレッスンがあるので、　帰宅して、　ああそうだ　一応交番にも聞いてみるかと電話すると　「ああ、　さきほど　届がありましたよ～」

ムスコのレッスン中に　ムスメと交番へ。　親切な方が１時間ほど前に届けてくださって、　お礼は不要、　自分の情報も教えないでくれ、　カギがご本人に戻ってよかったとのみ伝えてとおっしゃってたそうです。　ありがたやありがたや･････

２時間ほど　雨の中　歩きまわって　へとへとになりましたが、　ムスメにはいい勉強になったかとおもいます。　キミも　なにか大事なものを拾ったら　交番に届けてあげられる人になってね。　交番のおまわりさんも学校の先生もムスメのともだちも　みんなおもいやりがあって　やさしい人たちばかりでした。　入学早々、　そういうことに気づけるチャンスがあってよかったのかもしれません。

春休み、　ムスメのおでこのにきびが　鼻のほうへ進出してきましてね。

本人が気にして　何度も鏡を見に行っているようなので、　「にきびくらいで　おおげさかな」　とおもいながら　皮膚科に連れて行きました。

そしたら、　お医者さん開口一番　「これはひどいね」

･･･････････そうか、　ひどかったのか･･･････　もっと早く連れて行ってやるべきでした･･･････反省。


















わたしの待てる限界　（沈黙に耐えられる限界）　と　ムスメが口を開けるタイミングが　毎回ほぼおなじ･････


しかし、　入学前は　お医者さんの前でこんなだったムスメも、　おまわりさんには　じぶんから進んで返事してました。

ちょっとだけ　オトナの階段をのぼったのかもしれない。